2018年08月10日

出稼ぎの仕送り額、前年比3割増

 ボフダン・ダニリシン・ウクライナ国立銀行理事長によると、2018年1-5月期の個人によるウクライナへの送金額は45億ドルで前年同期比30%増だった。
 2017年の個人仕送り額は国立銀行の新基準によるとGDPの8.4%に相当したが、今年度は30%増で推移している。ダニリシン氏は、ウクライナの海外出稼ぎの要因として、軍事侵攻、長期的かつ深刻な経済危機、そして失業を挙げた。また、15-70歳に占める出稼ぎの割合は8%であり、大規模な出稼ぎはウクライナの将来的な経済発展の脅威となる、と指摘した。出稼ぎを減らすためには、複合的な措置が必要であり、特に就職口を増やす、政府機構の強化、就業条件の改善、労働生産性の増加等が必要だ、とした。

posted by 藤森信吉 at 14:10| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする