2018年07月04日

出稼ぎ送金はウクライナGDPの10%に相当

 こちらによると、2018年度第一四半期のウクライナへの送金額は前年同期比34.2%増の26億1400万ドルで、GDPの10.2%に相当する。
 ウクライナ国立銀行の統計によると、2016年および2017年の第一四半期がGDP比8.9%で2008年以来の最小、昨年の第二四半期がGDP比9.1%で最大だった。銀行の代理口座経由が40.1%増の7億6100万ドル、国際支払いシステム経由が6.8%増の5億7800万ドル、非正規チャンネル経由が47.6%増の12億7500万ドルだった。地域分布は、2016年にポーランドがロシアを上回って以来、その傾向が続いており、今年度第一四半期においてもポーランドからの送金額は44.9%増の8億6500万ドルだった。他方、ロシアからの送金額は前年同期比マイナス8.3%の3億ドルだった。第三位はアメリカからで29.7%増の1億9200万ドルだった。ついでチェコ、イタリア、ドイツ、イスラエル。イギリス、UAE、シンガポール、オランダ、トルコ、と続く。
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ウクライナ危機前後の最大の変化の一つが「出稼ぎ先がロシアからポーランドに変わった」こと。
しかしGDP比2割超の沿ドニエストルやモルドヴァに比べるとまだまだ少ない数字だ。ところで非正規チャンネルとは地下銀行の類だろうか?
posted by 藤森信吉 at 13:49| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする