2018年07月01日

ポーランド、ガスプロムに勝利

 PGNiG社によると、ストックホルム仲裁はガスプロム社に対する同社の値下げ要求を認めた。
 ガスプロム社によるポーランドへの長期ガス契約(ヤマル契約)において、ガスプロム社は長年にわたり、西ヨーロッパ市場を著しく上回る契約価格を提示しており、価格見直しを拒否してきた。裁定は契約価格の引き下げを認め、ガスプロム社が求める現在の非市場価格の維持を却下した。現在の契約価格は、ガス価格の市場レベルを反映しておらず、2014年にPGNiG社は価格見直し条項の適用を求めた。2015年5月の再交渉期間終了後に、PGNiG社はストックホルム仲裁に調停を申請した。ヤマル契約は1996年に調印され年100億m3が供給される。ガスプロム社によるtake or Pay条項で、PGNiG社は87億m3以上を引き取らねばならない。契約は2022年まで有効である。PGiNIG社の戦略は供給源多元化であり、バルト海パイプライン・ガスリンクの建設に傾注している。また、LNG輸入も開始しており、昨年度、同社輸入ガス量の13%はLNGであった。LNGはカタール、ノルウェー、アメリカから供給された。



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価格に関する国際調停でガスプロム社は負けまくってますな。
posted by 藤森信吉 at 15:13| Comment(0) | エネルギー問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする