2018年07月19日

ドドン、沿ドニエストル問題について語る

 プーチン大統領がコザークを対モルドヴァ通商発展問題ロシア大統領特別代表に任命したことに関連し、こちらにドドン・モルドヴァ大統領の反応がまとめられているので簡単に紹介。

 近日中にモルドヴァ・ウクライナ通商経済協力問題政府間委員会の共同議長にドミトリー・パトルシェフ・ロシア農相が任命される予定である。秋にはコザーク氏とともに両名がモルドヴァを訪問することになる、とドドン大統領はモスクワ訪問時に明らかにした。

・コザークの特別代表任命について
 第一に、沿ドニエストル担当、ではなくモルドヴァ担当、というのが重要である。これは沿ドニエストルがモルドヴァとは別と見なされていないことを意味する。我々は一つの国である。

・ロシアやプーチン大統領との対話について
 残念ながらモルドヴァ内閣はロシアとの対話がお望みでないようだ。しかし対話は必要だ。コザーク氏をモルドヴァに招待し、両国の政府間委員会共同議長も参加し、今後の発展を協議する。ドドン大統領とプーチン大統領間の対話のみに基いて近年関係が進んでいる、というのは正しくない。

・コザーク・プランについて
 2003年は我々が沿ドニエストル問題の解決の機会を失った年である。本モデルは依然として現実的だろうか。多くが変わってしまっている。しかし、我々は他所で立案されたモデルを受け入れるべきではなく、キシナウで、チラスポリの合意の下で作られ、そして5+2に提出される計画でなければならない。三段階からなる。第一に政権内(大統領・内閣・議会)とキシナウの社会でコンセンサスを得る。第二にチアスポリ側と協議する。そしてモデルが採用され、第三段階として5+2フォーマットで協議される。モデルはロシア、アメリカ、EUで作られるものではなく、国内でのみ作られる。

・民主党のPR作戦、将来の内閣について
 最近の国連、OSCE議会アンサンブル、そしてNATOの宣言(沿ドニエストルからロシア部隊の撤退)は沿ドニエストル関係や5+2フォーマットの良化をもたらされない。これは与党のPR作戦であり、具体的な影響を得られることはない。モルドヴァの来る議会選挙では、親モルドヴァの議会多数派が誕生するであろう。親EUでも親ロシアでも親NATOでも親ユーラシア同盟でもない。



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 ワールドカップで盛り上がっている最中の14日にドドンはモスクワでプーチンと会談したようですな。 ドニエストルにおけるロシアの平和維持軍やユーラシア経済同盟を絶賛。
posted by 藤森信吉 at 21:44| Comment(0) | その他旧ソ連共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

上半期石炭統計

 こちらによると、2018年1-6月のウクライナの石炭産出量は前年同期比マイナス10.5%の1649万5300トンだった。
 コークス炭はマイナス8.2%の320万1500トン、エネルギー炭はマイナス11.1%の1329万3800トンだった。ドネツィク州の探鉱は580万1500トン(マイナス8.3%)を産出、ルハンシク州の炭鉱は28万2200トン(マイナス81.4%)、ドニプロペトロフシク州の炭鉱は955万600トン(マイナス2.9%)、リヴィウ州の炭鉱は80万2900トン(+13.9%)、ヴォリン州5万8100トン(+2.3%)だった。
2017年3月15日、DTEK社は、被占領地域内の全企業のコントロールを失った。特にСвердловантрацит炭鉱、 Ровенькиантрацит炭鉱、Комсомолец Донбасса炭鉱は2011-13年間、毎年1700-1900万トンを産出していた。
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コントロールを喪失した炭鉱を除くと、ほぼ前年と同じ生産量のようだ。人民共和国に行くとき、ドンバスの 炭鉱の町をいくつか通過したが、実に寂れていて哀愁を帯びていた。なんというか、夕暮れ時の昭和の団地みたいな感じ。
posted by 藤森信吉 at 20:51| Comment(0) | エネルギー問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月18日

ウクライナ人の海外旅行回数、倍化

 こちらによると、ウクライナの海外旅行者数は今年度22-28%増加予定である。
 Join UP!旅行代理店のアレクサンドル・アリバ氏によると、2018年、旅行業者は200-210万人のウクライナ人を海外旅行に送り出し、今年度22-28%増となる予定である。内100万人はえじぷと、65万人がとるこ、4.5万人がUAEである。同社は、2015年に海外旅行者20万人、2016年は70.7万人、2018年は100万人を送り出した。
 Visa Global Travel Intentions Study によると、ウクライナ人の旅行数はヨーロッパ水準の半分であるが、2年間の内に現在の1.2回/年から二倍の2.5回/年になり、旅行期間も世界平均の8日間となる。40%のウクライナ人はツアー、60%は自己手配もしくは代理店の一部のサービスのみの利用となっている。
posted by 藤森信吉 at 13:43| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月17日

ウクライナ船舶の拿捕増加

ウクライナ・インフラ省によると、ケルチ海峡におけるウクライナ船舶の拿捕数が急増している。
 ラヴレニューク副大臣によるとその数は148隻に達している。副大臣は「連日、ウクライナ港公社は、マリウポリ港/ベルジャンシク港に出入港する船舶がロシア連邦治安当局による検閲のため拿捕されていることを記録している。データは全てインフラ省およびウクライナ外務省に提出されている。船長、代理店および港湾関係者、議員から、根拠なき船舶拿捕の件数増加について請願を受けている。斯様な傾向は続けられてはならない。ロシア連邦の違法な行為に対抗し、ウクライナ側は統一された立場を形成する必要がある」と述べた。

posted by 藤森信吉 at 12:55| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

米ロサミット共同記者会見

 こちらに米ロサミット後の共同記者会見のテキストが掲載されているのでウクライナ関係のみピックアップ。

プーチン「ウクライナ内の危機について、ミンスク合意の実現に関心が払われた。アメリカは、この問題の取り組むようウクライナ政権の背中を押すことができるだろう」

質問「ノルドストリーム2について」
トランプ「ドイツの最上の利益となるかは分からないが、ドイツが決めたことだ。我々のLNGと競合することになる」
プーチン「トランプ大統領はウクライナ経由がなくなることに懸念を示されたが、この輸送を継続する用意があることを再確約した。ストックホルム仲裁で解決されれば、ウクライナ経由の輸送は来年度、拡大する用意すらある」

質問「トランプ大統領は、クリミアのロシア領承認を示唆しましたか」
プーチン「トランプ大統領は、クリミア併合は違法であるとの立場を維持している。我々の観点は違う。国連憲章と国際法に基づいた住民投票を行なった。この問題に関し議論の余地はない」
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 ウクライナ政権は一安心。直前のポロシェンコの説得が功を奏したか(笑) 


posted by 藤森信吉 at 10:44| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月16日

沿ドニエストルの2018年上半期貿易、前年同期比5割増し

 こちらによると、2018年1-6月の沿ドニエストルの貿易額は前年同期比52.76%だった。
 同国通関委員会のデータによると、輸出額は70.1%増の3億5090万ドル、輸入額は44.3%増の6億1660万ドル(内2860万ドルは自然人による商品・自動車の輸入)であった。
 主要輸出品は鉄鋼で1億6610万ドル(前年同期比2.4倍)、食品5730万ドル(87.1%増)、電力5380万ドル(18%増)となっている。主要輸入品はエネルギーで2億2020万ドル(36.6%増)、鉄鋼製品(屑鉄)1億3580万ドル(2.4倍)、食品 6580万ドル(8.5%増)となっている。
 輸出入相手国はロシアで2億7260万ドル(輸入2億3660万ドル、輸出3600万ドル)、ウクライナ2億4850万ドル、モルドヴァ1億5030万ドルとなっている。
 なお、通関委員会の統計方法が年始から変更されており、以前の方法で比較すると、貿易額の伸びは52.7%ではなく38.2%となる。
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統計の取り方を変更して成長を演出・・・どこかで聞いたような・・・・
posted by 藤森信吉 at 11:58| Comment(0) | その他旧ソ連共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月15日

EUへの片道切符

 こちらによると、ウクライナ鉄道公社は2018年上半期に宇クイラナからEUへ18万7千人の旅客を運んだ。他方で、逆方向は11万1千人だった。また、2017年上半期は、ウクライナからEUへ8万1千人、EUからウクライナへは4万7千人だった。ウクライナ・EU間の総旅客数は2018年上半期/2017年上半期で2.3倍となった。
 最も人気があるラインは、キエフ・ペレムィシリ(ポーランド行)で13万2千人が利用、ウクライナからEU行きの70.6%を占めている。次いで、キエフ・ワルシャワで1万3千人が利用した。また、販売は約50%がインターネットで、2017年の41%から上昇している。

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復路は空路なのか、中古車を買って運転して戻ってくるのか、そのまま不法滞在しているのか、気になるところ。
posted by 藤森信吉 at 00:06| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月14日

コザーク、対モルドヴァ大統領特別代表に任命される

 こちらの大統領令によると、ドミトリー・コザーク副首相が対モルドヴァ通商発展問題ロシア大統領特別代表に任命された。
 コザークを沿ドニエストル問題特別代表に任命した大統領令(2012年3月21日付および8月2日付)の失効も併せて発表された。
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 沿ドニエストル問題はロゴージン副首相、対モルドヴァはコザーク副首相、とプーチンは大物を投入。コザークはドンバスの人民共和国の行政を指揮しているという説もあるが。
ラベル:モルドヴァ
posted by 藤森信吉 at 12:01| Comment(0) | その他旧ソ連共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ヤフコヴィッチ息子、ドンバスエネルゴの株式を売却

 こちらによると、アレクサンドル・ヤヌコヴィッチ(ヤヌコヴィッチ大統領の長男)は、ドンバスエネルゴの株式をマキシム・エフィモフ(ポロシェンコ連合所属議員)に売却した。
 市場関係者によると、エフィモフは、ヤヌコヴィッチ息子とイーゴリ・グメニュク所有のドンバスエネルゴ株式(60.8%)の全てを買い取った。株式はエネルゴインベスト・ホールディングの持ち株となっていた。エネルゴインベンスト・ホールディング社はインデリアス・ツェルニ(本名アンドレイ・チョルヌ)とロベルト・ベンシ(アメリカ)が保有しており、前者は国外移住しており、ザシャジコ炭鉱の所有者(ズヴァヒルスキー)の弟子とみなされている。後者はミハイル・アフェンジコフの代弁者として知られている。両者ともウクライナにおける財産の管理に問題を抱えていたヤヌコヴィッチ息子の名目的な存在であり、彼のコントール下にあった。
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色々と怪しい人がたくさん出てきてますねえ。
posted by 藤森信吉 at 11:20| Comment(0) | エネルギー問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月13日

ポロシェンコ、米ロ・サミット前にトランプと会談

 ポロシェンコ大統領は、 NATOサミットが行われているブリュッセルを訪問した。
以下、興味深い発言のみピックアップ。
トランプ大統領との会談について
 「米ロサミットの前にトランプ大統領と会談し信頼できる対話ができた。サミット前のトランプ大統領との会談は必要であり、会談に満足している。ノルド・ストリーム2問題について議論し、大統領に詳細な情報をお伝えした。クリミア併合問題についてはNATOサミット宣言文にある通りで、トランプ大統領を含む参加国首脳が承認している。また米議会や国務省の宣言でも同様の立場が記されている」
*決議文: We strongly condemn Russia’s illegal and illegitimate annexation of Crimea, which we do not and will not recognise.
米ロサミットについて
 「私は楽観的な人間なので悲観的なサプライズはないと思っている。米ロサミットは単なる顔合わせで討議の始まりだろう。ウクライナ問題が主たる議論テーマでクリミアの非合法な併合を認めないという政策が立場として言明されよう。第一の立場は、和平で、第二に占領の解除だ。和平はミンスク合意に立脚する安全保障パッケージで履行される。国連安保理決議による平和維持部隊の導入だ」
ノルド・ストリーム2について
「ノルドストリーム2はヨーロッパのエネルギー安保の脅威であり、明白にNATOの課題である。ノルドストリーム2の目的は、ウクライナやEU、NATO加盟国の多くに打撃を与えることにある。実現すれば、ヨーロッパ経済に大きなリスクを小座競ることになる」
ウクライナ・NATO関係について
 「ドアは開かれていると宣言文で強調されており、ウクライナに対する態度が示されたと思う。ロシアを含む如何なる国もウクライナの加盟過程をブロックすることはできない」

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 一行で書くと「蚊帳のど真ん中にいます」
トランプ大統領は、ノルドストリーム2についてドイツを激しく批判したが、ペトロの考えをドナルドが聞き入れたという解釈もw。
posted by 藤森信吉 at 11:08| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月12日

フロイスマン首相「閣僚はロシア側と接触禁止」

 こちらによると、フロイスマン首相は、閣僚に対し、ロシア側との接触に注意を喚起した。
 首相は、全閣僚に対し、あらゆるロシア側との接触はウクライナ外務省経由で行うことを遵守すること、そして、侵略国・敵国との如何なる会話も行わないこと、政府の指令の枠内で行動すること、を呼び掛けた。また、外務大臣に対し、厳格な行動指標を策定するよう、求めた。
 斯様な首相の発言は、メディアが、ウクライナ・エネルギー相がロスアトム第一副社長に宛てた親書を報道したことに対するものと考えられている。エネルギー相は、閣僚会議内で、その親書は、直接宛てたものではなく、ウクライナ外務省に送ったものであり、かつ協力関係ではなく、関係終了を求めたものである、と弁解していた。
posted by 藤森信吉 at 22:01| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ウクライナ、経済成長率を上方修正

 ウクライナ閣僚会議は、ウクライナ経済発展商業の2019-2021年経済社会発展予測を承認した。
それによると、2018年のウクライナGDP成長率は3.2%で、ベースシナリオでは2019年に3%成長、2020年に3.8%、2012年に4.1%成長と
なる。2021年のGDP実質成長率は、2013年比で101.6%となる。
 他方、インフレ率は鎮火し、2019年に7.4%、21年には5%以下となる。2018年は9.9%を予測している。失業率については、2019年の8.9%から2021年には8.3%へ低下する。貿易およびサービス輸出額は、2019-21年で年平均8.7%成長する。
2019-21年の経済成長は国内消費と投資拡大によってもたれさる。
posted by 藤森信吉 at 21:37| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月11日

中国、ウクライナの核燃料生産事業に参加か

 ウクライナ・エネルギー石炭産業省によると、ウクライナ側は、核燃料生産事業の株を中国原子能工業有限公司に譲渡する交渉を開始した。
 2010年にVVER1000型の核燃料製造工場に関する合弁企業がTVEL社との間で創設され、8000万フリブナ(1000万ドル)が支出された。うち、520万ドルはTVEL社製機器生産に対する前払い金であった。ウクライナ側は、TVELの持ち株を他の投資家に売却し、前払い金の返済を求めることを提案している。ウクライナ側は、工場建設の投資を呼び込むため、2015-16年に中国中国原子能工業有限公司との間で交渉を行い、同社がTVELの株を買い取ることが予想されている。同社は三者協議に参加する意向を示しており、協議では中国側の参加条件やTVEL社の持ち株の購入問題、協力のだ一段階について協議されることになっている。
posted by 藤森信吉 at 18:29| Comment(0) | エネルギー問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月10日

人民共和国もワールドカップ観戦で盛り上がる

 こちらによると、ルガンスク市にファン・ゾーンが設けられ、合計5千人以上が観戦した。
 ルガンスク人民共和国文化スポーツ青年省によると、ルガンスクのチアトラーリナヤ広場にファンゾーンが設置され、特に7日のクロアチア戦の観戦者は3千人を超えた。ファン・ゾーンはワールドカップにおけるロシア代表を応援するために設けられ、大変、エモーショナルのものとなった。観戦は無料であった。6月14日のサウジアラビア戦では百人、6月25日には400人以上、7月1日は千人以上がファン・ゾーンで観戦した。
「ロシア代表チームは歴史的偉業を成し遂げ、ルガスンク人民共和国のサポーターはロシアチームの躍進に大いに貢献した。通信マスコミ省、インフラ省、運輸省、ルガンスク市行政、国家テレビラジオ局、ルガンスク・サッカー連盟、青年団体、社会団体「ミール・ルガンシネ」の支援があったことも強調したい」と同省副大臣は述べた。

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 これ、放映権どうなっているんだろうか。なお、期間中、ワールドカップ観戦者のツアーがドンバス・アリーナを観光したという記事も。ロストフ・ナ・ドヌからこっそり越境した日本人サポーターもいるのでは。
posted by 藤森信吉 at 13:24| Comment(0) | 人民共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

EU「ロシアの侵略とか選挙とか関係なく改革を続けろ」

こちらによると、ブリュッセルで第20回EU-ウクライナサミットが開かれ、共同宣言が採択された。
 共同宣言はウクライナのEU加盟意欲を歓迎し、ロシアによるウクライナ侵略を批判するとともに、さらなる改革の深化をウクライナ側に要求している。
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最近の改革鈍化にガツンと言っています。
 the pace of reforms should be maintained, including during the upcoming pre-election period.
posted by 藤森信吉 at 12:54| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月09日

ウクライナ鉄鋼業界、ドンバス封鎖を克服

 こちらによると、ウクライナの冶金業界は2018年上半期で1035万トンを生産した。これは2017年1-2月の人民共和国内企業の数字を入れるとプラス1%、除くとプラス5%であった。
 銑鉄生産量は前年同期比プラス14%(人民共和国を含めるとプラス8%)、圧延 プラス10%(同5%)、鉄鋼プラス5%(同1%)であった。
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 人民共和国内の生産を喪失(ウクライナ公式統計から省かれる)にも関わらずこの数字は御立派。というか、ドンバスって経済的に必要ないのでは。
 
posted by 藤森信吉 at 13:08| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ポロシェンコ、ポーランドと遺体発掘調査で合意

 こちらによると、ポロシェンコ大統領はポーランドを実務訪問した。
 大統領は、1944年にポーランド農民軍およびポーランド国内軍によって犠牲となったサフリン村のウクライナ人犠牲者の碑のオープン式典に出席した。大統領は「共通の歴史的過去に対する一方的な政治的評価に反対する。ポーランドの国家記憶院法の改正とウクライナ人に関する条項の見直しを支持する」と述べた。また、歴史家レベルでの専門家対話に賛成の意を表明し、昨年12月のハリキフにおける両国大統領合意にそって、近日中にウクライナ領におけるポーランド側の遺体発掘作業が再開される」と述べた。
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同日、ポーランド大統領はヴォリン悲劇の式典でウクライナを訪問。
ポロシェンコ:農民軍、国内軍によるウクライナ人犠牲者の式典でポーランド訪問
ドゥダ:UPAによるポーランド人犠牲者の式典でウクライナを訪問
posted by 藤森信吉 at 12:32| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月08日

レフコ・ルキヤネンコ逝去

 ウクライナの詩人、反ソ運動家、元最高会議議員のレフコ・ルキヤネンコが逝去した。ルキヤネンコは1928年8月24日、チェルニホフ州で生まれ、1961年に反ソビエト扇動およびプロパガンダで有罪となった。1976年、ルキヤネンコは釈放され、「ウクライナ・ヘルシンキグループ」の創設者の一人となり、翌年、再び逮捕された。1988年、釈放された。ルキヤネンコは26年間、拘留の身にあった。2005年、ルキヤネンコはウクライナ英雄章を授与され、2016年にタラス・シフチェンコ国民章を授与された。
 ポロシェンコ大統領は「彼はソ連の矯正キャンプや今日のロシアの侵略に折れることはなかった。ウクライナを愛する、という大いなる火を我々に与えてくれた。彼は真の英雄の出であり、不滅だ」とfacebookに記した。
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ディシデント達が独立ウクライナを導いていく、と当時は思ったものだ。
posted by 藤森信吉 at 12:16| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月07日

沿ドニエストルの平均月給は255ドル

 沿ドニエストル経済発展省の「2018年1-5月社会経済発展報告書」によると、沿ドニエストルの平均月給は年始から9.3%増の4185沿ドニエストルルーブリ(255ドル)となった。
 6月1日現在で、沿ドニエストル内には8万8千の就業口があり、工業に2万3500人、教育機関2万500人、保健1万700人が就業している。月給が高い職種は銀行部門で8143ルーブリ、次いで通信、工業、となっている。



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ウクライナ最貧州より平均月給が高いのでは。
posted by 藤森信吉 at 15:46| Comment(0) | その他旧ソ連共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ナフトガス、またまたストックホルムに訴える

 こちらによると、ナフトガス・ウクライナ社は輸送料の見直しをめぐり、・ストックホルム商業会議所仲裁裁判所に調停を申請した。
 ナフトガス・ガスプロム間のガス輸送契約は、両者がヨーロッパガス市場において顕著な変化があり、ガス輸送料がヨーロッパ水準と合致していない場合、輸送量の見直しを求めることができると規定されている。2018年2月28日のストックホルム裁定は、輸送料の見直しは手続き上の理由から棄却されており、それ故にナフトガス社は見直しを求める権利を有している。2009年の調印後、ヨーロッパ市場では大きな変化があり、輸送料はヨーロッパ水準と合致していない、ガスプロム社は建設的な交渉を拒否しており、ナフトガス社は2018年三月以降のガス料金の見直しを求めることにした。概算115.8億ドルの価値がある。
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 2006年ガス契約(RosUkrEneroが介在した契約)や2009年ガス売買契約は契約書のコピーがリークされたが、2009年ガス輸送契約は公表されていない(そもそも公表されるものではないが)ので、何とも判断しようがないところ。
posted by 藤森信吉 at 14:26| Comment(0) | エネルギー問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする