2018年06月16日

新内閣でもロシアの人民共和国政策は変わらず

 こちらによると、ドミトリー・コザークが引き続き人民共和国の人道支援を担当する委員会を監督する。
 2014年末に立ち上げられたウクライナのドネツィク・ルハンシク州領被災者人道支援に関する省庁間委員会はロシアの新内閣発足でも継続される、と消息筋は述べた。責任者はドミトリー・コザーク副首相である。クリミア、セハヴァストリーポリその他地域の全権はムトコ副首相に移譲された。昨年9月、コザークが議長をした会議で、クリミア、カリーニングラードのプロジェクトを行うため、人民共和国への人道援助の停止が協議され、然るべき措置が財務省に送られた。
 クレムリンにおけるドンバスの政治問題担当陣営も同様に変わっていない。スルコーフが引き続き担当する、とペスコフ報道官は述べた。これはプーチン大統領が、ドンバス問題の戦略を変える意思がないことを示しており、また代わりの人物がいない、交替した場合のリスクがあると考えれている。ミンスク合意の凍結化はクレムリンに好適である、と消息筋は述べている。MUGIMOのソロヴェイ教授は、モスクワは沿ドニエストル路線をとっており、ロシアの条件でドンバスをウクライナに再統合する機運は熟していない、「沿ドニエストル化」はロシアやドンバスにおける特定のグループと結びついており、ウクライナからの密輸の窓を維持することによるビッグビジネスは過小評価してはならない、と述べた。
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FSB・GRU・コザーク・スルコーフの役割分担については諸説あり。
posted by 藤森信吉 at 09:56| Comment(0) | 人民共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする