2018年05月26日

ベスキディ・トンネル開通

 こちらによると、ペスキディ・トンネルが開通した。
 式典であいさつしたポロシェンコ大統領は「過去数十年間におけるウクライナ最大のインフラであり、ロシアの侵攻と戦っているさなかの4年半で完成に至った。トンネルはヨーロッパに続ている。EUとの連合協定調印、CFTAの発効、そしててビザなし渡航体制発効と明確に一致している」と述べた。
トンネル自体の計画は20年前に遡るが、発破は2014年に行われた。「このトンネルはウクライナ鉄道公社、ウクライナ当局、EBRDとEIBの協力の証である」とと自賛した。プロジェクト費用は30億フリブナである。これによりウクライナ鉄道貨物のEUへの輸送量は年20%増となる。大統領は「ウクライナは、天然ガス、エネルギー資源のみならず貨物のトランジットとしても信頼できる国であことが重要である」と述べた。
 トンネル全長は1764メートルでウクライナの鉄道トンネルで二番目の長さとなる。新トンネルは列車が100往復/日可能であり、カルパチアからイタリア、スロベニア、ハンガリー、スロヴァキア方面への輸送力を数倍高めることになる。旧ベスキディ・トンネルは1886年から稼働しているが、47往復/日しかできない。



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IMFとの交渉、決裂

 こちらによると、パルビー・ウクライナ最高会議議長とIMFおよびヴェニス委員会との対汚職裁判所法案に関する交渉は合意なく終わった。
  主たる議題は国際専門家会議に拒否権を付与させる点であり、合意が得られなかった。5月21日、ウクライナ最高会議立法問題委員会は、対汚職裁判所の設置法案を採択し第二読審議用に送付していた。2017年12月22日、大統領案が議会の審議に登録されており、同様の議員立法案が4つ登録されていた。ウクライナの諸国際パートナーはウクライナに対し、大統領案に対する厳しい注文を付けていた。2018年3月1日に、議会は、大統領案の修正法案第一読を可決していた。大統領は、第二読の議決を認めない、と述べていた。

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