2018年04月21日

モルドヴァ、沿ドニエストル輸入企業に対し通関手数料の徴収を開始

 こちらによると、モルドァ通関当局が沿ドニエストル企業の通関手数料の徴収を開始した。
 クチュルガン出入国ポイントにおいて、沿ドニエストル企業は通関処理手数料として60米ドルを支払わなければならない。斯様な手数料は沿ドニエストルでは175ルーブリである。沿ドニエストル大統領は、OSCE代表団との会談において、沿ドニエストルの経済安保に対する脅威である、と表明していた。5月からは個人企業に対しても徴収が開始され、個人・法人とにも申告価格1000ドル以下は申告の対象外となる。沿ドニエストル内の5万人あまりの小企業従業者の脅威となる。クチュルガン通関ポイント単独の稼働で沿ドニエストルが蒙る直接損害額は年4000万ドルで、共和国GDPの6%に達する。この件で沿ドニエストルは戦略パートナーであるロシアとの対話を強化している。

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沿ドニエストルは輸出だけでなく輸入に関してもモルドヴァ通関に完全にコントロールされることに。2006年に開始された通関戦争はモルドヴァの完全勝利。
posted by 藤森信吉 at 21:17| Comment(0) | その他旧ソ連共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする