2018年04月02日

ドネツクコークス、清算

 こちらによると、Metinvest社は傘下のドネツクコークス社の清算を決定した。
 29日のMetinvest社の株主総会によって決定されたもので、ドネツクコークス社(資本金6227万フリブナ)は、ドネツク州の非占領地に立地しており、利潤を生みだすことが困難になっていた。
 ドネツクコークス社の純損失は2016年の2869万6千フリブナから2017年に250万4千フリブナへと縮小していた。ドネツクコークスは高炉用コークス、コールタール、硫酸アンモニウム生産に特化していた。かつて、ドネツク州には3つのコークス工場があったが、段階的に縮小整理されており、ドネツクスターリ用にドネツクコークスのコークス炉バッテリー2基が稼働しているだけであった。
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簡単に説明すると「アフメトフが傘下のゴミ企業を整理」。
ウクライナ法人格が清算されただけで、人民共和国政府に接収された「国有企業ドネツクコークス」は健在な訳だが、結局は苦しいようで、こちらの記事によると、3.5か月分の遅配を抱えているとのこと。
posted by 藤森信吉 at 17:09| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ウクライナ国民の可処分所得、上昇

 こちらによると、2017年度のウクライナ人の収入は2兆4758億フリブナ、支出は2兆5488億フリブナで貯蓄はイナス690億フリブナだった。
2017年の名目収入は前年比24.4%増加、可処分は21.3%増加した。実質可処分所得は物価水準を考慮すると6%増加したことになる。可処分所得は国民一人当たりでは43592.8フリブナで、前年比で7983フリブナ増となった。
2017年の支出は前年比26.8%増だった。収入の内訳は、44.3%が賃金、35.2%が社会保障費その他支払い、17.5%が利潤その他、3%が資産から発生した収入だった。
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 可処分所得は年1700ドルということに。
posted by 藤森信吉 at 14:26| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする