2018年03月06日

ガスプロム、2009年ガス契約終了を公式通告

 こちらによると、ガスプロム社はナフトガス・ウクライナ社に対し、ガス供給・輸送契約(2009年契約)の終了を公式に通告した。
 これに対し、ヴィトレンコ・ナフトガス・ウクライナ社商務部長は、契約上、終了プロセスは、当事者が合意した後、供給に関しては30日、輸送に関しては45日を必要としており、またガスプロム側が言う終了する理由には根拠がない、とした。他方で、ナフトガス社は、ガスプロム社との間で、ヨーロッパ法に準拠する契約なら協議する用意がある、とした。さらに、ガスプロム社が4月もガス供給を拒否した場合、ヨーロッパのガス価格がロシア・ウクライナ間価格より高くなった場合は補償を求める、とした。
また、ヴィトレンコ氏は、45日以内に合意が得られず、ガスプロム社がストックホルム仲裁に提訴するなら、審議は数年に及び、2009年契約は事実上、2019年末まで機能することになろう、との見方を示した。
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5年前
・ウクライナ「2009年ガス契約を見直したい、契約価格は市場趨勢に則していない」
・ガスプロム「はあ? 2009年契約の価格は市場価格だろ、このままで問題なし」

・ガスプロム「ストックホルム裁定でガスプロムにとって経済性がなくなったから破棄したい」
・ウクライナ「はあ? 裁定通りにしろよ」
 あと、この件に関するロシア・メディアの大本営発表ぶりは必見。
posted by 藤森信吉 at 20:00| Comment(0) | エネルギー問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

沿ドニエストル、発電量激減

 こちらに、沿ドニエストルのモルドヴァ地区火力発電所(MGRES)の2017年データが公開されているので簡単に紹介。
・発電量(十億kWh) 3557.200(前年比マイナス20%)
・発電設備利用率 16.11% (20.19%)
 MGRES社は、消費者サイドの需要変動によるものである、と説明している。4-5月、MGRESはモルドヴァに電力を供給せず、6月からは価格が10%引き下げられた。他方、売上高は、前年比26.6%増の61億4200万ロシア・ルーブリ(約1.1億ドル)で、前年比5%増の1億9050万沿ドニエストル・ルーブリ(約1220万ドル)を納税した。
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 2017年の電力輸出額は前年比で半減しているので、こんなもんですかね。
posted by 藤森信吉 at 15:38| Comment(0) | その他旧ソ連共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする