2018年03月17日

ガス圧、契約値に戻る

 こちらによると、ガスプロム社は、契約最低値である60atm/cmに2017年12月12日以来、初めて引き上げた。
posted by 藤森信吉 at 19:26| Comment(0) | エネルギー問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年03月16日

ウクライナ外務省、ロシアとの友好条約破棄の用意

こちらによると、ウクライナ外務省は、ロシアとの友好協力パートナー条約の破棄とCIS脱退を計画中である。
 外務省報道官によると、ウクライナ外務省はロシアとの友好条約の全部・一部の停止あるいは破棄の可能性について検討・提案を準備中であり、最終的な決定は大統領が行う、とした。また、CIS脱退については、「ウクライナは脱退の意思があるが最終決定はなされていない。国民にとってどの合意が重要なのかを考える必要があり、その検討を行っているところだ」と述べた。
posted by 藤森信吉 at 12:32| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年03月15日

ウクライナ、ナショナルチームのロシア大会参加を禁止

 ウクライナ青年スポーツ相は、ウクライナのナショナルチームがロシア連邦領内で行われるスポーツイベントに参加することを禁じる省令に署名した。
 法文は、侵略国内でコーチ、トレーニングを受けることも禁止しており、ウクライナのすべてのナショナルチームのメンバーはロシア連邦内のあらゆる大会に参加することを禁じられる。
 ジダーノフ大臣は「今日、我々にはより確固たる行動が求められている。これは最近採択されたドンバス再統合法に則したものである」と述べた。また、ジダーノフ氏は、世界アンチ・ドーピング機関コードを侵害・無視する国で大会を開かせないよう、国際競技連盟にアピールを行った。
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 2018年ロシア・ワールドカップ・サッカーはどうなるのか、と思ったら、ウクライナは予選敗退だったw
posted by 藤森信吉 at 18:25| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

世界有数の「不幸な国」ウクライナ

 世界幸福度報告書2018年版によると、ウクライナの幸福度は世界156か国中、138位で旧ソ連諸国中、最下位となった。ウクライナは、2017年度132位、2016年度123位だった。2008-2010年と比べ最も幸福度を下げた国はウクライナ、イエメン、シリア、マラウィ、ベネズエラとなった。
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 旧ソ連諸国で見ると
ウズベキスタン(44)、リトアニア(50)、ラトヴィア(53)、ロシア(59)、カザフスタン(60)、エストニア(63)、モルドヴァ(67)、トルクメニスタン(68)、ベラルーシ(73)、タジキスタン(80)、アゼルバイジャン(87)、クルグズスタン(92)、ジョージア(128)、アルメニア(129)となっている。因みに日本は54位。
posted by 藤森信吉 at 17:38| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年03月14日

ガスプロム、契約破棄は違約金発生を避けるため

 こちらによると、ガスプロム社は2009年契約の破棄をロシア政府に報告した。
メドヴェージェフ首相とミレルCEOとの実務会談の興味深い点をピックアップ。
ミレル「ストックホルム仲裁は非対称的な決定をした。供給と輸送の2契約の当事者の利益バランスを損なった。ガスプロムはナフトガス・ウクライナ社に25.6億ドルを負っている。ナフトガス社は今後、契約が終わる2018年および2019年に、ストックホルム仲裁に基づいて我々に違約金を課すと宣言しており、さらに数十億ドルを払う必要が出てきた。これは、経済的に非効率で、実用的でなく、ガスプロム社はストックホルム仲裁の裁判を通じて契約破棄に着手することを決定した。既に供給契約については訴えており、輸送契約についても月末までに訴える予定である」
メ「ヨーロッパへの輸送はどうなるのか」
ミ「契約破棄のプロセスは疑いもなく迅速なものとはならない。1.5年〜2年はかかる。ウクライナ経由のヨーロッパへのガス輸送は何の問題ない。契約外抜き取りもない。ストックホルム仲裁の新しい審議が、契約者間の不均衡を是正するだろう。ウクライナ側が、ウクライナ領経由のガス輸送の継続について、経済的効率性・優位性を示せるのであれば、仮に提案されたなら、検討する用意がある」
メ「選択肢を狭める必要はない。貴殿の言う通り、これは契約の効率性・有意性の問題に過ぎない」
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 供給契約についてはウクライナ・メディアで2009年に暴露されているが、輸送契約は未公開(当たり前だが)。ship or payの項目の有無は謎。
posted by 藤森信吉 at 13:59| Comment(0) | エネルギー問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年03月13日

今度は80億ドル

 こちらによると、ナフトガス・ウクライナ社のロシアへの請求額は80億ドルに達している。
 ヴィトレンコ・ナフトガス・ウクライナ社商務部長によると、ロシアのクリミアの資産接収に関連し、ナフトガスと傘下の6企業がハーグの常設仲裁裁判所に請求している額は利子を含めると80億ドルに達している。5月に審議が行われる予定である。
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 クリミア併合は違法→クリミアのエネルギー資源をロシアが接収したのも違法、ということでロシアが負けそうな感じ。
 傍から見ると、ロシアはクリミア併合で、クリミア橋作ったり、公務員の給料や年金上げたり、地方交付金を増やしたり、さらにはウクライナ側から損害賠償金を請求されたり、とWestinghouseを買収した東芝状態大散財。

posted by 藤森信吉 at 11:57| Comment(0) | クリミア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年03月12日

オリンピック級人材の流出が続くウクライナ

 こちらにウクライナのアスリート国外流出の記事が掲載されているので簡単に紹介。
 独立以来、旧ソ連諸国はアスリートに国費をつぎ込んできたが、ウクライナは強いスポーツの伝統国であり若いスポーツマンを育成する特別機関と優れたコーチを持ちながら、これを維持することをしてこなかったし、できなかった。2018年平昌五輪を見てみよう。 ウクライナは男・女・ダンスとフィギュアスケートにエントリーしたが、他国に遅れをとった。アリオナ・サフチェンコは2002年までウクライナ・チームだったが、平昌ではドイツ代表で金メダルを獲得した。
 ハリキフ出身のアリサ・アガフォノヴァはトルコのペア代表として出場した。同じくハリキフ出身のマキシム・スポディリエフはポーランドのアイスダンス代表として出場した。イスラエルはウクライナから3名をリクルートし、オリクシィ・ヴィチェンコは男子シングルで、エフゲニー・クラスノポルスキーはペアで、そしてアデル・タンコヴァはアイスダンスとして加わった。スウェーデン人を父に、ウクライナ人を母に持つオデッサ生まれのアニータ・オストルンドがスウェーデン五輪委員会の支援を選んだことは驚きに値しない。
 ウクライナのプロ・アスリートは仕事と支援を求めて国外に散っている。ウクライナに戻る選手はほとんどいないだろう。仮にウクライナが安定し、繁栄を取り戻したとしたら、このような人材流出を防がねばならない。ウクライナ政府と国際ドナーは若手選手を育成する戦略プログラムを作り上げねばならない。
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イスラエルがリクルートした選手はユダヤ民族籍者のようです。
江川紹子的に表現すると五輪は「日本人スゴイじゃなくて個々の選手スゴイじゃなくて養った国スゴイ」
ジプシー選手を抱える国体の如し。ところで、何故、日本のマスコミはMirai Nagasuじゃなくて「長洲未来」と報道しているんですかね。
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2018年03月11日

全土ではためく赤黒旗

 こちらによると、ジトーミル州議会は州庁舎および市庁舎に赤黒の「OUN旗」を掲げる決議を採択した。
 決議は、OUN旗を民族解放闘争および英雄を讃える日に掲げる、としている。
1月1日 バンデラ生誕日
3月9日 シェフチェンコ生誕日
5月第四日曜日 英雄記念日
8月23-24日 ウクライナ独立記念日
10月14日 ウクライナ防衛者の日(UPA創設日)
11月21日 尊厳と自由の日
 決議は、官民問わず企業や団体にもOUN旗の掲揚を呼び掛けている。
同様の決議はリヴィウ州議会も採択している。
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ジトーミル・キエフ間には、いい感じの直線道路があって、私の自慢の100系カローラ(1300cc)で時速150km超を達成した記憶がある。
 えーと、何の話だっけ。コンサドーレ札幌は、是非、ウクライナ西部でキャンプを張るべきだ。熱烈歓迎してくれるはずだ。


posted by 藤森信吉 at 20:23| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年03月10日

NATO、ウクライナに加盟希望国の地位を付与

 こちらによると、NATOはウクライナに対し、加盟希望国(aspirant country)の地位を付与した。
 同時に、ジョージア、ボスニア・ヘルツェコビナ、マケドニアも同様の地位を得た。
加盟に向けた次の段階は、加盟の為の行動計画(MAP)への参加であり、マケドニアとボスニア・ヘルツェコビアは既にMAPに参加している。
 ウクライナは2017年6月8日に、NATO加盟が外交の優先課題であるとの法を採択している。
ポロシェンコ大統領は「我々の次なる野望はMAPのウクライナへの適用である。我々は確実に前進している」と述べた。
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客観的に見て、プーチンが暴れているおかげです! え、クリミアとドンバス? NATO加盟の国民投票で反対票投じる連中は隔離
posted by 藤森信吉 at 20:43| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年03月09日

Forbes長者番付2018年度ランキング

 Forbes誌が毎年恒例の世界長者ランキングを発表したので、ウクライナ人のみをピックアップ。
334位 リナト・アフメトフ 55億ドル(2017年 359位 46億ドル) 鉄鋼、石炭
1477位 コンスタンチン・ジェバホ 16億ドル (1678位 12億ドル) 鉱山
1561位 ユーリ・コシューク 15億ドル (1678位 12億ドル) 農業
1650位 ビクトル・ピンチューク 14億ドル (1795位 11億ドル) 鉄鋼パイプその他
1867位 ヘンナジィ・ボホリュボフ 12億ドル (1468位 14億ドル) 銀行、投資
2124位 イーホル・コロモイシキー 10億ドル 銀行、投資
2124位 ワジム・ノヴィンシキー 10億ドル 鉄鋼
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ヤヌコヴィッチの失脚、ドンバス内戦という危機から、アフメトフは見事に生き残りましたね。
posted by 藤森信吉 at 09:21| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年03月07日

ウクライナ政府、クリミア住民にロシア大統領選挙不参加を呼びかけ

 ウクライナ・一時的被占領地域・国内避難民問題担当省は、クリミア住民に対し、ロシア大統領選挙に参加しないよう呼び掛けた。
 占領国によるクリミア自治共和国における選挙実施は、ウクライナ憲法・ウクライナ法、国際法の原則・規範に違反しており、またウクライナ法「ウクライナの一時的被占領地域法」によると、クリミアには特別法が施行されており、占領国によるいかなる選挙も非正規かつ違法であるとされている。一時的被占領地域におけるロシア大統領選挙は、違法且つ非正規であり、選挙の正当性は疑問である、と同省は指摘している。
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 呼びかけている対象はクリミア人(крымчан)、国籍や民族籍のニュアンスはないので便利な単語だ。
posted by 藤森信吉 at 14:02| Comment(0) | クリミア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年03月06日

ガスプロム、2009年ガス契約終了を公式通告

 こちらによると、ガスプロム社はナフトガス・ウクライナ社に対し、ガス供給・輸送契約(2009年契約)の終了を公式に通告した。
 これに対し、ヴィトレンコ・ナフトガス・ウクライナ社商務部長は、契約上、終了プロセスは、当事者が合意した後、供給に関しては30日、輸送に関しては45日を必要としており、またガスプロム側が言う終了する理由には根拠がない、とした。他方で、ナフトガス社は、ガスプロム社との間で、ヨーロッパ法に準拠する契約なら協議する用意がある、とした。さらに、ガスプロム社が4月もガス供給を拒否した場合、ヨーロッパのガス価格がロシア・ウクライナ間価格より高くなった場合は補償を求める、とした。
また、ヴィトレンコ氏は、45日以内に合意が得られず、ガスプロム社がストックホルム仲裁に提訴するなら、審議は数年に及び、2009年契約は事実上、2019年末まで機能することになろう、との見方を示した。
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5年前
・ウクライナ「2009年ガス契約を見直したい、契約価格は市場趨勢に則していない」
・ガスプロム「はあ? 2009年契約の価格は市場価格だろ、このままで問題なし」

・ガスプロム「ストックホルム裁定でガスプロムにとって経済性がなくなったから破棄したい」
・ウクライナ「はあ? 裁定通りにしろよ」
 あと、この件に関するロシア・メディアの大本営発表ぶりは必見。
posted by 藤森信吉 at 20:00| Comment(0) | エネルギー問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

沿ドニエストル、発電量激減

 こちらに、沿ドニエストルのモルドヴァ地区火力発電所(MGRES)の2017年データが公開されているので簡単に紹介。
・発電量(十億kWh) 3557.200(前年比マイナス20%)
・発電設備利用率 16.11% (20.19%)
 MGRES社は、消費者サイドの需要変動によるものである、と説明している。4-5月、MGRESはモルドヴァに電力を供給せず、6月からは価格が10%引き下げられた。他方、売上高は、前年比26.6%増の61億4200万ロシア・ルーブリ(約1.1億ドル)で、前年比5%増の1億9050万沿ドニエストル・ルーブリ(約1220万ドル)を納税した。
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 2017年の電力輸出額は前年比で半減しているので、こんなもんですかね。
posted by 藤森信吉 at 15:38| Comment(0) | その他旧ソ連共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年03月05日

モルドヴァの平均賃金、12%増

 こちらによると、2017年のモルドヴァの平均名目賃金は5697.1レイ(335ドル)/月で、2016年より12.1%増加した。インフレを考慮すると、賃金上昇率は5.2%になる。
 公務員は18%増の5165.7レイ、実物経済部門は10.3%増の6491.8レイであった。最も高賃金の分野は金融・保険部門 13021.6レイ、情報通信産業 12875.5レイ、公共サービス(熱、電力、ガス、水道)部門 11127.5レイだった。他方、低賃金は、工芸、保養、ソーシャルケア、教育、保健であった。

posted by 藤森信吉 at 10:06| Comment(0) | その他旧ソ連共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年03月04日

ガスプロム、ウクライナにガス戦争をしかける

 こちらによると、2日、ガスプロムからのガス圧力が契約値より20%低下した。
 ウクラトランスハス社によると、14時に、ガスプロムがウクライナのガスパイプラインに供給する圧力が、スジャ・ガス計測ポイントにおいて契約の60-65atmから50.9atmに急落した。2018年1-2月にかけて圧力低下は度々計測されている。さらに、ロシアのEUへのルートは、ヤマル、ノルドストリームともに輸送容量の100%で稼働しており、ウクライナ・ルートのみが変動に見舞われている。
 これに関連し、ウクルトランス・ハス社は、EUからの緊急輸入と、国内ガス消費量の制限により、ウクライナ・ガス輸送システムのバランスを保つことに成功した。ポロシェンコ大統領は、ウクルトランスハス社が、迅速に危機的状況を克服したことを称賛するとともに、国民に、ガス消費を控えるよう、団結を呼びかけた。



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 実に分かりやすいねえ、というか、相手に分からすためにやっているのだから当然か。
今こそ「ロシアは信頼に足らないエネルギー供給国か」を議論すべき時(笑)
posted by 藤森信吉 at 13:49| Comment(0) | エネルギー問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年03月03日

ガスプロム、ウクライナとの契約終了へ動く

 こちらによると、ガスプロム社はウクライナとのガス供給・輸送契約の終了に動き出した。
 ミレルCEOは、「ストックホルム仲裁において、ガスプロムはナフトガス・ウクライナ社とのガス供給・輸送契約の終了を迅速に開始する必要に迫られた」と述べた。ストックホルム仲裁の決定は、現行契約における両者の利益のバランスを損なっているとしており、斯様な状況下では、ガスプロムにとって契約の継続は経済的に不適切で不利益である、とした。
 またこちらによると、メドヴェージェフ・ガスプロム副CEOは、ナフトガス・ウクライナ社から入金された3月期のガス供給の前払金を返還した、と述べた。
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供給はともかく、輸送に関しても契約終了に動く、ということですかね。2009年契約は名実ともに破棄、ということに。

posted by 藤森信吉 at 17:59| Comment(0) | エネルギー問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年03月02日

ガスプロム、逆ギレ

 こちらによると、コボレフ・ナフトガス・ウクライナ社長はテレビ局5チャンネルとのインタビューにおいて、「ガスプロムは、ナフトガス・ウクライナへのガス供給について、前払い金に関連付けて拒否しているが、これは、2018年度のtake or payの権利を自ら放棄しているということになる」と述べた。
 3月のロシア・ガス供給再開の可能性については「我々の理解は極めて単純だ。ガスプロムが決めていない。第一にストックホルム裁定で見直された契約義務をはたしていない。自動的にtake or payをウクライナに要求できないことを意味する。このことでガスプロムは潜在的に10億ドルの商機を逸していることになる。我々は40億m3のガスを買う義務はなく、これは我々の問題ではなくガスプロムが契約に反していることによる」と述べた。
 28日のストックホルム仲裁の決定により、ガスプロムは25億6000万ドルをナフトガス・ウクライナ社に支払わねばならず、3月1日から、52万6000ドル/日の利子が加えられる。しかしながら、ガスプロム社はストックホルム裁定に同意していない。
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 2009年契約内で係争問題はストックホルム仲裁で解決、と書かれているのだが、その決定を拒否、というのはいかがなものか。まあそのうち入金しそうですが。
posted by 藤森信吉 at 13:34| Comment(0) | エネルギー問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年03月01日

ウクライナ、ガスプロムに歴史的2連勝!!

 こちらによると、ストックホルム仲裁は、ガス輸送契約に関し、ガスプロム社に支払いを命じた。
 ストックホルム商業仲裁は、係争問題の大部分でナフトガス・ウクライナ側に有利な裁定を下した。
・ガスプロム社は規定輸送量を果たさなかったことにより46.3億ドルの損失を与えた。
・ガスプロムはナフトガス・ウクライナ社が2014-15のガス代残金を支払ったのち、25.6億ドルをウクライナ側に支払わなければならない。
 コボリョフ・ナフトガス・ウクライナ社長は、「ウクライナ人民および欧州ガス市場の将来にとって重要な日となった、支払金はウクライナ国内のガス増産およびウクライナ消費者のエネルギー効率向上に投資され、供給安全の向上とエネルギー余剰をもたらす」と述べた。
 また、ポロシェンコ大統領は、ナフトガス・ウクライナ経営陣と会談し、ストックホルム裁定は「ウクライナの国益・財政利益を守る歴史的決定である、真の勝利であり、ナフトガス社とウクライナ政府、大統領との協働がもたらしたものだ」と述べた。



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ガス供給を巡る仲裁決定は既にお伝えしたが、輸送でもウクライナ側の大勝利。両裁定を合計すると26億ドルをゲット。筆者は2009年ガス契約とその調印を主導したティモシェンコに批判的であった訳だが、実はウクライナ有利な契約だったようだ(笑)
 しかし、上記のナフトガス社作成の勝利宣言画像はちょっと笑える。
posted by 藤森信吉 at 17:14| Comment(0) | エネルギー問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする