2018年01月13日

2017年のクリミア観光客は前年比マイナス3.2%

 こちらによると、2017年にクリミアを訪れた観光客数は530万人で前年比マイナス3.2%だった。
 クリミア観光省によると、2017年に539万5100人の観光客が訪れ、前年比マイナス3.2%であった。43%が空路、42%がフェリー、15%がその他の輸送手段でクリミアを訪問した。
 全観光客の内、公共ビーチで過ごす者が前年の66%から73%へと上昇したことが特筆される。
posted by 藤森信吉 at 13:33| Comment(0) | クリミア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月12日

Vodafone、人民共和国で不通

 こちらによると、ボーダフォン・ウクライナがルガンスク人民共和国域内で不通になっている。
 ルガンスク人民共和国の発表によると、ドネツク人民共和国南部エレノフカのケーブル断線により、11日14:10にルガンスク人民共和国内全域でボーダフォン・ウクライナのサービスが完全に停止した。
 また、ドネツク人民共和国通信相によると、ウクライナ軍による損壊によって、MTSウクライナ(原文ママ、笑)の携帯事業が破壊された。目下、専門家が復旧の可能性を調査している。
--------
ボーダフォン・ウクライナ社は人民共和国内の現場にアクセスできないとのこと。これを奇貨としてボーダフォン・ウクライナが乗っ取られるのか?
 しかし固定電話、キエフ・スターが使えない中、ボーダフォンのみがウクライナ側と通話できるサービスを提供していただけに、人民共和国内の住民は困るだろう。
posted by 藤森信吉 at 21:05| Comment(0) | 人民共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月11日

モルドヴァ、ドサクサに紛れてロシア・ニュース禁止法発効、ロシア外務省は対抗措置を示唆

 こちらによると、モルドヴァ議会議長の署名により、ロシア製ニュース禁止法が発効した。
 議長による反プロパガンダ放送法として知られる改正テレビ・ラジオ放送規則法の署名は、憲法裁判所が大統領の権限を一時停止し議会議長もしくは首相に移譲するとの決定に基づくものである。大統領が修正を求めたが、同法は12月22日に修正なしで議会で再可決、1月2日に大統領が再度署名を拒否したが、1月5日に憲法裁が二度の拒否権行使は憲法違反であるとの決議を出していた。
これに対し、ロシア外務省は、「ロシアのニュース・分析番組の放送を事実上禁止する法は議会多数派による反ロ攻撃であり、ロシアは対抗する権限を留保している、OSCEだけでなく、ヨーロッパ諸国の対応に注目したい」という声明を出した。
 また、同日、ロシア市裁はプラハトニューク民主党党首に対する逮捕状発行有効であるとの決定を出した。モルドヴァ民主党は、この決定は反プロパガンダ法発効に対するロシアの回答である、と非難している。
-------
新年早々、モルドヴァ内の路線対立(大統領vs議会・内閣)が盛り上がってきました。いっそ、ドドン大統領の職権が停止されている間に社会党禁止法とか、ガガウス自治共和国解体法とか通しちゃえばいいのに。
そういえば、プラハトニューク同様、ティモシェンコもかつてモスクワで逮捕状が出されてましたよね。別に両者ともクリーンと言いたい訳ではありません、念のため。
参考
「2018年はモルドヴァ情勢に大注目
モルドヴァをどうしても取り込みたいロシア、ジレンマ抱える欧州」

ラベル:モルドヴァ
posted by 藤森信吉 at 21:31| Comment(0) | その他旧ソ連共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月10日

キエフ地下鉄の利用客数は5億人

 こちらによると、2017年のキエフ市地下鉄の利用客数は5億人だった。
 昨年度の利用客数は4億9840万人で2016年比プラス2.8%、最大は乗り換え駅であるリソーヴァ(Лісова)で2140万人、最小はドニプロ(Дніпро)で98万6500人だった。赤路線は18駅で2億810万人が利用した。
 また青路線は、1億7260万人が利用、ミンスク(Мінська)駅が最大で1700万人、パチトーヴァ・プローシチャ(Поштова площа)が430万人で最小であった。
 緑路線は1億1770万人が利用、最大はルキヤニフシカ(Лук’янівська)1460万人、ポズニャキ(Позняки)1410万人、最小はチェルヴォヌィ・フールチル(Червоний хутір)160万人だった。
------
 利用客の定義が不明だが、乗降人員か? 札幌市営地下鉄(3路線、49駅)の年間乗員人員数が2億人なので、乗降人員は倍の4億人となり、キエフ(3路線、52駅)とほぼ同レベルになる。体感的には札幌の方がスカスカ。
posted by 藤森信吉 at 13:26| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月09日

500万人がクリスマス典礼に参加

 こちらによると、1月6-7日の夜に行われた典礼に約500万人のウクライナ国民が参加した。
 内務省によると、全土の1万4千の教会で500万人あまりのウクライナ国民が典礼に参加した。1万8千余の警官、国家親衛隊員が教会周辺の警備に配置され、また7千の治安関係者が市内道路の警備にあたり、大きな混乱はみられなかった。

--------
 なんと全人口の約1/8が典礼に参加。人並で熱気むんむんの教会にこれだけ詰めかけるとはすごいな。賽銭放り込んでその気になっている初詣とは訳が違うぞ。
 因みにロシアでは、250万人以上が参加、動員された治安関係者は内務省5万人、軍・国家親衛隊3千800人、警備団体3千500人、人民自警団(Народная дружина)1万人、コサック5千400人が警備にあたった、とのこと。ということで、ウクライナ国民の方がロシア国民より遥かに数字を盛っている信心深いようです(笑)


posted by 藤森信吉 at 21:41| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月08日

国立記憶研究所長「91年までウクライナはソ連占領下にあった」

 こちらによると、ウクライナ国立記憶研究所長は「ウクライナは91年までボリシェビキの占領下にあったと認識すべきだ」と述べた。
テレビ局5chとのインタビューにおいて、ヴァトロヴィッチ所長は、1991年はウクライナが独立を宣言した年ではなく、1917-21年のウクライナ人民共和国の遺伝の復活である、として「一世紀前にボリシェビキの侵略が始まったことを知らしめる大規模なキャンペーンを推進する必要がある」と述べた。

---------
 バルト諸国の真似をしたつもりなのだろうが、占領体制が編入してくれたクリミアの取り扱いはどうなるんですかねえ。モルドヴァ政府がモロトフ・リッペントロップ秘密議定書を批判して沿ドニエストルから突っ込まれたように、ロシア側から突っ込まれること確実。
posted by 藤森信吉 at 12:46| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月07日

ウクライナの外準、188億ドルに

 こちらによると、2018年1月1日時点でのウクライナの外貨準備高は188.1億ドル(ドル換算)であった。
 2017年全体で、IMFのファイナンス10億ドルと国立銀行の買いオペ13億ドルのおかげで、外準は21%増えた。これは将来の輸入の3.6か月分にあたり、ウクライナの債務履行と政府および国立銀行のオペレーション実施に十分な水準である、と国立銀行は述べた。

posted by 藤森信吉 at 21:54| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月06日

ドネツク人民共和国、スポーツで大躍進

 こちらによると、2017年度、ドネツク人民共和国のスポーツ選手は1600以上のメダルを獲得した。
 人民共和国青年・スポーツ・観光相によると(何故に観光?)、2017年中にドネツク人民共和国のスポーツ選手はロシア連邦の387大会に参加し1668のメダル(金562、銀560、銅546)を獲得した。大半が陸上と空手であった。
--------
 どのような肩書で参加しているか不明。沿ドニエストルくらいになると、モルドヴァのナショナルレベルの大会に堂々と参加したり、他国籍で国際大会に参加しているのだが、人民共和国ではまだ無理だろう。
それはともかく、臺灣を見るまでもなく、未承認国家にとってスポーツは重要なアピール手段なので今後も注視したい。空手は流派が多すぎて分からん。
posted by 藤森信吉 at 12:38| Comment(0) | 人民共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月05日

2017年のキエフ、歴史的温暖

 こちらによると
2017年のキエフは過去3位の暑い年であった。
 2017年のキエフ市平均気温は+9.8Cで標準気温を2.1C上回り、1881年以来、三番目に暑い年となった。特5月の平均気温は5.5C上回った。最低気温は1月7日のマイナス18.7C、最高気温は8月4日の34.7Cであった。雨量は590mmで、標準の91%であったが、分布が不均衡であり10月と12月以外の雨量が標準を下回り、農業へ悪影響を与えている。
 また、12月の平均気温は1.6Cで標準を3.9C上回った。12月11日に最低気温マイナス3.8Cを記録し、その5日後に最高気温9.8Cを記録した。
posted by 藤森信吉 at 11:01| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月04日

最低賃金、引き上げ

こちらによると、1月1日から最低賃金が 3723フリブナに引き上げられる。
 最低賃金は2017年1月1日に倍化して3200フリブナになり、2018年1月1日からは523フリブナ増となる。2018年予算は4200フリブナまでの引き上げを想定している。クビウ第一副首相は、2019年には4173フリブナ、2020年には4425フリブナに引き上げる予定である、と述べていた。
------
現行レートでは約130ドル/月。フリブナ安に振れているので、ドル換算すると引き上げ幅は圧縮される。

posted by 藤森信吉 at 11:46| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月03日

ドドン大統領、権限停止

 こちらによると、ドドン大統領の職権が一時的に停止された。
モルドヴァ憲法裁判所は、議会多数派からの請願を受け、2日、ドドン大統領の職権を一時停止した。
ドドン大統領は、首相が提案した5閣僚および2副首相の指名を二度にわたり拒否したが、法律によると、大統領は一度しか拒否できない。憲法裁判所は、大統領権限を一時的に議会議長もしくは首相に移行する決定を行った。近日中に何れかが新閣僚の任命を行う。
 ドドン大統領は、フィリプ首相の提案により6閣僚を罷免したが、新閣僚の任命は拒否しており、年末年の休み中に二度目の拒否を行っていた。
 大統領が国務大臣の任命を拒否した際、10月17日に憲法裁判所は、大統領が憲法職務を履行しなかったとして権限を一時停止して首相もしくは議会議長に権限を移行する決定を下していた。
 ドドン大統領は「民主党体制の指令」と批判している。
--------
もはやお約束の大統領vs議会・内閣の対立。一年の計は元旦にあり(憲法裁の決定は1/2だけど)、とはよく言ったものだ。
「2018年はモルドヴァ情勢に大注目」
ラベル:モルドヴァ
posted by 藤森信吉 at 11:16| Comment(0) | その他旧ソ連共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月02日

2017年ガス統計

 こちらに、2017年 天然ガス統計が掲載されているので簡単に紹介。
・ガス生産 208億2530万m3(前年比+4.2%、+8億3820万m3)
・トランジット輸送量 934億5710万m3(前年比+13.7%、+112億5700万m3)
  内ヨーロッパ向け907億4920万m3、モルドヴァ向け7億790万m3
・輸入量 145億100万m3(前年比+26.8%、+29億7170万m3)
  内スロヴァキア側から99億1010万m3、ハンガリー側から28億3470万m3、ポーランド側から13億530万m3
--------
輸送量の増加は、ノルドストリーム改修時の代替として用いられたたためだろう。
輸入については、単に輸入経路(ウクライナ・スロヴァキア国境経由が大半)を示しているだけなので、厳密な輸入統計ではない。取り敢えず、二年連続でロシア企業からの輸入量はゼロということは確定。
posted by 藤森信吉 at 20:50| Comment(0) | エネルギー問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする