2017年09月03日

ドドン「国民は『モルドヴァ語』を尊重しよう」

 こちらによると、ドドン・モルドヴァ大統領は8月31日「我らの言語(Limba noastră)」祝日において、「歴史的なモルドヴァ語を尊重しよう」とfacebook上に記した。
 ドドン大統領は、シュテファン・チェルマーレ像に献花し、「この祝日は我らの歴史的言語、すなわちシュテファンも話していたモルドヴァ語に因むものである。憲法に明記され、皆が憲法を尊重しているのだから、我らの言語も尊重しなければならない。モルドヴァ語は我々の偉大な歴史の一部であるからだ」と記した。議会議長、首相も献花したが、コメントは残さなかった。
 1989年8月31日、モルドヴァ最高会議はラテン文字表記のモルドヴァ語をモルドヴァ社会主義ソビエト共和国の国家語と議決したが、学界でも授業においてもルーマニア語とされており、一部の政治家が「モルドヴァ語」と主張しているだけである。
 2013年12月には憲法裁が、「ルーマニア語」表記は合法である、としていた。他方、左派政党やドドン大統領は憲法裁の決定は政治的であり、承認できない、としている。
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「キリル文字表記のルーマニア語」=モルドヴァ語とすると、もはやモルドヴァ語人口は沿ドニエストルに数千人を残すのみということになりますが。
ラベル:モルドヴァ
posted by 藤森信吉 at 00:03| Comment(0) | その他旧ソ連共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする