2017年07月13日

電力輸出半減! 沿ドニエストル・2017年上半期貿易統計

 沿ドニエストル国家通関委員会が2017年度1-6月貿易統計を発表したので簡単に紹介。
単位は百万ドル、カッコ内は前年同期比
輸出 252(-2%)
輸入 448(-0.3%)
輸出入額 700(-1%) 

・輸出品構成 鉄鋼・鉄鋼製品 28%(額の前年同期比 +30%)、燃料・エネルギー18%(額 -50%)、食料品16%(+35%)、靴7%(-3%)、機械生産品7%(+62%)、繊維6%(+11%)
・輸入品構成 燃料・エネルギー36%(-26%)以下略
・輸出先 EU諸国 36%(-3%)、関税同盟 13%(+60%)
モルドヴァ35%(-24%)、ルーマニア15%(-12%)、ウクライナ14%(+55%)、ロシア12%(+54%)、イタリア8%(+2%)、ドイツ5%(-29%)
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輸出品の燃料・エネルギーは電力輸出のこと。電力輸出額の半減を鉄鋼と食料品の伸びでカバーしている、といったところ。電力輸出額の激減は、輸出先のモルドヴァのシェア低下と燃料・エネルギー(天然ガス)輸入額・輸入に占めるロシアのシェア低下にあらわれている。対ロ輸出の激増は、鉄鋼と食料どちらが寄与しているのか気になるところだ。
 なお、報道では6月5日から対モルドヴア電力輸出が再開されたとあるのだが、統計でみると、6月の電力輸出額は前年同期比マイナス78%でまったく回復していないことになる。さらなる底割れがあるか? 
posted by 藤森信吉 at 22:11| Comment(0) | その他旧ソ連共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする