2017年04月30日

ウクライナ、巨額の弁護費用

 こちらによると、ウクライナ外務省とナフトガス・ウクライナ社はアメリカの法律事務所 Covington&Burling に1000万ドル以上を支払っている。
 ウクライナ外務省は2015年から Covington&Burling社とコンタクトしはじめた。当時はロシアとの投資保護条約(1998年調印)の解釈・適用をめぐり紛争していたころで、30万ドルが支払われた。遂行報酬として107万ドルが支払われ、2016年には283万ドルがさらに支払われた。
 また、ナフトガス・ウクライナ社については、昨年12月に領海の権益について国連国際司法裁判所でウクライナの利益と権利の擁護に対する法的サービスで契約を結んだ。外務省、ナフトガスの合計は2年間で1000万ドル以上であるが、一方で、2017年国家予算はロシアとの係争問題に対する法律サポートとして1億5200万フリブナを計上している。

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2017年04月29日

ベラルーシとウクライナ、ヘトマン・オルリィク生誕345周年祝典を共同組織

 こちらによると、ベラルーシ・ウクライナ両国大統領は、ヘトマン・オルリィク生誕345周年祝典の組織について協議した。 
 ウクライナを実務訪問したルカシェンコ・ベラルーシ大統領は、ポロシェンコ大統領と会談した際、今日のベラルーシ領で生まれた「ウクライナ・ヘトマン」フィリプ・オルリィクの生誕345周年祝典の組織問題について協議した。ポロシェンコ大統領は、ヨーロッパにおける最初の憲法の起草者であるヘトマン・オルリィクの生誕記念日の重要性を強調し、今日のベラルーシ領で生まれたオルリィクの歴史的な日について今後も協議を重ねる、とした。
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 都合がいい人物を見つけてきたな〜 ベラルーシと仲良くでき、かつヨーロッパ性も強調できる。ルカシェンコが「オルリィクはベラルーシ人だ、ウクライナ人ではない」と言い出さないのか。
posted by 藤森信吉 at 13:25| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

OSCE「地雷は故意に仕掛けられた」

 こちらによると、OSCE
は、パトロール車の地雷爆発事故は故意に仕掛けられたものだ、との見解を示した。
 フグ・OSCE特別モニターミッション第一副代表は、記者会見において、23日にルガンシク州占領地域で起きたOSCEパトロール車の事故は、「明らかに地雷によるものであり、決して事故ではない。無差別の効果を生む兵器によるものであり、同地ではこれまで必要とされなかった兵器だ。誰かを殺傷するために設置されたものだ」と述べた。23日の事故では、アメリカ国籍の要員が死亡、ドイツ、チェコの要員が負傷した。アメリカは、ロシアに対し、OSCEが事故調査を行う可能性を与えるよう、人民共和国に影響力を発揮するよう求めている。
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特に地雷を設置するような激戦地ではなかった、ということのようです。
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2017年04月28日

ウクライナは102位(報道の自由度ランキング)

 2017年度「報道の自由度」ランキングによると、180か国中、ウクライナは102位だった。
2016年に比べ、ランキングを5つ、指数を0.26上昇させた。
 マイダン革命以来、メディアの所有者の開示や国家情報へのアクセス等の改革がなされてきたが、依然としてオリガルヒがメディアを支配していることがマイナス材料とされている。また、ロシアとの情報戦争やジャーナリストやTV局への攻撃に対して国家が無力であること、人民共和国支配領域における批判的メディアの不在も懸念されている。
 ジョージア64位、アルメニア79位、モルドヴァ80位、クルグズスタン89位、ロシア148位、ベラルーシ153位、カザフスタン157位、アゼルバイジャン162位、ウズベキスタン169位、トルクメニスタン178位。
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人民共和国内の「報道の不自由度」が足を引っ張っているようだ。オリガルヒ系メディアは、ライバルや政府に対する批判だらけで、外部者としてはネタの宝庫。
 
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キエフ・ミンスク・ラインは平和の印

 こちらによると、チェルノブイリ原発事故祈念日の4月26日、ルカシェンコ・ベラルーシ大統領が式典に参加した。
 ポロシェンコ大統領は、「今日、ウクライナに対する宣戦布告なき戦争が行われているが、我々にとって、ベラルーシ・ウクライナ国境が常に友好・善隣・平和的関係にあるのは極めて重要である。両国が係争状態にあったことはない。ベラルーシ大統領からは確約と支持を受けてきた。キエフ・ミンスクラインは、善隣・友好・平和を意味する」と両国関係を高く評価した。
 ルカシェンコ大統領は「我々は一家である。ウクライナが必要なら、土地を耕すことを手伝う。我々は平和の名のもとに協働する」と述べた。



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 二人ともでかいな〜。プーチンはこの中には立ちたくないだろう。
posted by 藤森信吉 at 10:39| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月27日

ウクライナ、ルガンスク人民共和国への電力カット

こちらによると、ウクライナは、ルガンスク人民共和国への電力供給を25日にカットした。
 ナサリク・エネルギー石炭産業相は「債務を償還すれば電力供給を再開する。これは政治的な決定ではなく、経済的な決定だ」と述べた。ルハンシク州占領地域のすべての企業は、過去二か月、電力料金を支払っていない。したがって電気をカットした、これは閣僚会議の決定ではない、と強調した。ウクライナは450万kW/日を供給してきた。
 また、ルガンスク人民共和国は、25日夜に人民共和国北部のLuTES-キロヴォ送電線(220kW)およびLuTES-ミハイロフカ送電線(330kW)の送電が停止された、と発表した。しかし停電は完全に復旧され危機的な事態は生じていない、とした。プロトニツキー元首は、ウクライナ側がカットしようが、ウクライナが支配するルハンシク州の住区に電力カットを行わない、と言明した。
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 どちらもお互いの存在を無視しているのが微笑ましい。
ウクライナ側:電気代支払わない奴は誰でも電気供給止める
人民共和国側:ルガンスク全州は我々の領土だから、ウクライナ側「占領地域」にも電力を供給する 
なお、水のカットも続いている模様。
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2017年04月26日

トルクメニスタンからディーゼル燃料輸入

こちらによると、トルクメニスタン製ディーゼルの第一弾がミコラエフ港に入港した。
 原油製品オペレーター企業「オランジ・オイル」社は、トルクメニスタンで精油されたディーゼルの第一弾(2500t)をオチャキフ港(ミコラエフ州)にもたらした。ディーセルは、トルクメンバシ精油所からヴォルガ・ドン運河、アゾフ海を経由した。同社によると、年間輸入計画の一環であり、11月までの期間中、5千トンをヴォルガ・ドン運河を通じてオチキフ、イズマイル、ヘルソン、ミコラエフ、ドニプロ各港へ輸送する。本ディーゼル燃料はウクライナ南部の自動車需要を満たすことになる。 
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 カスピ海からヴォルガ・ドン運河経由でウクライナにタンカー輸送できたとは初耳。ロシアも特に妨害はしないようだ。
posted by 藤森信吉 at 14:33| Comment(0) | エネルギー問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月25日

ロシア、ウクライナにコークス炭供給を継続中

こちらによると、ロシアは依然として毎月100万トンの石炭をウクライナに輸出している。 
 ナザロフ・ロシア経済発展省次官は「我々は毎月、100万トンをウクライナに供給している。事実、コークス炭(マークK)を供給しているが、発電用の石炭は供給されていない。ウクライナ側はコントロール/占領地を問わずかき集めているからだ」と述べた。また、人民共和国からの石炭はロシアには来ておらず、ウクライナに供給されたり第三国へ輸出されている、ロシアには人民共和国の石炭への需要はない、と述べた。
 ウクライナのキスチオン副首相は、「愛国的見地から」ロシアからの石炭輸入を停止し、アメリカ、南アフリカ、ロシアから輸入する可能性について言及していたが、アメリカからの発電用石炭の輸入は複雑で問題があり、南アフリカ産は国際市況では100ドル/tであるのに対し、ドンバスさんは56ドル/tである、と述べていた。
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с патриотической точки зрения・・・・実に良い響きだ。マーズ・アタックで愛国者の兄が真っ先に火星人に殺されたシーンを思い出す。
posted by 藤森信吉 at 11:19| Comment(0) | エネルギー問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月24日

ウクライナ・モルドヴァ、5月末にも共同通関を設置

 ウクライナ国境警備局によると、ウクライナとモルドヴァはクチュルガン共同通関設置に関する合意書に調印した。
 合意によると段階的にモルドヴァ側の国境警備隊と通関係官が、入国/出国ポイントにそれぞれ配置され、最終的には両国は自らのフル業務を遂行することになる。
 モルドヴァ領のクチュルガン出入国ポイントは、沿ドニエストルが支配しているため、両国共同通関はウクライナ領内で行われる。

 
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OSCE要員、ルガンスクで殉職

 OSCEによると、OSCE特別モニターミッション(SMM)要員がルガンスク人民共和国内で殉職した。
 23日、ルガンスク人民共和国が支配するプリシブ村において、OSCEのパトロール車一台が、地雷に接触したとみられる爆発により損壊し、アメリカ国籍の要員一名が死亡、二名が病院に運び込まれた。二台目は、そのままLNR内のベースに戻った。
 LNR元首は哀悼の意を表明すると同時に「我々とルートについて合意があれば悲劇は避けられたかもしれない。人命は最重視しなければならない」と述べた。
 LNR人民警察は、対戦車地雷によるものでウクライナ側特殊部隊が準備した、と述べた。



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人民共和国側の報道は非常に早いです。
2014年8月にルガンスク市周辺で攻防があったのでその時期に、仕掛けられた地雷か? いつどこに誰が地雷を仕掛けたのか、まったく分からない状態。
posted by 藤森信吉 at 11:06| Comment(0) | 人民共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月23日

ジュリャヌィ空港社長「Ryanairとの交渉は難航中」

 こちらに、キエフ・ジュリャヌィ空港社長のインタビュー記事が掲載されているので簡単に紹介。
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3月15日にRyanairがウクライナ市場に参入、4月6日には欧州議会がウクライナとのビザなし渡航体制を可決したが、これはウクライナ航空市場の成長につながるのか。
・2017年Q1にジュリャヌィ空港の旅客数が激増しているが。
「30万人、前年比プラス80%だが、Q2は例年通りに戻るとみている。旅客数の増加は国際経済の安定と関係しており、ウクライナの全空港で旅客者数は増えている」
・2017年度のウクライナの航空市場をどう思うか。
「非常に楽観的だ。ウクライナ経済の安定とEUビザなし渡航で相当、旅客数が増えるとみている。国内旅客はあまり展望がない。400km程度の距離なら鉄道を利用する。その点、ウクライナ東西間の路線のみが展望があるが、ウクライナ東部では問題を抱えている。
・ビザなし渡航で格安航空会社が進出しているが?
「現実的にはEUビザなし渡航は旅客の増加に強い影響を与えないとみている。10%程度だろう。Euro2012では2-3週間、旅客が増えただけだ。ヨーロッパ人は10年前からウクライナにビザなし渡航だが、何も変わらなかった。
・ウクライナ航空市場の発展を妨げるものは。
「住民の購買力の低さだ。航空券は最も高い輸送で、最貧国で最も効果な交通手段という組み合わせは論理的ではない。LCC受け入れには大幅な空港使用料引き下げをしなければならないが、空港は収入を失う。LCCは地方自治体から補助金を受けているが、つまるところ、空港整備予算から流れている。インフラ整備は必要だが、ウクライナは借入利息が高い。従って、使用料値下げは総合的に判断しなければならない。
・Ryanairを誘致する予定は。
 「交渉は一時中断している。同社の要請に沿うことができないからだ。60-80%の使用料値下げを要請しているが、50%値引きでさえ空港の財務体制では難しい。ヨーロッパのような国からの補助金はウクライナにはない。またジュリャヌィ空港は市内にあるので税金も大きい。
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Ryanairのウクライナ参入は以前に紹介したが、ジュリャヌィ空港ではなかった理由はこれか。


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2017年04月22日

FOKUS誌の富豪ランキング

 こちらに、FOKUS(Фокус)誌の2016年富豪ランキングが発表されたので簡単に紹介(原典は有料につき孫引き)。

1位 アフメトフ 22億ドル
2位 コロモイシキー 12億ドル、 
3位 ボホリュボフ 12億ドル
4位 ピンチューク 11億ドル
5位 ヴレレフシキー 8.71億ドル
6位 コシューク 7.38億ドル
7位 ヤロスラフシキー 7.34億ドル
8位 ジェヴァホ 6.35億ドル
9位 フィルターシ 6.23億ドル
10位 ポロシェンコ 5.89億ドル

 レイティングは、ウクライナ国民だけでなく、ウクライナ内で事業を営む駐在者も含めている。また、
所有するビジネスの株式、企業、過去8年間の売却収入も考慮している。
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1〜4位はほぼ不変のメンバー。カカオ暴落中なので、チョコレート王ポロシェンコの今年は期待できます。
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2017年04月21日

ペスコフ、ロシアによるDNR/LNR国家承認・併合を改めて否定

 こちらによると、ペスコフ・ロシア大統領報道官は、人民共和国のロシア編入を改めて否定した。
 Bloombergに、ドンバスを段階的にロシアに統合するというプーチン計画が掲載されたことに対し、ペスコフ報道官は「ナンセンスだ。大統領やロシア政府は長年にわたり、様々な場所において、ロシアへドンバスの未承認国家を統合しようとはしていない、と述べてきた」と記事内の計画を否定した。
 クレムリンに計画があるとすれば「ミンスク合意の達成である」と報道官は言明した。
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沿ドニエストル事業は畳んだので、人民共和国にリソースを集中させる、という説もあります。
しかし、ロシアは、ペスコフとか、チュルキンとか、キセリョフとかをフロントに立てているが、人材難なのだろうか。

posted by 藤森信吉 at 13:14| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月20日

ロシアからの石炭輸入禁止法、準備中

 こちらによると、ウクライナ・エネルギー石炭産業省は、ロシアからの石炭輸入禁止法を閣僚会議に提出した。
 ナサリク大臣は「省は発電用石炭をロシア側から搬入する禁止する措置を提出した」と述べた。
大臣によると、現在、アメリカ大使館の支援のもとで、アメリカから無煙炭を購入する交渉を行っており、今月末までに合意される、としている。
 3月15日に、国家安全保障会議がドンバス占領地域からの石炭搬入を禁止したことに伴うもので、同23日に、大臣はロシアからの石炭輸入禁止について言及していた。
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人民共和国の石炭がロシア産に偽装されて輸入されるので、とにかく禁止、と。輸送料も付加されると、アメリカの石炭はかなり高くなるはず。
posted by 藤森信吉 at 12:46| Comment(0) | エネルギー問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月19日

ウクライナ、生体認証パスポートを320万件発給済

 こちらによると、生体認証国外パスポートは既に320万件発給済である。
 国家入管局長によると、4月19日時点で3200705万件の国外パスポートを発給し、年末までにさらに200万件が発給予定である。
 入管局自身で300万件、在外公館が14万件を発給している。
 2017年度には230か所で発給されるが、470か所が最低でも必要となり、地方行政レベルで発給手続きをとれないか、政府内で検討されている。
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人口とウクライナ国民の海外旅行の頻度を考えると、320万件は非常に多い。出稼ぎで必要なのだろうか?、
posted by 藤森信吉 at 23:08| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月18日

沿ドニエストル、ウクライナ・モルドヴァ共同通関設置で大損

 こちらによると、ウクライナ・モルドヴァ共同通関の設置により、沿ドニエストルは1400万ドル以上の歳入欠損が生じることになる。
 沿ドニエストル国家通関委員会議長によると、クチュルガンにウクライナ・モルドヴァ共同通関が設置された場合、通関収入の減少により国庫は1400万ドル以上を失うことになる、と述べた。また、物品税収入30万ドルも失うことになる。国家通関委員会の専門家の試算によると、総計で3500-4000万ドルの損失になる。クチュルガンは沿ドニエストルにとって、商品輸入の基幹ルートであり、肉・魚介類の90%、薬品の70%、パスタや小麦粉製品の70%がこのルートで輸入されている。
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 チアスポリからオデッサに移動する時にクチュルガンを通過したことがある。沿ドニエストル側のチェックは緩くて、ウクライナ側の方が厳しかった記憶がある。クチュルガンはEUが物流をモニターしているところなので、EUの暗黙の支持も得ている感じ。モルドヴァ再統合にむけて兵糧攻めが本格化といったところ。ロシアは既に見捨ててます。
 なお、モルドヴァが計画している共同通関は全部で13か所。
https://novostipmr.com/ru/news/17-04-14/v-osade-tamozhennaya-sluzhba-moldovy-planiruet-ustanovit
posted by 藤森信吉 at 13:13| Comment(0) | その他旧ソ連共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

モルドヴァ議会、ユーラシア経済同盟との協定を批准せず

 こちらによると、モルドヴァ議会はユーラシア経済同盟との協定の批准に消極的である。
 カンドゥ・モルドヴァ議会議長は「他の機関のオブザーバー資格は我が国のEU関係を侵害することはない。EUとは連合協定が発効しており、EU関係は別の局面に入っている。従って、オブザーバー資格を得ようが、EU関係を損なうことはない」と述べた。一方で、条約は議会批准を得なければならず、ユーラシア経済同盟オブザーバー資格はシンボル的な局面にとどまっている、とした。
タグ:モルドヴァ
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2017年04月17日

沿ドニエストル 2017年Q1貿易統計

 こちらに、沿ドニエストルの2017年1-3月貿易統計が掲載されているので紹介。
・2017年1-3月の貿易総額は3億4190万ドルで前年同期比1.52%増。輸入はプラス4.81%、輸出はマイナス3.84%。
・輸出の30%は燃料エネルギーであり、ほとんどがMGRESのドニエストル右岸への供給である。4月1日以降、モルドバはウクライナ電力に切り替えたので、今後、困難が予想される。
・輸出の第二位は食料で前年比プラス1240万ドル(シェア20%)、第三位は鉄鋼。
・輸入は燃料・エネルギー資源が1億250万ドルで47%を占める。次いで食料、鉄(鉄くず)が続く。
・貿易相手国はロシア(輸出シェア10%、輸入シェア50%)、次いでモルドヴァ、ウクライナと続く。
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輸出がやばい感じ。鉄鋼は振るわず、電力も4月1日以降は壊滅状態なので、いまや沿ドニエストルは農業輸出国ということに。
posted by 藤森信吉 at 18:15| Comment(0) | その他旧ソ連共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月16日

ロシア、人民共和国の企業に「人道支援」

 こちらによると、ロシア連邦国家備蓄局はドンバスの諸企業に人道的支援を行ったことを認めた。
 ゴーギン・ロシア連邦国家備蓄局長は「備蓄局は保有する備蓄から、ドンバスの企業支援を行った」ことを確認した。ナザロフ・ドネツク・ルガンスク州南東部地域支援問題に関する省庁間委員会議長は、キエフによる経済・輸送封鎖に伴い操業を停止している企業に原材料や物資を送った、との発言を認めた形だ。
 ナザロフ氏は「これは必要な措置だ。ミンスク合意に沿って、ウクライナとドンバス間の経済関係を回復させることのみが、外部企業統治を排して企業所有者の権利を復活させることにつながる」と述べた。
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председатель межведомственной комиссии по оказанию гуманитарной поддержки пострадавшим территориям юго-восточных районов Донецкой и Луганской областей Украины なる役職がロシア政府にあるとは。
・人民共和国側の企業乗っ取りはあくまでも一時的措置
・人民共和国を承認するつもりは皆無(人民共和国、DNR、LNRという単語は一切出てこない)
というロシア政府の姿勢が確認できる。
posted by 藤森信吉 at 11:52| Comment(0) | 人民共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月15日

天国の百人記念館、11月21日までに建設計画決定

 大統領府によると、11月21日までに「天国の百人」記念館の計画が確定される。
 コヴァリチュク大統領府長官は、組織委員会の第一回会合において、記念館の設計コンクールをオープンで開催し、11月21日までに決定する、と述べた。また、「記念館はキエフ市議会が所有する天国の百人通り3-5の1.23haの区画に建設される」とした。
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天国の百人通り…いつの間に改称されていたのだ。
posted by 藤森信吉 at 12:00| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする