2017年01月31日

フロイスマン「人民共和国の石炭以外に選択肢なし」

 こちらによると、フロイスマン首相は「ドンバス占領地帯の石炭を購入する以外に選択肢はない」と述べた。
 ICTVとのインタビューにおいて、首相は「占領地帯はウクライナ領であり、ウクライナコントロール地域で登記されている企業はウクライナ企業であり、ここから石炭を受け入れる以外の案はない。全てを残し、我々が近代化し、石炭を加工し、あらゆることを行わないといけないが時間を要する」と述べた。
 首相によると、ウクライナは2400万トンの燃料用石炭と発電用に必要な900万トンのグループA炭を消費しており、後者は占領地帯で産している。
 25日から最高会議代議員を含むATO従軍経験者が、ルハンシク・リシチャンシク・パパスナ間の鉄道をブロックしており、人民共和国内に拘留されている捕虜の解放を求めている。
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 石炭が最も必要な時期に、鉄道封鎖とか余計な事を・・・・
posted by 藤森信吉 at 21:59| Comment(0) | エネルギー問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ウクライナ兵器、輸出好調

 こちらによると、2016年の武器輸出額は7.5億ドルだった。
 国家コンツェルン「ウクルオボロンプロム」フラーク総工場長によると、2016年の武器輸出額は7.5億ドルで前年比25%増であた。うち1/3は、コンツェルンの特別輸出社を通じて、武器輸出ランセンスを有していない企業によって行われた。フルラーク氏は、2016年に契約された武器輸出の総額は15億ドルになることも明かした。2016年コンツェルンの利潤は14億フリブナであり、EBITDAでは24億フリブナであった。
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 ウクライナの貿易輸出額を350億ドルとすると、シェアは2%。あれ、こんなに小さかったっけ?
posted by 藤森信吉 at 20:57| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月30日

ウクライナ国旗25周年

 1月28日は、ウクライナ国旗制定25周年だった。
1992年1月28日、「ウクライナ国旗」に関する最高会議決議により、現在のウクライナ国旗が定められた。
 ポロシェンコ大統領は、facebook上で、「我々の国旗は、人民の自由への願望から誕生した。青と黄色の組み合わせに、ウクライナ人は平和とパンと豊な生活の願いを込めている」と述べた。

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改めて法文を読んでみたが、青と黄色で二分、縦横比は2:3 しか書かれていない。
かつて「青」は水色で「黄色」も淡い色合いだったのが、EU万歳の今では、すっかり欧州旗の青と黄色に合わせてしまっている。
posted by 藤森信吉 at 15:58| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月29日

ウクライナ軍、金欠

 国家コンツェルン「ウクルオボロンプロム」によると、財政難のため、ウクライナ軍は新しい兵器を受領していない。
 「ウクライナ軍は最新型戦車OPLOTや軽装甲車DOZOR-B、その他の最新兵器を財政難故、受領していない。国庫からの入金がないため、ウクルオボロンプロム社はリヴィウ装甲車工場の従業員の多数に無給休暇を与えている」と同社は述べた。 
 2017年度国家予算によると、国防予算はGDP比5.2%であるが、専門家によると、予算額の大部分は、汚職で名目通りには執行されないという。



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DOZOR-Bの生産は、2014年にハルキフからリヴィウに移行されているが、一種の疎開だろうか。

追記)大統領によると、OPLOT一両か、T64もしくはT80の近代化改修版10両かで、議論が生じているとのこと。とにかく装甲車両を増やすことが重要ではないか、と指摘。
posted by 藤森信吉 at 16:25| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月28日

ドネツク人民共和国も年金引き上げ

 こちらによると、ドネツク人民共和国の最低年金支給額が2600ルーブリに引き上げられる。
 サガイダコヴァ・人民共和国年金基金議長は「2016年11月29日の元首令に基づき、共和国領土内の最低年金支給額は2600ロシア・ルーブリとなる」と説明した。
 2600ルーブリは、働く能力がない住民の消費バスケット額と関連している。
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 ルガンスク人民共和国の5%引き上げに対して、ドネツク人民共和国は最低年金支給額を大幅に引き上げ。日本よりいい国なんじゃないか?
posted by 藤森信吉 at 11:17| Comment(0) | 人民共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月27日

ウクライナ国立銀行、2017年度のGDP成長率を上方修正

 こちらによると、ウクライナ国立銀行は2017年度のGDP成長率の予想を2.5%から2.8%に引き上げた。
 他方、2018年度の成長率を3.5%から3%に引き下げた。国立銀行の分析では、2016年のGDP成長率は1.8%であった。
 また、国立銀行は、2017年および18年における経常収支赤字は35億ドルに達する、と修正した。これは投資と資本の流入によるものである。金および外貨準備高は、IMFからの融資を加えて2017年末に213億ドル、2018年末に271億ドルと見積もられている。
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昨年10月末に下方修正後、今度は上方修正したようだ。
posted by 藤森信吉 at 00:09| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月26日

沿ドニエストル、相変わらず財政難

 沿ドニエストル政府によると、第一四半期における財源不足が予想されている。
 財務大臣によると、歳入は6581万沿ドニエストル・ルーブリに対し、歳出は1億5125万ルーブリ(内1億700万は給料、826万は地方自治体への移転金)である。地方公務員への支払い率は5割程度にとどまっており、特にカメンスキー地区、グリゴリオポリスキー地区ではそれぞれ、15.4%、13.9%と危機的状況である。
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大統領が変わっても経済が急に改善するはずもなく。
posted by 藤森信吉 at 14:28| Comment(0) | その他旧ソ連共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月25日

ウクライナは131位(腐敗認識指数)

トランスペアレンシー・インターナショナル(TI)が公表した2016年度腐敗認識指数(CPI)によると、ウクライナは131位だった。
 ウクライナのスコアは前年比プラス2ポイントの改善の29で、ロシア、カザフスタンと同位。ウクライナの改善点は、政治家と官僚の電子申告によるものだが、ヤヌコヴィッチ一派のGrand Corruptionの一件は、司法の制度的問題により、遅々として処理が進んでいない、と指摘されている。
 ヤヌコヴィッチ体制の如きビジネスと政治家の結託が国民経済から少数が数十億規模お金を吸い上げるGrand corruptionは、人権を侵害し、持続可能な発展を妨げ、社会的爆発を呼び起こす。
ウクライナのより下は、136位 クルグズスタン、151位 タジキスタン、154位 トルクメニスタン、156位ウズベキスタン。モルドヴァは3ポイント減らして123位。
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TI曰く「汚職はポピュリズムの温床となる」とのことで、昨今のティモシェンコの支持率の高さも頷けるところだ。個人的には、ウクライナの電子申告は、日本の議員資産公開法に比べると遥かに良いと感じている。
posted by 藤森信吉 at 17:46| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2月から産業向けガス代値上げ

 2月1日からナフトガス・ウクライナ社は産業向けガス価格を22%値上げする。
月5万m3以上購入し、ガス債務がない消費者は、9214.8フリブナ/m3(VAT込)へ値上げされる。
また、翌月決済する消費者は10141.2フリブナ/m3(VAT込)へ値上げされる。
 こちらによれば、ナフトガス社は「わが社は100%ヨーロッパから輸入しており、ヨーロッパ市場における価格の上昇が2月の値上げの原因となった」としている。また、市場では、民間企業のガス輸入が進行しており、「好条件」が生じつつある。
 産業向けガス価格は、2016年1月に6940フリブナ(VAT込)、5月に5910フリブナに値下げされ、8月に6560、9月に6040、10月に6340、11月に7380、12月は7750-7780と値上げされていた。
 ウクライナは2015年10月から、住民、発電・熱供給所向けを除き、全てのガス価格統制を廃止しており、ナフトガス社は市場価格でガスを供給してきた。
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9214.8フリブナ=340ドルくらい。
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2017年01月24日

ドドン「NATOに中立を認めてもらう」

 こちらによると、ドドン・モルドヴァ大統領はブリュッセル訪問時、NATOにモルドヴァ中立の承認を求める予定である。
 ドドン大統領は、RIAノーボスチとのインタビューにおいて、2月のブリュッセル訪問の際には「キシネフにおけるNATO事務所開設に関する合意の撤回を求めるつもりだ。さらに、NATO側からのモルドヴァ中立国認定の協定についても提案したい」と述べた。
 2016年11月末、モルドヴァ首相とNATO事務総長との間でNATO連絡事務所の開設について合意がなされ、批准もなされた。ドドン氏は「モルドヴァの非軍事ブロック政策に反する」として批判していた。モルドヴァは憲法で中立国となっているが、1994年からは、NATOとの間で個別のパートナーシップ関係を結んでおり、また、既にNATOの情報センターが開かれていた。世論調査によれば、モルドヴァ国民の多数はNATO加盟に反対である。
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 ドドン新大統領、選挙キャンペーン中ならともかく、就任後は、ブリュッセル・モスクワ間でバランス外交を採って、両者から援助金引き出しまくり、と思っていたが、就任後の一連の行動を見ると、モスクワ一辺倒のようだ。
タグ:モルドヴァ
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2017年01月23日

2016年のクリミア観光客数、21%増

 こちらによると、2016年、クリミアは557万人の観光客を受け入れた。
 ステリビツキー観光相が記者会見において明かした。これは前年比21%増である。特に夏季は前年比25%増であり、300万人がクリミアを訪問したという。また、観光客に一番人気はヤルタで、46%が休暇を過ごした。
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観光地としてのライバル、トルコが文字通り自爆中なので、当分は安泰でしょうか。しかしソ連時代はともかく、今の若い世代にクリミア休暇とか、おもしろいのかねえ。
posted by 藤森信吉 at 13:42| Comment(0) | クリミア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月22日

ポロシェンコ、トランプに注文

 ポロシェンコ大統領は、アメリカ新大統領に協力関係の継続を呼びかけた。
 ポロシェンコ大統領は「我々はウクライナ・アメリカ間の効果的な協力-北大西洋統合路線の支持-の継続を願っている」と述べた。また、クリミアの非合法な併合とウクライナ東部のロシアの侵略は、国連安保理の基礎となっている戦後の世界規模の安全保障システムを侵害するものである、とした。
 現行のNATO体制は安全保障の唯一のメカニズムであり、「安全保障と軍事面を含む生産的な協力関係がウクライナと世界的な安全にとって極めて重要である」と強調した。
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一行でまとめると「アメリカさん、NATOに入りたいです。ロシアと仲良くしないで」

posted by 藤森信吉 at 15:21| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月21日

ガス輸入の自由化、進む

 ナフトガス・ウクライナ社によると、ウクライナが輸入したガスの26%が民間輸入だった。
 2016年、ウクライナが輸入した111億m3のうち、国営企業ナフトガス・ウクライナ社は82億m3であったのに対し、民間輸入者は29億m3(26%)であった。2014年の民間の輸入量2億m3(シェア1%)の15倍に達している。
 ガス改革の結果、民間のシェアは2.5倍になり、市場はより競争的になり、消費者に有利になっている。



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比較対象が2014年というのがポイント。それ以前は、かのフィルターシのOstchem社が輸入で大きなシェアを持っていたからだ。ロシア・ウクライナ間のガス問題を論じるとき、フィルターシに触れるか触れないかで、論者の立ち位置が分かる。
posted by 藤森信吉 at 12:42| Comment(0) | エネルギー問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月20日

プーチン、ドドン・モルドヴァ大統領を大歓迎

 ドドン・モルドヴァ新大統領は、初の外遊先としてモスクワを訪問し、プーチン大統領と会談、共同記者会見に臨んだ。
 以下、興味深い点のみピックアップ。
・プーチン
モルドヴァは、旧ソ連圏におけるロシアの重要なパートナーである。我々は、モルドヴァの主権、領土保全と非軍事・中立国であることを一貫して支持している。
・会談では貿易について話し合われた。ここ数年間で半減しており、EUへの接近局面におけるロシアとの互恵関係は極小化されてしまったと言わざるを得ない。モルドヴァは伝統的なロシア市場を失い、新たに得るものはなかった。EUとの貿易は低下している。しかしパートナー国がヨーロッパとの関係を発展させることに反対している訳ではない。共同作業で合意ベースでなければならない、ということだ。

・ドドン
モルドヴァ大統領のモスクワ公式訪問は9年ぶりであり、その間、ブリュッセル公式訪問すらなかった。ロシアとの戦略パートナー関係なしには、国家統合、中立、沿ドニエストル問題の解決、正教会的価値観の維持は成し遂げられない。
・EU諸国との自由貿易を維持しつつ二国間貿易問題を解決しなければならない。
・ロシアには公式には50万人のモルドヴァ国籍人が在外労働に従事しており、数万人が種々の違反によりロシアに働きに行けない状態にある。この問題は近日中に解決されることを願っている。
・非常に重要な問題として沿ドニエストル問題がある。沿ドニエストルはモルドヴァの一部である。沿ドニエストル訪問後、早くも合同調整委員会が作業を開始している。ロシアの参加により、問題解決が進むことを願っている。2000年初の(モルドヴァの)誤りを繰り返してはならない。

Q 「沿ドニエストル問題はどのように解決されるのか、コザーク案の復活はあるのか?」
A プーチン「まずはドドン大統領の沿ドニエストル訪問が友好的雰囲気であったことを祝したい。両岸の人々の利益を考慮した妥協に立ち返る必要がある。両者の妥協が見いだせれば、ロシアはその合意の保証人となろう」

Q「両国の経済関係は? ロシア市場をモルドヴァのために開くのか?」
プーチン「モルドヴァがEUとの関係をどのように構築するかにかかっている。連合協定には、ウクライナ・EU連合協定と同様に、我々にとってリスクとなる。この点は、CIS諸国やEUにも話してきた。しかしながら、モルドヴァの障害は既に取り除かれ、モルドヴァ製品はロシア市場に入ってきている。出稼ぎ労働にも関わる問題であるが、ロシアはこの問題を理解しており、解決する意思がある。
ドドン「EUとの連合協定があり、モルドヴァにとり良いことは何もない、と私は一貫して調印に反対してきた。ロシア市場を失い、一方で対EU輸出額も落ちている。議会選挙後には私の指示する路線を議会多数派が採用することを排除していない。
 ユーラシア経済同盟については、協力枠組みメモランダムの準備がなされている。これは調印済の合意と矛盾しない。



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 ロシアの本音とドドンの忠犬ぶりがギラリと光る記者会見。ドドンの選挙公約や就任演説はクレムリンが書いたんじゃないかと思えるほどだ。この後、ドドンはブリュッセルに行くので要注目。


*モルドヴァ・ロシア関係についての拙稿は
欧州に取られた旧ソ連国をロシアに取り戻せ!モルドヴァを舞台にロシアが反攻開始 参照。
タグ:モルドヴァ
posted by 藤森信吉 at 22:40| Comment(0) | その他旧ソ連共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月19日

サフチェンコ「クリミアを渡してドンバスを取り戻す」

 サフチェンコ最高会議議員は「ウクライナがクリミアを放棄することで、交渉ベースでドンバスを取り戻すことができる」と述べた。
 これに対し、ペスコフ・ロシア大統領報道官は「クリミア問題は議論の対象外で疑問の余地はない」とコメントした。
また、こちらによると、この発言に対し、プロトニツキーLNR元首は「政治的発言であり、何ら建設的なアイデアでない」と述べた。ザハルチェンコDNR元首は「完全に無根拠であり、現実を反映していない」とコメントした。

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解放後のサフチェンコはドンバス和平に関してあれこれ立ち回って批判を受けているが、アドバルーンの役割を誰かから頼まれているのか、あるいは単なる天然なのか、判断に苦しむところだ。
posted by 藤森信吉 at 20:49| Comment(0) | 人民共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ガスプロム、54億ドルを追加請求

こちらによると、ガスプロムは、ナフトガス・ウクライナ社に53億ドルを追加請求した。
 2016年のQ2-4期のtake or payの違約金であり、10日以内に支払いを求めている。ガスプロムのナフトガス社に対する請求額の合計は370億ドルに達した。
 ミレルCEOによると、2016年Q1は、ウクライナ、ロシア、欧州委員会間の合意に基づく冬季パケットでウクライナにガスを販売したが、これはtake or payの対象外であった。
 2016年9月から、ストックホルム商業仲裁は、両社に対する公聴会をはじめており、ナフトガス社は、ウクライナは、高値でガスを買わされた補償とガス輸送量減に対する補償を求めてる。ガスプロム社はtake or payの支払いを求めている。
 ナフトガス社は、54億ドルはウクライナの2016年の(ヨーロッパからのみの)ガス輸入額16億ドルの3倍であると指摘し、支払う意思はなく、仲裁が本問題を決定する、という立場にわかりはないとした。また、同社のヴィトレンコ氏によると、ガスプロムが望む額を支払った場合、ウクライナの昨年のGDP成長率はマイナス2.5%になり、フリブナ減価、財政赤字等を招くことになる。
posted by 藤森信吉 at 20:14| Comment(0) | エネルギー問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月18日

モルドヴァ市場に殺到するウクライナ牛乳

 こちらによると、モルドヴァはウクライナ乳製品最大の消費国となっている。
 2016年5月〜年末にモルドヴァが輸入関税10-20%をかけたにも関わらず、モルドヴァはウクライナ乳製品の主たる輸出先である。2016年、ウクライナ乳製品の輸出量は10万9200トン(前年比マイナス9%)、輸出額は1億5800万ドルに達している。
 ウクライナ製牛乳および非濃縮クリームの輸出先は、モルドヴァ50.4%(270万ドル)、ジョージア26.3%(140万ドル)、ラトヴィア8%(40万ドル)となっている。
 また、ウクライナ製チーズの輸出量は26%減の8100トンとなった。輸出先はカザフスタン54%(1310万ドル)、モルドヴァ27%(650万ドル)、エジプト8%(190万ドル)となっている。
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ロシアに輸出できないため、他の国に流れ込んでいる、という図式。
タグ:モルドヴァ
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2017年01月17日

バンデラ化は神話

 こちらによると、非レーニン化は進行しているが、「バンデラ化」は単なる神話である。
 国家記念碑センターのヴァトロヴィチ所長によると、非共産主義化により1320のプロレタリアート指導者(=レーニン)像が撤去され、OUN指導者(=バンデラ)の像が4つ建てられた。他方、5万1493の地名(通り、広場、庭園等)が改称され、うち34は各自治体の議会決議により、バンデラの名を冠した。バンデラはザカルパッチャ、スィミ、ポルタヴァ州およびキエフ市に各1、キエフ州に2、イヴァノフランキウシィク州、コミニラフ州に各3、フメリニツィキー州に4、チェルカシィ州に8、チェルノフツィ州に10ある。
 それ故、ウムランド氏が言うようなバンデラがレーニンに取って代わっているとの言説は正しくない。
posted by 藤森信吉 at 12:40| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

沿ドニエストルで「ディナモ運動」復活

 こちらによると、沿ドニエストルでディナモ運動が復活する。
 クラスノセリスキー大統領は、内務省に対し、ディナモ運動の復活を要請した。大統領によると、共和国内の全市・全地区にスポーツ団体「ディナモ」を全面的に復興させる必要があるという。かつては、ディナモ運動に四千人が関与していた。「身体文化・スポーツ運動は民族の健全さであるが故、我が共和国にとって大変重要である」と大統領は述べた。
 さらに、大統領は、内務省に対し、軍事教練を第五学年から開始することを要請した。現行では7学年から教練が行われている。

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 経済ガタガタなので脳筋運動で引き締め、と。傭兵にでもするつもりか。こんな暇と予算があるのなら、出稼ぎ労働で役に立つ英語とかドイツ語を教えた方が遥かにお国のためになる。
posted by 藤森信吉 at 00:14| Comment(0) | その他旧ソ連共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月16日

Freedom House、ウクライナのメディア政策を批判

 Freedom Houseはウクライナ政府によるロシア・テレビ局の中継禁止令を批判した。
 Freedom Houseは、ロシアのテレビ局「ドーシチ」の中継をウクライナ政府が禁止したことについて、「ウクライナ人が、諸見解の選択へアクセスすることを制限・検閲するものである」と批判した。 「ウクライナ領の一部をロシアが占領している状態で、ウクライナ人が数少ないロシアの独立メディアにアクセスすることは死活的な問題である」とした。
 ウクライナ・テレビ・ラジオ問題国家会議は、モニタリング期間中、ドーシチが、ウクライナの領土保全と国境を遵守する報道を行わなず、また侵略国(=ロシア)の治安機関を称賛する内容の映画を放映したとして、「テレビ・ラジオ法」および「映画法」に違反すると認定、放映禁止措置を下していた。

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 CCRの曲は全部、同じに聞こえる。
posted by 藤森信吉 at 00:04| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする