2016年09月30日

特別地位法、議会可決は絶望的

 こちらによると、
約2/3のウクライナ最高会議議員は、ミンスク合意が唯一の紛争解決策であるとはみていない。ゴルシェニン研究所が9月20-23日に163名の議員から得たアンケート調査結果によると、ミンスク合意は唯一の解決策であるとはみなす議員は32.5%のみで、59.7%がみなさない、7.8%が回答困難であった。
 ミンスク合意履行に伴う法律の中で、特別地区における地方選挙法が最も採択される可能性があるが、24.7%が賛成票を投じると回答するにとどまっている。59.7%は同法に反対、18.2%が回答困難とした。
 特別地位砲は、15.6%のみが賛成、63.6%は反対で20.8%が考慮中であった。
 恩赦法は賛成が僅か11.7%で反対は61.0%、回答困難は27.3%であった。

 
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2016年09月29日

シェフチューク、シェリフ社に2.5億ドルを要求

 こちらによると、シェフチューク沿ドニエストル大統領は、シェリフ社に2.5億ドルを求める法案を議会に提出した。
 国家関税委員会の調査によると、1997年から2011年に、シェリフ社はタバコ、アルコール等の贅沢品の輸入に関する特権を受けた。特権は時の大統領スミルノフおよび通関を20年にわたり支配してきたその息子ウラジミールによって付与されてきた。輸入独占だけでなく、本来なら国庫に入れられるべき物品税納入や通関手数料を免除される特権を受けてきた。その結果、シェリフ社は700万ドルを通関に払っただけであるが、9億3700万ドルであるべきである。6年間で9億3000万ドルが不払いである。
 2012年にシェフチュークが大統領に就任すると、この特権ははく奪された。シェリフ社が国庫に収めるべき2.5億ドルはこの27%に過ぎない。シェリフ社は国家や社会の資源を犠牲にして成長してきたのだ。
 2.5億ドルの内、6300万ドルは国家成長基金に、そして4900万ドルが年金の20%増額に、1900万ドルが公務員給料の10%増額に充てられる。
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 日本で3人くらいが注目している沿ドニエストル大統領選挙は12月投票、これに向けてのキャンペーンの一環。今日の苦境はシェリフ社が脱税してきたから、と有権者に訴えたいようだ。議会多数派はシェリフ系議員なので、こんな法案は絶対に通らない。そこまで見越したうえでの法案提出。というか、スミルノフの息子を早く逮捕しろよ。
posted by 藤森信吉 at 19:45| Comment(0) | その他旧ソ連共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ウクライナ、競争力低下

 こちらによると、ウクライナの競争力は85位だった。
 世界経済フォーラムが発表した2016-2017世界競争力指数によると、ウクライナは138か国中、85位であった。ウクライナの順位は73位(2012)、84位(2013)、76位(2014)、79位(2015)と変動している。最も低評価である部門は、金融市場、制度、マクロ経済環境、商品市場の効率性で、高評価は教育水準、市場規模、保健・初等教育、イノベーション等であった。ビジネス上、最も問題がある要素としては、汚職、政策の安定性、インフレ、官僚制の不効率性が挙げられた。
 アゼルバイジャン37位、ロシアは43位、カザフスタン53位、ジョージア59位、アルメニア79位、クルグス111位であった。残りはデータなし。
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旧ユーゴ諸国と同じくらいの順位。
posted by 藤森信吉 at 18:47| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月28日

人民共和国住民の63%、ザハルチェンコ元首を支持

 こちらに、ドネツク人民共和国内の社会調査結果が掲載されているので紹介。
 社会調査機関「特別地位」によるドネツク人民共和国内の調査、9月5-24日、1200人を対象。
・ザハルチェンコ元首を完全に信頼する 63%
・日曜日に選挙が行われた場合、政権の現職を支持 57%、回答困難16%、選挙不参加 10%
・予備選挙の情報について 完全に知っている 56%、知らない21%、回答困難(??) 23%
・予備選挙に 参加する 46%、参加しない19%、回答困難35%、
・現在の問題は 低所得の早急な解決 49%、軍事行動の停止と平和の回復 35%、失業 28%
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社会調査機関「特別地位」は、ドネツク出張の際にインタビューに行けなかったところ。「研究員は紹介はできるけど国家安全省の許可がないと」とやんわりと断られてしまった。
 それはともかく、この種の国では、住民が自主検閲してしまうため、世論調査の結果は鵜呑みにはできないのだが、あれほど政権が煽っていたにも関わらず、予備選挙の認知率は低いようだ。
posted by 藤森信吉 at 21:43| Comment(0) | 世論調査 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月27日

上海ネット雑感

 バブル世代だと BowieのChina Girlか YMOの中国女か、鹿取洋子のゴーイン・バック・トゥ・チャイナを思い浮かべるのだが、上海ネット雑感。
 こちらの人も書いていますが、Googleブロックがこんなに中毒不便とは。旅行者の頼みの綱、Googleマップが使えん! ならば、百度地図を使おう、と思っても、Google Playにもアクセスできないのでインストールできない。仕方なく、PC経由でダウンロードしてインストールする始末。旅行ガイドは、日本でオフライン地図を落としておく旨、記載しておくべきだ。まあ百度のソフトは、すぐに広告がポップアップするし、重くてすぐに落ちるし、あまりお勧めできないが・・・・Google以外にもアクセスできないサイトが非常に多い。例えば、中国ネット規制を回避する方法、などと銘打たれているサイトは、ドメインが問題なのかキーワードのフィルタリングなのか、アク禁。こういうサイトは、イソップ語で記してほしい。期待のTORブラウザも接続できない。私見、ネットに関しては人民共和国の方がはるかに自由だ。
 それはともかく、Google検索が使えないと、BingやYahooに頼るのだが、Googleに慣れきってしまったせいか、思ったようなソースにヒットしない。我々が、Googleの検索順に飼いならされているといえなくもないが、中国大陸の文系研究者にとって、ソースが限定されるのは相当マイナスではないだろうか。
posted by 藤森信吉 at 12:37| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ウクライナ、天然ガス消費量マイナス11%

 こちらによると、ウクライナの1-8月の天然ガス消費量は前年比マイナス11%だった。
 ウクライナエネルギー・石炭省のデータによると、ガス消費量は239.4億m3から194.18億m3に低下した。特に産業界の消費がマイナス21%と大きく、住民・予算執行機関がマイナス7.8%、発電がマイナス7%だった。
2015年度の天然ガス消費利用は前年比マイナス20.9%の337.27億m3であった。
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このままのペースだと年間ガス消費量は300億m3くらいか。うち、国内生産が200億m3くらいあるので自給率は実に6割強。残りの100億m3は、EU市場からの逆輸入で簡単にカバーできる。今年度のガスプロムからの輸入は本当にゼロになりそう。
posted by 藤森信吉 at 12:19| Comment(0) | エネルギー問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ウクライナ、来年度の平均ガス価格を245ドルに設定

 こちらによると、ウクライナ経済商業省は、来年度予算案の前提を天然ガス価格245.8ドル/1000m3(6686フリブナ)、平均為替レートを27.2フリブナ/ドルとしていることを公表した。
この価格はナフトガスが購入するガス価格を反映させたものであるが、ナフトガス社から来年度の輸入ガスの予想価格は得られていない、とナサリィク大臣は述べた。

 
 
posted by 藤森信吉 at 11:47| Comment(0) | エネルギー問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月26日

モルドヴァ、ウクライナ乳製品の輸入制限、年内まで継続

 こちらによると、モルドヴァは、ウクライナ乳製品に対する輸入割当を2016年12月31日までとする決定を行った。
 カルムィク・モルドヴァ副首相兼経済相は、在モルドヴァ・ウクライナ大使と両国の貿易問題について協議を行った。
 カルムィク副首相はウクライナ産の乳・肉製品およびセメントの割当問題について、本割当は当初の予定通り、12月31日いっぱいまで効力を持つ、と述べた。両国は10月に協議を行う予定である。
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4月にお伝えしたニュースの続き。年内いっぱいで終わり、というニュアンスだろうか。こちらの人の研究によると、ウクライナの農業輸出は低付加価値にシフトを強いられており、モルドヴァ市場は何としても維持したいところか。
posted by 藤森信吉 at 23:23| Comment(0) | その他旧ソ連共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月25日

日本、ロシア下院選の正当性を認めず

 在ウクライナ日本国大使館声明を以下にコピペ。

1.日本は,ウクライナの主権及び領土一体性を支持しており,力による現状変更の試みは断じて認めないとの立場である。

2.日本は2014年3月のロシアによる違法なクリミア「併合」を認めていない。それゆえ,日本は9月18日にクリミアで実施されたロシアの「国家院選挙」の正当性及びその結果を認めない。
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 大使館単独の判断ではなく、日本国政府の意向&西側各国との協調路線であろう。
在ウクライナ・アメリカ大使館なんぞは16日に段階で無効声明を出している。ただ、ウクライナ外務省の下院選挙全体を無効とみなす、というものに比べると、日本もアメリカも「クリミア」に限定しているのでかなり穏やかではある。比例選挙を考えると、ロシア全土の正当性が怪しくなるという方が理に適っているような気がする(現実的ではないが)。
 ロシア下院選へ選挙監視員を派遣している 日本外務省の声明はまだ出ていないようだ。
posted by 藤森信吉 at 23:10| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月24日

沿ドニエストル大統領選、最強の候補者が届出

 こちらによると、沿ドにエストル大統領選に、議会議長が立候を表明した。
 ヴァジム・クラスノセリスキー沿ドニエストル最高会議議長は、中央選管において立候補の記者会見を行った。同氏で立候補者は9人目となる。12月11日に行われる大統領選における最有力候補と見られている
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8月末の世論調査によれば、クラスノセリスキー氏の支持率は25%、現職シェフチューク氏は14%。ただいま、大統領はシェリフ批判のキャンペーンを展開中。果たして追い上げられるか。
posted by 藤森信吉 at 15:10| Comment(0) | その他旧ソ連共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月23日

ルガンスク人民共和国、地方選挙を延期か?

 こちらによると、プロトニツキーLNR元首は、2017年春に地方選挙を延期する可能性を示唆した。
 11月6日に予定されていた地方選挙の実施について、プロトニツキー氏は、キエフが諸条件、すなわち改憲、特別地位法、恩赦法、を履行しなければならない、と指摘し、ミンスク合意の履行に熱心でない場合、LNRは11月に選挙を強行する、とした。10月2日に行われる予備選挙に、各国から監視員を招待しており、民主的で国際法のノルマに準ずるものであることを目撃するであろう、全てが順調に進めば、11月に選挙を行わない理由はない、と述べた。
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 延期されれれば、何度目か(もう数えたくもない)。
posted by 藤森信吉 at 00:20| Comment(0) | 人民共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月22日

ウクライナ議会、ロシア下院選挙無効決議を採択

 ウクライナ最高会議は、ロシア下院選挙を正統とはみなさない決議を採択した。
 一時的占領地域(クリミアおよびセヴァストーポリ)における不法な選挙実施によるものである、とした。また、国連安保および総会、各国の議会や国際組織に対し、ロシア下院選挙の正統性を認めないよう求めた。
 264名が賛成票を投じた。
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 ティモシェンコやサフチェンコは棄権票を投じた模様。
posted by 藤森信吉 at 11:01| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月21日

沿ドニエストル住民、独立支持は不変

 こちらによると、沿ドニエストル住民の独立支持率は88%だった。
 2016年9月17日、沿ドニエストルは、住民投票10周年を祝った。当時は97%が独立を支持した。沿ドニエストル大学社会科学学部が沿ドニエストル共和国内、960人を対象に行った世論調査によると、
・住民投票がある場合、88%が独立に投票
・編入先国家がある場合、94.1%がロシア連邦を挙げた
・沿ドニエストルが第一に関係を発展させるべき国
 ロシア 55.2%
 ユーラシア経済同盟国 37.1%
 モルドヴァ 4.4%
 EU 1%
 ウクライナ 0.4%
・2006年の住民投票において
 65.4% 投票に参加し、「沿ドニエストル独立とロシアへの編入」に賛成票
 3% 投票に参加し、「沿ドニエストル独立に反対、モルドヴァ内に編入」に賛成票
 21.8% 投票に参加せず

posted by 藤森信吉 at 15:16| Comment(0) | その他旧ソ連共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月20日

ウクライナ外務省、ロシア下院選の正統性を認めず

 ウクライナ外務省は、ロシア下院選挙を不正とみなす声明を発表した。
 それによると、ウクライナは、一時的に占領されているクリミアおよびセヴァストーポリ市におけるロシアの選挙実施を非難し、ウクライナ主権下における議員選出は国際法違反である、としている。それ故、クリミア占領地域からの選出議員4名と比例区225名は違法かつ無効であり、全ロシア下院の正統性に疑問を抱かせるものだ、としている。
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ロシア下院選挙の正統性を認める⇒クリミアにおけるロシア選挙の合法性も認める⇒クリミアはロシア領であることを認める、ということになるので、この声明は当然だが、このままだと両国の批准に支障をきたしやしないか。
 まあ、しかしこうやって占領の既成事実が積み重ねられていくのだ。日本国政府も、南樺太および北方領土の不法占拠を批判するのであれば、「我が国の主権下にある領土において行われた選挙は不法かつ無効である」とロシア下院選挙にクレームを入れるべきだ。
posted by 藤森信吉 at 12:41| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

沿ドニエストル、ロシア下院選に5万人が投票

 こちらによると、18日に行われたロシア下院選挙で55693人の沿ドニエストル・ロシア国民(原文のまま)が投票を行った。
 統一ロシアへの投票が83.2%であり、また沿ドニエストル領に設定された一人区では統一ロシアの候補者の7名が勝利した。
 一方、モルドヴァ領では2995人が投票を行った。
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  Приднестровские россияне なる単語があるとは。沿ドニエストルの 人口は50万人(実数はおそらく30万人)で、うちロシア国籍は20万人。まあまあの投票率では。
 気になるのが一人区。沿ドニエストル選挙区はもちろん設定されていないので、ロシア内地(笑)のどこかの選挙区と一緒になるのだが、ボロネジ、カリーニングラード、リペツク等々、様々な地域に散らされているようだ。
posted by 藤森信吉 at 11:59| Comment(0) | その他旧ソ連共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月19日

ロシアメディアに対する信頼度 さらに低下

 こちらによると、ウクライナ世論のロシア・メディアに対する信頼度は低下している。
 2016年5-6月、USAID U-Media による世論調査、4048人を対象。
・ニュースをWebで見ている 67%(2015年、64%)
・ニュースをテレビで見ている 79%(81%)
・ロシア・テレビ局を見ている 6%(27%)
・ロシアのWebニュースを見ている 11%(21%)
・ロシア・テレビ局に対する信頼度 4%(20%)
・ロシアのWebニュースに対する信頼度 5%(16%)
・ロシアのラジオ、新聞に対する信頼度 2%
・ウクライナ・テレビ局(全国放送)に対する信頼度 61%(61%)
・ウクライナのWebニュース(全国版)に対する信頼度 47%(37%)
・ウクライナのラジオ局(全国放送)に対する信頼度 39%(31%)
・ウクライナの新聞(全国版)に対する信頼度 34%(29%)
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マイダン以降のメディア動向を眺めていると
・ウクライナ、ロシアとも情報統制が進んでいる
・(主としてテレビを通じて)自国の世論は操作しやすい
・ロシア語ができても、他国のメディアを参照しない
 ということが感じられる。ただ、オリガルヒ系メディアが政府批判を繰り広げているだけウクライナの方がマシな気もする。ロシアのテレビ局のニュース報道は金太郎飴。

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2016年09月18日

ラザレンコの隠し資産、没収される

 こちらによると、
アンティグア・バーブーダ国はラザレンコの資産6670万ドルを接収した。
 アンティグア・バーブーダ政府は、ラザレンコ元首相が同国のEurofed銀行(廃業)の預金残高6670万ドルを国庫に移した。ラザレンコはウクライナ議会に対し、総資産額は55000ドルであると申請していた。アンティグア・バーブーダ政府が、口座残高は犯罪によって蓄財されたものであると認定していたが、ラザレンコ側はマネーロンダリングではないと証明することができなかった。
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 ラザレンコはガストレーダー時代のティモシェンコのパトロン。ただいま、マネロンでアメリカに収監中(保釈されたっけ?)。ティモシェンコやIteraからのキックバックがメインだと想像されるが、たった3年間で天然ガス利権をつかってどれだけ蓄財したのだろうか。
posted by 藤森信吉 at 14:30| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月17日

沿ドニエストル、貿易停滞中

 こちらによると、沿ドニエストルの上8か月の貿易輸出入額は前年同期比でマイナス25.78%であった。
 貿易輸出入額は9億340万ドルで前年同期比マイナス25.78%、輸出は3億4430万ドル(マイナス15.6%)、輸入は5億5900万ドル(マイナス31%)であった。輸出額の35%は燃料エネルギー資源で前年同期比マイナス2800万ドルであるが、モルドヴァ向け電力価格が30%低下したことが影響している。
 輸入の約半分は燃料エネルギー商品で占められており、ロシアの天然ガスおよび石油製品である。貿易相手国の一位はロシアで35%を占めるが、前年比マイナス1億5700万ドルである。第二位はモルドヴァ、第三位はウクライナである。輸出入に住めるEU諸国の割合は38%で、前年同期の43%から低下している。EUの数字にモルドヴァ、ウクライナを加えると57%になる。

posted by 藤森信吉 at 13:13| Comment(0) | その他旧ソ連共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ポロシェンコ「クリミアを交渉カードにしない」

こちらによると、ヤルタ・ヨーロッパ戦略会議(YES)において、ポロシェンコ大統領は「クリミアを交渉材料とするつもりはない」と述べた。
 大統領は「我々はドンバス返還のためにクリミアを交渉材料とすることに合意したことはない、クリミアはウクライナ領である。この立場は全世界から支持されており、21世紀のヨーロッパの中心における危険な兆候を許容する訳にはいかない」と述べた。また、ロシアの戦略は明白で、西側と世界にクリミアに対する主権を認めさせることである、として、クリミア占領地域におけるクリミアタタール人や親ウクライナ活動家に対する占領政府の政策にも注意を喚起した。
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クリミアをロシアに渡して、ドンバスから手を引いてもらう、というシナリオは2年前から囁かれていた。今更言及したということは、制裁に飽きてきたヨーロッパから提案されたのだろうか。
posted by 藤森信吉 at 12:28| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月16日

総合格闘家ジェフ・モンソン、ルガンスク人民共和国籍を授与される

 こちらによると、MMA格闘家ジェフ・モンソンがルガンスク人民共和国を訪問した。
 ロシア国籍人ジェフ・モンソンのMMAスクールは、ルガンスクの航空スポーツクラブの基地跡に開かれる予定であり、アレクサンドル・トカレフがトレーナーとして招聘される。
 モンソン氏はルガンスク市創設221周年の式典に参加し、プロトニツキー元首から共和国パスポートを授与された。モンソン氏は2014年にロシア国籍を申請し2015年12月にロシア・パスポートを取得している。モンソン氏は、ファイト時の国歌斉唱にはソ連国歌を利用しており、2014年9月には、「立ち上がれ、ドンバス」イベントのリングに立っている。

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 ロシア、アメリカ、LNRの三重国籍とか。文中に登場するナイト・ウルブス(ロシアのバイカー組織)とか、過去のフョードルとの対戦とか、スポンサーが誰なのか勘ぐってしまう。


posted by 藤森信吉 at 12:58| Comment(0) | 人民共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする