2016年03月31日

在ウクライナの欧州系企業、対汚職政策に不満

 こちらによると、ウクライナで活動するヨーロッパ系企業の73%は、対汚職闘争で進歩が見られないとしている。
 在ウクライナ・アメリカ商工会議所(ACC)が2014年3月から2015年10月にかけて99社を対象とした調査によると、ウクライナでビジネスを営むヨーロッパ企業の73%が過去2年間に対汚職闘争に進歩が見られないと回答した。
 また、98%が汚職は一般的な現象と回答、88%がウクライナでビジネスをするにあたり汚職に出くわしたことがあると回答した。
 対汚職の成功例として、パトロール警察の創設(43%)、手続きの簡素化(5%)が挙げられたが、51%は成功例なし、と回答。最も腐敗した機関としては、司法(87%)、検察(61%)、地方自治体(39%)が挙げられた。
 また、対汚職で最も効果的な方法としては、問題ある機関の人員更迭(72%)、賃金の引き上げ(57%)、罰則強化47%)が挙げられた。障壁としては、政治意志の欠如(48%)、権力側の抵抗(27%)、ウクライナ人のメンタリティー(17%)が挙げられている。
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 調査期間がちょっと古いですかね。しかし、腐敗していることで有名な徴税官吏は地方自治体に入るとして、税関係官が出てこないのはおかしい。ポーランド→ウクライナ国境の通関時の賄賂話は、あちこちで聞いている。
 以下、鶏と卵。
「EU加盟にはまずは汚職対策しないといけないけど、ウクライナの汚職構造を解決するにはどうしたらいいの?」
「EU加盟だね。ブリュッセル官僚が、ウクライナ独自の商習慣をぶっ壊してくれるよ」
posted by 藤森信吉 at 18:21| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ロシア、天然ガス値下げを終了

 こちらによると、4月1日以降、ロシアウクライナ向けガス価格値引きを行わない。
 ノヴァーク・エネルギー相は「3月31日にウクライナ向けガス値引きの有効期間は終了する。2016年Q1は17.77ドル値引きで212ドル/1000m3であった。4月1日からウクライナ向けガス価格は現行のガスプロム・ナフトガス間のガス契約に基づくことになる」と述べた。
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 買う気がない相手に値引きなんて必要ないよね、といった感じ。現時点では、ウクライナはガスプロムから買わないので、人民共和国向けに垂れ流しているガスのみに適用される価格。まさにエアー価格。
追記) Q2の契約価格は184ドル/1000m3とのこと。こりゃ低すぎて値引きできないですな。
posted by 藤森信吉 at 12:37| Comment(0) | エネルギー問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月30日

ウクライナの実質賃金は175ドル

 ウクライナ国家統計委員会によると、2016年2月の実質平均賃金は4585フリブナであった。これは1月から5.1%上昇しているが2015年2月比でマイナス8.3%である。
 賃金が高い地域は、キエフ市(7886フリブナ)、ドネツィク州(5265)、キエフ州(4620)、ドニプロペトロフシク州、ザポリッジャ州、オデッサ州と続き、最下位はテルノピリ州(3211)。
 業界別では、ダントツで高いのが航空で20873フリブナ、金融・保険業やテレビ・情報業が9000台。逆に農業は3076、郵便は2382、そして学界は5447フリブナ。かつてソ連随一の高給取りであった石炭産業は6577フリブナ。
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 4585フリブナだと月収175ドル…国立大学の准教授クラスで150ドルと聞いたが、どうやって生きているのだろうか。
posted by 藤森信吉 at 13:12| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月29日

ロシア世論、サフチェンコにネガティブな感情

ロシアの世論調査機関ВЦИОМによると、ロシア世論は、サフチェンコに対する認知度が高く、ロシア人ジャーナリスト殺害に関与していると信じている。
・3月19-20日、ロシア全土1600人を対象
・ニジョージダ・サフチェンコが何者であるか知っているか
 知っている 43%  名前だけ知っている 22% その名前は初耳 35%
・サフチェンコは何者? (知っていると回答した者のみ)
 ウクライナの飛行士 22%、着弾観測員 19%、ロシア人ジャーナリスト殺害者 14%、捕虜 9%
 アイダル部隊員/国家親衛隊員 9%、テロリスト 9%、狙撃手 7%。ウクライナ国民/英雄 5%、ウクライナ民族主義者/バンデラ主義者 5%、以下略
・サフチェンコがドンバスでロシア人ジャーナリスト二名を殺害したことについて(同上)
 関与あり 81%、関与なし 4%、回答困難 15%
・国際社会はサフチェンコの裁判に高い関心を寄せているが、プーチンは何をなすべきか
 裁判に介入しない 47%、ロシア人と捕虜交換 28%、恩赦 2%、その他3%、回答困難 20%
・メディアロギア社のメディア調査によると、2015年1月から2015年3月間にサフチェンコは5万回登場し、2016年3月にピーク(2.1万)をつけている。



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サフチェンコの世論を形成しているロシア・メディアを統制しているのはロシア政府なので、この調査結果が示す「サフチェンコは有罪」もロシア政府の意図とみるべき。ウクライナ政府に対し、サフチェンコ解放の値段を吊り上げているのだろうか。
posted by 藤森信吉 at 21:14| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月28日

銀行経由の海外送金のデータ

 こちらに、2015年度の海外送金のグラフがまとめられているので、転載。
 目を引くデータとしては
・ウクライナへの送金総額は25.3億ドル(前年度は38.9億ドル)、平均送金額は396ドルから168ドルへ低下。
・海外からの送金のほとんどは、ロシアから。次いでイタリア、イスラエル、アメリカ、スペイン。
・受領は63%がドル、23%がルーブリ、13%がユーロ
・海外からの送金の受取先は、キエフ14%、ハリキウ11%、ドニプロペトロフシク9%、リヴィウ7%
・送金方法のトップはwelsend(ウクルハスバンク)33%、PrivatMoney27%、Flashmoney14%、Aval'Express 13%、Praveks-Telegraf 8% 他。



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はっきりと書かれていないが、おそらく自然人の送金。また、金融機関経由の送金なので、現金は含まれていない。


posted by 藤森信吉 at 21:44| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

モルドヴァでルーマニア統合派が集会

 こちらによると、27日、モルドヴァの首都で、ルーマニアとの統合に賛成する行進が行われた。
1918年3月27日に、ベッサラビア議会(Сфатул Цэрий)がルーマニア統合を決議したことを記念し、組織者はСфатул Цэрий2の編成および、モルドヴァのルーマニアへの統合のための戦略と文書の策定の計画をぶち上げた。その後、中央駅まで行進が行われた。組織側発表で5万人が参加し、ルーマニアからの統合支持者も参加した。

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 なんでも、モルドヴァ世論のルーマニア統合支持率はジワジワ上昇して20%くらいあるとのこと。
映像で見る限り、行進参加者は数千人規模のようだが、組織者は何者だろうか。親ロシア派に対する当て馬?
まあしかし、ルーマニアと合同できれば、一瞬でEU、NATO加盟が実現できる。ウクライナもポーランド、リトアニアと再合同すればry

posted by 藤森信吉 at 13:45| Comment(0) | その他旧ソ連共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月27日

沿ドニエストルの「刷新」党、大統領との対立路線を鮮明化

 こちらによると、沿ドニエストルで「刷新」党の党大会が開かれ、大統領との対決路線を鮮明にした。
 チラスポリにおいて、沿ドニエストル最大の政党、刷新党の第8回党大会が開かれ、党首に前議会副議長のガリーナ・アンチュフェーエヴァが選出された。アンチュフェーエヴァ党首は、政権批判を展開し、9月にシェフチュークに対抗する大統領候補を立てることを約束した。
 シェリフ財閥の支持を受ける「刷新」党大会には、400人の代議員、統一ロシア、公正ロシア、ロシア自由民主党からの来賓議員および在モルドヴァ・ロシア大使館の館員が参加した。
 大会では、ロシアからの来賓がまず挨拶に立ち、クージン議員(統一ロシア)が「沿ドニエストルはロシアである。ロシアは自らの兄弟を決して放置しない」と発言し、喝さいを浴びた。また、シコルスキー議員(自由民主党)は「沿ドニエストルは過去も現在も未来もロシアである」と挨拶したが、後の記者会見で、沿ドニエストルの困難さに触れ「事実上、沿ドニエストルはモルドヴァ経済空間の一部である」と述べた。
 来賓のスピーチ後、アンチュフェーエヴァが登壇し、「秩序がいかに抑圧に変わってしまうか理解する必要がある。福祉や社会保障は、年金生活者や公務員に対する罰に変わってしまった」とシェフチューク政権を批判し、大統領選挙で対立候補を立てることを約束したが、具体的な名前には言及しなかった。
 クージン議員は、記者に対し「統一ロシアは刷新を支持しているが、大統領選挙で刷新党候補を支持するかは述べられない。候補が決まっていないので支持しようがない」と述べ、「現在のシェフチューク政権とロゴージン副首相間の協調路線を統一ロシアは支持している」と付け加えた。シコルスキー議員は「我々は健全な親ロシア勢力を支持する。それは沿ドニエストルだけでなく、モルドヴァやウクライナにおいてもである」と述べた。
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新党首ガリーナ・アンチュフェーエヴァだが、かのアンチュフェーエフの元夫人のようだ。それはともかく、現在の経済状態では、来る大統領選挙でシェフチュークは確実に負けます。ロシアがどの程度、介入するか。2011年の選挙では、中途半端に介入して、ロシアが支持する候補はボロ負け。
posted by 藤森信吉 at 19:00| Comment(0) | その他旧ソ連共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月26日

大統領、動員を解除

 こちらによると、ポロシェンコ大統領は第四次動員を解除する大統領令に署名した。
 2014年7月21日付および2015年1月14日付大統領令により招集された4.5万人の軍務者の動員が解除される。と大統領は国家安全保障・国防会議において述べた。この解除により、国防力が損なわれることも、東部やクリミア峡に配置されている部隊人員数が減ることもない、と大統領は強調した。
 また、大統領は、軍務者との契約キャンペーンが、前回より早いテンポで順調に進んでいることも強調された。契約兵士はATO外勤務で7000フリブナ以上、ATO域内で1.1万フリブナ以上の賃金となる。今年に入ってから、契約数は1.4万に達している。
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聞くところによると、現在の経済状況下で軍務の賃金はなかなか魅力的(しかも停戦状態なので死傷の確率も低い)なので、契約を延長する者が多い、とのこと。
posted by 藤森信吉 at 15:31| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

JBPressに寄稿しました

 JBPressに寄稿いたしました。
ミンスク合意1年、水面下で激しさ増す米ロの戦い
人民共和国の粛清進めるロシア、ウクライナを操る米国


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一行でまとめると
「キエフもドネツクも田舎者」

posted by 藤森信吉 at 10:58| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月25日

ロシアNIS調査月報2016年4月号に寄稿しました

 ロシアNIS調査月報2016年4月号に寄稿しました。
「経済コストから考えるドンバスと沿ドニエストル問題―非承認国家の黄昏―」16-26頁





posted by 藤森信吉 at 17:47| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ウクライナ・モルドヴァ間で貿易戦争

 こちらによると、モルドヴァ政府は、ウクライナ製品に対する関税を検討している。
 モルドヴァ経財省は、ウクライナからの肉製品、乳製品およびセメントに対する輸入関税導入法を検討している。法令では、CIS自由貿易圏合意から、いくつかのリストが削除されることになる。
 政府決定は、モルドヴァ精肉・乳製品業界からの陳情を受けた後に採択された。業界は、ウクライナ製品の輸入急増により、保護を求めている。通関統計によれば、モルドヴァへ輸入される乳製品は15%増となっている。3月末に、ウクライナ政府との間で専門家レベルの協議が予定されている。
 一週間前、ウクライナは、モルドヴァに対し、ウクライナ乳製品の締め出しを行えば、モルドヴァに禁輸措置を採ると警告していた。1月初に、モルドヴァの農業業界は、ウクライナの畜産製品の流入が打撃となり、モルドヴァ企業が倒産の瀬戸際に追い込まれる可能性があると述べてきた。ウクライナにおいては電力、ガス、飼料がモルドヴァより遥かに安く、モルドヴァ製品は競争力を失っている。
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ロシアに輸出できなくなったウクライナ畜産品が、モルドヴァに向かっているといったところか。両国間の自由貿易を規定するのがCIS自由貿易協定というのが何とも。まだ機能しているんだっけ?
posted by 藤森信吉 at 12:40| Comment(0) | その他旧ソ連共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月24日

ウクライナ世論、ポロシェンコ支持率が低下

 こちらによると、ウクライナ世論の支持率のトップはポロシェンコ大統領であるが、支持率は低下傾向にある。
 ラズムコフ・センターが2月19-25日に2012人を対象に行った世論調査によると
・「大統領選挙では誰に投票するか」
 ポロシェンコ 14.7%、 ティモシェンコ 9.5%、サドヴイ 8.9%、ボイコ 6.5%、フリツェンコ 6.3%、リヤシコ 5.2%、ヤロシ 2.6%、チヒプコ 2.3%、チャヒニボーク 1.8%、シモネンコ 1.5%、クリチコ 1.2%、ヤツェニューク 0.3%
・政党支持率
 野党連合党 11.3%、自助党 11.2%、ポロシェンコ連合党 11.1%、祖国党 9.1%、ラディカル党 6.6%、サアカヒジリ連合「清廉国家へ」5.8%
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ラズムコフ・センターに原典が見当たらず、孫引き。KMISの調査では、やや異なる結果だったが、いずれにせよ、ポロシェンコ大統領およびその与党の支持率は低下中。大統領選挙では、ティモシェンコに負け、議会選挙では第三位くらいに沈む可能性あり。ただし、これはウクライナ政治で繰り返されてきたパターンであるので、ここから政権側は再選戦略に入り、諸勢力を引き込むことになる。サアカシビリの党(というか、運動体)はいつできたんだ?
posted by 藤森信吉 at 13:00| Comment(0) | 世論調査 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月23日

2015年のGDP成長率はマイナス9.9%

 ウクライナ国家統計委員会によると、2015年度のウクライナGDP成長率はマイナス9.9%であった。
ウクライナの名目GDPは19795億フリブナであり、一人当たり4万6201フリブナである。GDP成長率は2010年に4.1%、2011年に5.5%、2012年に0.2%、2013年に0.0%、2014年にマイナス6.6%、となっている。構成別では、構成比が大きい順に、小売りマイナス16.8%、工業がマイナス13.7%、農林水産業がマイナス4.7% となっている。
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現在の為替レートで、国民一人あたりのGDPは1750ドル。小売りと工業が壊滅、農業は粘る、という傾向が続くと、今年くらいにはGDP構成比の一位が農業になり、名実ともに農業国になりそうだ。
posted by 藤森信吉 at 11:31| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月22日

ウクライナ世論の3割、ドンバス紛争の軍事的解決を支持

 こちらによると、ウクライナ世論の3割は依然としてドンバス紛争の軍事的解決を支持している。
 ラズムコフ・センターが2月19-24日に2012人を対象にウクライナ全土(占領地域除)で行った世論調査
・ウクライナ東部紛争におけるロシア
 ロシアは侵略国で紛争当事者である 70.3%、 当事者ではない 11.9%、回答困難 17.8%
・DNRとLNRの評価
 DNRとLNRは住民を代表する権利がない地域組織である 62.2%、 住民を代表している 20.6%、回答困難17.1%
・東部紛争の解決
 分離主義者の領土に対する完全なコントロール回復まで反テロ作戦を続行 29.9%
 これら地域をウクライナから切り離す  21.5%
 ウクライナ内で特別な地位を与える 22.6%
 回答困難 25.9%
・何故 切り離しを支持するのか
 この地域の住民の自決権 17.8%
 ウクライナ政治への影響、財政負担が嫌だから 74.9%
 その他 1.9%
回答困難 5.3%
・ミンスク合意について
 評価する 15.4%  評価しない 34.8% 中立的 26.0% 何それ 11.2% 回答困難 12.6%
・「ドネツクとルガンスク州の一部に特別な地方自治権を付与する」という改憲案について
 支持する 21.0%  支持しない 49.1%  回答困難 29.8%
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 ミンスク合意は全く人気ありませんな。しかし、軍事力による解決支持率が一貫して低下しているのは朗報(逆にドンバス切り捨て派も一貫して増えているが)。
また、例によって地域差はあるが、紛争地域から離れるほど、ロシアは侵略者であり、DNRとLNRは違法な代表者であるとし、軍事力による解決を志向して、ミンスク合意に反対、という傾向がでるのがおもしろい。出張でも感じたが、キエフはのんびり、一番緊迫していたのはATO最前線のハリコフ。
posted by 藤森信吉 at 20:05| Comment(0) | 世論調査 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

プーチン支持率、低下

 LEVADAセンターによると、ロシア世論のプーチン支持率は、1年前に比べ10ポイント低下した。
 ロシアの世論調査機関LEVADAセンターが2016年3月11-14日に全土1600人を対象に行った世論調査によると、
プーチン大統領を完全に信頼すると答えた者が21%(2015年3月比 マイナス1ポイント)、どちらかというと信頼するが52%(マイナス5)、どちらかというと信頼しないが14%(プラス4)、全く信頼しないが5%(プラス1)となった。プーチンの魅力については、経験豊かな政治家が33%(マイナス13)、エネルギッシュで決断力ある人物 31%(マイナス10)、国益の保護25%(プラス2)、外交政策 22%(プラス6) 他となっている。
 他方でプーチン再選の支持率は65%(プラス8)と上昇している。



赤線が支持率、青線が親近感
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クリミア効果が尽きた、といったところですかね。ここらで、経済制裁の解除が欲しいところ。
posted by 藤森信吉 at 11:27| Comment(0) | 世論調査 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月21日

祝! 第50陣 ドンバス向けロシア人道援助

 こちらによるとノギンスキー救助センターからドンバス向け第50回人道援助トラックが出発した。トラックはドンスコイ救助センターに集結した後、1100トン以上の人道援助物資とともに23日にドンバスに向け出発する。人道援助物資には、公式には職利用品、春撒き用の種子、芸術・文学の教材が含まれる。
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かつては月1だったのだが、ずいぶんと派遣ペースが落ちましたな。ロシアでは、同じ非常事態省がかかわるロストフナドヌの墜落ニュースでほとんど報道されないとは思うけど。
 
posted by 藤森信吉 at 14:48| Comment(0) | 人民共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月20日

ウクライナ市民の銀行口座保有率は52%

 こちらによると、ウクライナ人の銀行口座保有率は52%であった。
 アンドレイ・ブィシヌィ・オシチャドバンク頭取によると、15歳以上のウクライナ国民の銀行口座保有率は52%で、ポーランドの78%、アメリカの93%を遥かに下回っている。
 ウクライナの銀行はウクライナの銀行の資産は40億ドルであり、信用ポートフォリオは670億ドルであるに対し、ポーランドは2250億ドルである。ウクライナの銀行は非常にコスト高で生産性が低い。ウクライナの銀行部門には14万人が従事しているが、ポーランドでは51.9万人である。財務営業費比率はウクライナでは4%であるのに対し、ポーランドでは1.8%であり、収益性はアメリカの16%にすぎない。また、稼ぎ出したお金の70%は公共料金支払いのサービス料からである。
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 金融用語の訳はテキトーです。まあ、オシチャド銀行(旧預金銀行)は公共料金の窓口くらいしか役割ないけど。
posted by 藤森信吉 at 15:25| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月19日

ロシア世論、今も昔もソ連維持に賛成

 こちらによると、ロシア世論の64%は、ソ連維持に賛成票を投じる用意がある。
 全ロシア世論研究センター(ВЦИОМ)が3月5-6日に1600人を対象に行った世論調査によると、ソ連維持を問う国民投票が今日行われた場合、64%が賛成票を投じると答えた。
・「あらゆる民族の人権が保障される主権共和国の平等な同盟としてのソ連を維持する必要はあると考えるか」
 必要である 64%、 必要でない 20%、 回答困難 16% 
・「ソ連維持という住民投票の結果が実現しなかった原因は誰にあるのか」
 ゴルバチョフ 27%、最高権力機関、代議員、政府 17%、エリツィン 13%、ベロベジ会議の参加者、CIS諸国首脳 3% アメリカおよび西側諸国 2%
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 1991年3月17日に行われた国民投票に因む世論調査。設問文も踏襲。当時のロシア内の賛成率は71.3%。年齢が高くなるほどソ連維持に賛成の傾向。60歳以上の回答者の賛成率は76%に達している。
posted by 藤森信吉 at 21:20| Comment(0) | 世論調査 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月18日

ドネツク人民共和国、独自パスポートを発給

 こちらによると、DNRは共和国独自の国内パスポート発給を開始した。第一号はザハルチェンコDNR元首が受け取った。また、共和国内で16歳に達した住民にDNRパスポートが発給された。今日、その対象者は3.4万人であり、費用は250ルーブリである。ザハルチェンコ元首によると、最初のパスポートを受領するのは満16歳、25歳、45歳に達した住民であり、また、様々な理由でウクライナパスポートを紛失した者も対象となる。
 ザハルチェンコ元首は、自らのウクライナパスポートの破棄を約束した。また、ロシア、南オセチアはDNRパスポートを承認した、と述べた。
 DNRパスポートに関しては、ロシア国境を通過できるとのうわさが立っているが、ロシア側は否定している。
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現状ではDNRパスポートで行ける範囲はLNRとDNRのみなので、余程の愛国者バカでない限り、ウクライナのパスポートは所持し続けるでしょう。
posted by 藤森信吉 at 12:56| Comment(0) | 人民共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月17日

キシナウ国際空港、利用者急増

 こちらによると、2015年のキシナウ(キシニョフ)国際空港の旅客数は前年比25%増であった。
 モルドヴァ市民航空機関(CAA)によると、2015年のキシナウ国際空港の旅客数は前年比44.5万人増の223万人となった。これはヨーロッパの国際空港の平均値5.2%増を上回っている。キシナウ空港には100万人が到着し、114万人が外国へ飛び立った。また8万人がチャーター便を利用した。搭乗率は79%であり、全体の40%がCIS諸国便であった。
モルドヴァの9社が認可を受けており、また4社がモルドヴァ領空を利用する権利を有している。定期便は、Air Moldovaのヨーロッパ便・CIS便とTandem Aeroのキシナウ・テルアビブ便である。キシナウ国際空港には19社、29の国際便が就航している。
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ウクライナ・ロシア間の直接便の廃止で漁夫の利、とも思ったが、その割には増加率が高い。沖縄にUSJ建設外国からの観光客増とかないでしょう、見るものないし。
posted by 藤森信吉 at 14:19| Comment(0) | その他旧ソ連共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする