2016年01月31日

ウクライナ世論、改憲に賛成するも憲法を未読

 こちらによると、ウクライナ世論の50%は憲法条文を読んだことがない、と回答した。
 世論調査機関「デモクラティック・インシアチブ」によるウクライナ世論調査(12/15-25、ウクライナ全土2040人)。
・ウクライナ憲法を読んだことがあるか
全条文 12.0% いくつかの条文 32.7% メディアを通じて読んだ 4.2% 読んだことがない50.4% 
・改憲案が出されているのを知っているか
知っている 5.2% 少しは知っている41.6% 全く知らない 49.2% 回答困難 4.1%
・改憲に関し、どの案を支持するか
 改憲は必要で早急になされるべき 27.7%、必要だが事態が安定するまで延期すべき38.7%、
 改憲は必要ない9.5%、回答困難24.1%
・憲法でウクライナで主権と権力の源泉とされているのは?
大統領 28.7%、最高会議 6.6%、ウクライナ人民50.4%、神2.2% 回答困難12.2%
・司法が信頼されない理由は何か
汚職 65.5%、オリガルヒに従属40.1%、政治家に従属33.8%、八百長判決34.0%、司法制度内の相互かばい合い29.8%、判事のモラルの低さ25.0% 他
--------
 ミンスク合意に関連する改憲問題を念頭に置いた調査だろうか?
地域別のデータもあるが、ドンバス住民は改憲問題に一番詳しく、ウクライナ憲法上の主権の源泉を最も誤って回答している。
posted by 藤森信吉 at 15:31| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年01月30日

沿ドニエストル製品のEU輸出、ブロックされる

 こちらによると、沿ドニエストル企業のEU輸出がモルドヴァ当局によって阻害されている。
 2016年1月1日以降、沿ドニエストル企業は、手数料なしにEUと貿易できるとの合意にも関わらず、モルドヴァ関税当局から、前もって搬入された原材料の手数料を支払っていない件で輸出を拒絶されている。
 モルドヴァ当局は沿ドニエストル輸出企業に対する手数料支払いの手続きを変更し、2015年に搬入された原材料に対する手数料支払いも要求している。この件に関し、モルドヴァ関税当局は、認定原材料供給者と称する者から供給された企業のみに輸出許可を与えている。
-------
文中のввезённое сырьё が私のロシア語読解力ではちょっと分かりにくいが、おそらく沿ドニエストル内でとれた原材料を加工して輸出する企業(たとえば、トマトとトマトジュース)の問題のようだ。モルドヴァ側で既に導入されている手続きを、突如として遡及して沿ドニエストル側にも要求したと解釈。
posted by 藤森信吉 at 15:17| Comment(0) | その他旧ソ連共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

沿ドニエストルの工業生産、マイナス15%

 こちらに、2015年度の沿ドニエストル工業生産統計が掲載されているので簡単に紹介。
・工業生産高は7.67億ドルで前年比マイナス15%
・発電を除く全てで大幅なマイナスを記録、化学工業マイナス35.8%、建築資材マイナス32%、鉄鋼マイナス18%、軽工業マイナス15%。
・企業では、リブニッツァ・セメント工場がマイナス31%、チロテクスマイナス20%、MMZはマイナス18%、KVINTマイナス34.5%。
----------
 原典には当たれなかったが、一行でまとめると 
生き残った工業は発電だけ
 個人的には、コニャック・ウォッカの名門、KVINTのマイナス幅が気になる。内外で販売不振、と記されているが、まあロシア市場で売れなかったんでしょうね。チアスポリに行くと、ここの製品を土産に持たされるので、重くてたまらん。
posted by 藤森信吉 at 13:40| Comment(0) | その他旧ソ連共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年01月29日

シュタインマイヤー様式とは

 こちらにシュタインマイヤー様式が解説されているので、紹介。
 グリィズロフ・ロシア代表は、ドンバスはシュタインマイヤー外相提案による様式に基づき、ドンバスは恒常的に特別地位を法的に受けねばならない、と述べた。また、ドンバスにおける選挙は、個別の法律で規定されねばならず、ウクライナ憲法の改正にてまどって2017年に延期してはならない、ともした。
 プシリン氏は「DNRは、ウクライナ改憲に関する妥協案の検討を提案している。ドンバス特別地位、我々の人民の権利を保証する。そのために我々は血を流してきた。我々はシュタインマイナー様式を支持している」と述べている。
 シュタインマイナー様式について、「第三部会」分析センター代表のザロタエフ氏は、「ウクライナに将来的にドンバスに対する経済的社会的な義務を負わせるものだ。しかし同時に政治的には、ドンバスはロシア政治の道具と化す。仮にドンバスが特別な権利を享受することになると、他の地域にも波及するリスクをウクライナは抱える。我々は、ドンバスが自由路線にあるのか、再統合の地図にあるのか、考えなければならない。前者の場合、我々は経済・政治的支援の準備がないし、後者の場合も、政治的コストがのしかかることになる」と指摘した。
 イーシチェンコ政治評論家によると、ポロシェンコは困難な選択に迫られており、議会から自らの改憲案を引き上げて新たな改憲案を審議にかける必要があるが、ウクライナ側には何の用意もない。
-------
 ロシア・メディアはシュタインマイヤー様式に夢中。要は、独仏米とロシアと人民共和国もこの案に乗っており、ウクライナは孤立、ということなのだろうが、記事の行間から、ドンバス問題に辟易している雰囲気が滲み出ているようにも。
posted by 藤森信吉 at 15:59| Comment(0) | 人民共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

人民共和国、拒否権要求の報道を否定

 こちらによると、プシリンDNRコンタクトグループ代表は、外交政策に対する拒否権を要求していない、とウクライナ側の主張を否定した。
 プシリン氏は、ドンバスのウクライナ改憲案には、DNR、LNRの最高会議における割り当て議席、外交政策に対する拒否権が含まれる、というウクライナ側の声明を否定した。
 「ウクライナ側の政治部会代表ベススメルトヌイ氏がDNRは議席割り当てや外交権の拒否権を要求したと述べたが、我々はそのような要求をしたことはない」と一蹴した。その上で、憲法第133条にルガンスク、ドネツク州の特別地位を持つ地域、を列挙すべきであるとの主張を繰り返した。
-------
 人民共和国側(というかロシア)は自らの改憲案から外交権云々の項目を緩和、もしくは落とした可能性があるということか。一番おいしい部分をロシアが手放すとは思えないのだが。
posted by 藤森信吉 at 15:24| Comment(0) | 人民共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年01月28日

浮上するシュタインマイヤー様式

 こちらによると、DNRは、シュタイマイヤー様式によるドンバス特別地位の恒久法化を支持する、とした。
 プシリン・DNRミンスク会議代表は、テレビ局「ロシア24」の放送内で、「我々は、ミンスク合意(2015.2/12)に基づく特別法を支持している。新たな合意は考えていない」とした上で「ウクライナが言う、順に一個一個ではなく、全項目をまとめて履行しなければならない」として、全項目を同時履行するシュタイマイヤー様式の意義を強調した。また、DNRはコンタクト会議において、改憲案の妥協案を提示しているが、第133条に関心を集中させており、同条には特別地位が書き加えられねばならないとした。
 国連によると、ウクライナ東部の戦闘で2014年4月以来、少なくとも9098人が犠牲になり、20732人が負傷している。ウクライナ軍の犠牲者は1915人である。
-----------
 ウクライナ側お得意の引き伸ばし作戦に対し、同時履行が条件、と来ましたか。ウクライナ憲法133条は、ウクライナ領の構成体を列挙してある部分だが、ドンバス特別地位だけでなく、クリミア自治共和国とセヴァストーポリ市の記載でも対立しそう。
posted by 藤森信吉 at 16:49| Comment(0) | 人民共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ドネツク人民共和国の域内年金受給者数は65万人

 こちらによると、DNRでは1月に約65万人が総額25億ルーブリの年金を受け取った。
 DNR労働社会政策省によると、64.29万人が25.608億ルーブリを受給した。209の共和国銀行支店、189の郵便局で支払いが行われた。2015年度、年金支給総額は200億ループリであった。
-------
 先の記事とおおよそ一致する。一人当たり4000ルーブリ=55ドル。25.608億ルーブリ=3500万ドル。
posted by 藤森信吉 at 15:50| Comment(0) | 人民共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

世界腐敗認識指数2015

Transparency International は2015年度の腐敗認識指数を発表したので簡単に紹介。
・ウクライナは130位w(指数は1改善)
・旧ソ連諸国ではエストニア23位、リトアニア32位、ラドヴィア40位、
 ジョージア48位、アルメニア95位、モルドヴァ103位、
 ベラルーシ107位、アゼルバイジャン119位、ロシア119位、
 カザフ123位、クルグズ123位、タジク136位、ウズベク153位、トルクメン154位
・日本は18位 1位はデンマーク。

 アゼルバイジャン、カザフ、ロシア、ウスベクでは汚職を告発する市民社会、メディアに対する抑圧が生じており、ウクライナでも改革が停滞していると指摘されている。
------
(バルト)(コーカサス)(スラヴ)(中央アジア)と綺麗すぎる順位に。モルドヴァは例の10億ドル不正送金事件のせいか、指数がマイナス2も悪化。
posted by 藤森信吉 at 15:12| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年01月27日

人民共和国、国連平和維持活動の展開を否定

こちらによると、ザハルチェンコDNR元首は、DNRにおける国連の任務は人道援助のみに限る、と述べた。
 ザハルチェンコ元首は、我々のウクライナとの係争にいかなる第三勢力も引き入れることはない、として、ウクライナ側が考える国連平和維持活動の展開を挑発行為として批判した。また、国連から人道分野のみに限定するとの確約が得られたときのみ歓迎する、と述べた。ウクライナ外務省によれば、23日から国連の評価ミ代表団が作業を開始しており、UNDP、ユニセフ、地雷除去チームが含まれている。代表団はドンバスを訪問予定である。
posted by 藤森信吉 at 10:27| Comment(0) | 人民共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ウクライナ外務省、政治家の外交旅券を無効化

 こちらによると、ウクライナ外務省は議員に発行した200余の外交旅券を無効化した。
 ウクライナ外務省によると、政治家、オリガルヒ、野党指導者や最高会議議員の外交旅券を無効化した。
「2015年5月15日付の大統領令に基づき、外務省はインターポールに対し、ウクライナ国民230人の外交・公用旅券の無効化を通知した」と外務省は述べている。
 特に、「野党ブロック」のボイコ、シュフリッチ、ビリクール、コロレフスカヤ、ドープキン各議員の旅券は無効化された。また、元地域党のブガティリョーヴァ元保健相、タバチニク元教育相、ポロシェンコブロックのバンルナ、ゴンチャレンコ議員、その他も無効リストに含まれている。昨年8月にも、アザロフ元首相等の外交旅券が無効化されている。以前には、広範囲の公務員に外交旅券が発給されていたが、大統領令により、発給対象が絞り込まれていた。
--------
ボイコの名前がこんなところにも。フィルターシやボイコが生き残っているあたりにウクライナ改革の限界を感じる。あとインターポールといえば、サイトからヤヌコヴィッチやアザロフのデータが削除されたようです。
posted by 藤森信吉 at 10:14| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年01月26日

司法の粛清はじまる

 こちらによると、ポロシェンコ大統領は、司法改革に乗り出す意向を示した。
 大統領は、司法改革に関する改憲の審議に対する期待を示すと同時に、既に4人の判事を罷免したことを明らかにした。ロジーナ・クレーエフ判事はティモシェンコに有罪を下した判事である。また、マイダン時に犯罪的な判決を行った28判事の罷免も準備中であるとした。
--------
 ティモシェンコ裁判は確かにひどかった(日本の原発や新幹線を売り込んだ首相が越権行為として有罪になるようなもの)が、マイダン時の活動家に対する裁判はどうなのかね。すべての判事は腐敗しているから全員クビにしろ、と言っていたのはオスランドでしたっけ。
posted by 藤森信吉 at 17:16| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

沿ドニエストル、外準激減

 こちらによると、沿ドニエストルの外貨準備高は1年間で1/3減少した。
 2016年1月1日時点での外貨準備高は1977万ドルで、2015年初の3035万ドルから1250万ドル減少となった。さらに、シェフチューク政権は新年から年金の満額支払いを開始しており、さらに準備高が減っているのは確実である。また、通貨発給量は外貨換算でマイナス4.9%となった。
沿ドニエストル中央銀行は2012年春から沿ドニエストル・ルーブリ為替レートを11.1/ドルに固定しており、沿ドニエストル・ルーブリの減価を防いできた。この結果、昨年3月から11月まで年金と公務員給料の支給が7-9割レベルに落とされていた。
--------
 ウクライナ危機後に最も安定している通貨は沿ドニエストル・ルーブリなのだが、この為替政策の意味は議論の的となっている。しかし、外準は順調に減っているため、今後、教科書通りの展開になるのは確実。シェフチュークもアベノニクスしようぜ
posted by 藤森信吉 at 16:39| Comment(0) | その他旧ソ連共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年01月25日

ポロシェンコ、ドンバスに対する主権回復を予告

 こちらによると、ポロシェンコ大統領は2016年度の課題として、ドンバスにウクライナ主権が回復されることを挙げた。
 大統領は地方自治体代表の集まりにおいて、「私の課題は、本年度中にドンバスにウクライナ主権を回復することだ。ダボスでこの考えを述べた。ロシアはミンスク合意の全項目を履行しなければならない。主権回復は最初にドンバスで、次にクリミアだ」と述べた。また、大統領は、アブハジア、南オセチア、ナゴルノカラバフ、沿ドニエストルのような紛争凍結は許されない、とした。また、ミンスク合意の実現に際する分権化に関する改憲について、次の最高会議会期中の採択を希望した。
 これに対し、ザハルチェンコDNR元首は、ポロシェンコの履行能力、特にドンバスと合意した改憲、に疑問を呈し、主権回復を含むいかなるミンスク合意もキエフ側に実行する気がない、とした。また、人民共和国側に全く言及していない点も批判した。
-----------
 ウクライナは人民共和国並みにミンスク合意実現に消極的な訳だが。ザハルチェンコ元首の声明は誰が書いたのか分からないが、ウクライナの主権を渋々認めているようにも読めて非常に興味深い。
posted by 藤森信吉 at 12:17| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年01月24日

人民共和国、チェコ・スロヴァキア型の分離独立を示唆

 こちらによると、ザハルチェンコDNR元首は、ウクライナ側の同意如何に関わらず、予定通り、地方選挙を実施すると述べた。
 ザハルチェンコDNR元首は「我々はミンスク合意を履行する。よって、ウクライナが望む望まないにかかわらず、2016年4月に我々の法に則り予定通り実施する」と述べた。また、ウクライナ側でドンバス人民の攻撃を支持する政治勢力やオリガルヒには参政権はない、と強調した。
 さらに、チェコスロヴァキア型の分離をウクライナ側に提案したことを明かした。
------
 人民共和国、必死の抵抗。「ウクライナ法に基かないドンバス地方選挙」「分離独立」というのはロシア政府も大反対しており、人民共和国は孤立。
 先のヌーランド・スールコフ会談で何の条件が出たか不明だが、ザハルチェンコとプロトニツキーの更迭説も飛び出しており、見捨てられつつある人民共和国、という図式がなんとなく。
posted by 藤森信吉 at 22:13| Comment(0) | 人民共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年01月23日

人民共和国、独自の運転免許証&ナンバープレートを発行中

 こちらによると、DNRは2015年5月以来、3500人以上の運転免許証を発行した。DNR様式による運転免許証を3645人が受領している。他方で、DNR様式の自動車ナンバーも9820両に交付済である。
 ウクライナ免許証/ナンバープレートからの変更義務はない。


--------
 域内でしか使えない免許証、自動車ナンバーに何の意味があるのか考えてみた。
 DNR内の運転教習所に通って取得した新参者、ウクライナ側で更新手続きできない怪しい方々&盗難車、公用車両、お上の強制、交通警察からタカられないためのお守り等々が思い付く。結論:必要です。
posted by 藤森信吉 at 12:30| Comment(0) | 人民共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ウクライナ、独禁違反でガスプロムに34億ドルを科料

 こちらによると、ガスプロム社は、ウクライナ独禁委員会の34億ドルの科料を権限なし、と一蹴した。
 ウクライナの独占禁止委員会は、ガスプロムが、ウクライナの輸送市場における独占的地域を乱用したとして、850億フリブナ(34.7億ドル)の科料を課す決定を行った。それによると、ガスプロムは2009-15年の間に、恒常的にナフトガス社との契約を侵害し、輸送量や輸送料を経済合理性あるにしようとする要請を無視し続けた。
 これに対し、ガスプロム社は、ウクライナ領内では企業活動を行っておらず、ガスプロムに対する圧力としか考えれない、とし、本問題はストックホルム仲裁裁判所で解決される、と述べた。
 ナフトガス社は以前に、独占乱用による損害額を60億ドルと見積もっていた。
-----
 ストックホルム裁の決定は今年度中でしょうか。両社とも、相手の支払い能力を超えた請求を行っているが…
posted by 藤森信吉 at 11:44| Comment(0) | エネルギー問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ウクライナ、ガス・パイプライン通過料を50%値上げ

 こちらによると、ウクライナはガス通過料を50%値上げすることを決定した。
 エネルギー規制国家委員会の決定によると、2016年のガスのウクライナ領通過料は50%アップ以上の4.5ドル/100kmとなる。デムシチン・エネルギー相は「ガスプロムとの交渉は厳しいもの」との見方を示した。
-------
 良く分からないニュースだ。ガス通過料は2009年契約内の計算式で決定されるのだが、一方的に値上げを通告した、ということのようだ。
posted by 藤森信吉 at 11:26| Comment(0) | エネルギー問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年01月22日

2015年ウクライナ・エネルギー消費統計

こちら(PDF)に2015年度のウクライナエネルギー消費統計の概要がアップされているので簡単に紹介。
・電力消費は1182億kw(前年比 マイナス12.2%) 産業界の消費はマイナス17.8%、住民はマイナス7.2%
・発電は1573億kwでマイナス13.6%、原発依存度は56%に上昇。
・天然ガス消費量は337.27億m3でマイナス20.9% (ただし、2014年度はドンバス占領地域含む)
-------
こっそり原発依存度が50%超。天然ガス消費の落ち込みが予想以上だが、昨年は暖冬でしたっけ? ソ連崩壊直後は年1000億m3くらい消費していたので、実に1/3になったことになる。


posted by 藤森信吉 at 15:05| Comment(0) | エネルギー問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年01月21日

ウクライナは24位

 A.T.カーニー社のグローバル・サービス・ロケーション指数調査によると、ウクライナは24位(17ランクアップ)だった。
 ウクライナは、地政学的な緊張の中心にいるが、税金や規制コストが下がり、改革が政治リスクを相殺し、競争力を増す形になっている。また、ウクライナのIT産業は500あまりのアウトソーシング企業、100あまりのR&Dセンター、5万人以上のIT技術者を雇用している。

-----
それ、サイ・カーニン。
 
posted by 藤森信吉 at 14:35| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

デモ隊、モルドヴァ議会に乱入

 こちらによると、野党勢力のデモ隊がモルドヴァ議会に乱入した。
 モルドヴァ議会でフィリップ内閣が成立した後、野党勢力(DA、我らの党、社会党)のデモ隊が議事堂に突入した。議員はおらず、野党指導者は議事堂から去った。議事堂周辺は特殊部隊を含む警察で封鎖されており、指導部に従わなかったデモ隊も建物から撤収した。野党勢力は議会多数派との会談を予定している。ドドン・社会党党首は、国民に対し、チスナウに繰り出して新内閣の宣誓を阻止することを呼びかけた。

----------
逆マイダンなるか。実は原稿はアップされているのだが、早くも外れ気味。
posted by 藤森信吉 at 13:45| Comment(0) | その他旧ソ連共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする