2020年01月23日

世論のEU・NATO加盟支持、相変わらず高水準

 こちらにウクライナ世論調査の結果が掲載されているので簡単に紹介。
・ラズムコフ・センターおよびデモクラティック・イニシアチブ財団の共同調査、2019年12月13-18日、ウクライナ全土(クリミアおよびドンバス被占領地域除く)、2017名を対象。
・ウクライナが進むべき統合路線は?
EU加盟64.2%、ユーラシア経済同盟12.7%、回答困難23.1%
・ウクライナの安全保障にとって最良の案は?
NATO加盟51.2%、ロシア・その他CIS諸国との軍事同盟5.5%、アメリカとの軍事同盟1.5%、軍事的中立26.1%、その他1.6%、回答困難14.1%
・アイデンティティーは?
 居住地域(州)15.6%、ウクライナ国民74.9%、自らのエスニシティー、民族2.6%、ロシア国民0.3%、旧ソ連国民2.7%、ヨーロッパ市民1.2%、世界市民1.5%、その他0.1%、回答困難1.0%
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「軍事的中立」の支持率が未だに高いのが驚き。中立国を標榜していたのは独立後10年間だけだし、教化も強くなかったはずだが。
posted by 藤森信吉 at 16:54| Comment(0) | 世論調査 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年01月22日

ウクライナの製油所、原油製品の輸入関税を求める

 こちらによると、ウクライナの製油所企業は、政府に対し、保護関税導入を求める共同声明を発出した。
 「ウクルトットナフタ」「ウクルナフタ」「ウクルハスヴィドブヴァンニャ」は、ウクライナ経済通商農業省に対し、ロシア産ディーゼル燃料およびLPGガスの非競争的行為を指摘し、8.46%の輸入関税を課すよう求める共同声明を出した。
 ロシア産は、財政から税還付を受けるという形で財政補助金を受けており、WTO原則に反している、このおかげで、ロシア産原油製品は、市場においてディーゼルは47%、LPGは55%のシェアを独占しており、ベラルーシ、ラトヴァ、ポーランド産を駆逐している。ウクライナの生産者は、8.46%の相殺関税導入を求める。関税導入は価格の高騰を招かない、というのはベラルーシ、ラトヴィア、ポーランド、海洋タンカーや国内生産者が競争的に供給するからである。また、ロシア産原油製品への依存解消は大統領令、国家安全保障会議決定の鍵となるものである。
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ユーシチェンコ大統領時代から国内製油所を優遇する措置を採ってこなかったので、この有様。ウクルタットナフタ社をロシア企業とみなすか、ウクライナ企業とみなすか、多国籍企業とみなすかは微妙な所であるが、斯様にロシア原油製品の輸入利権が強い、と。
posted by 藤森信吉 at 15:53| Comment(0) | エネルギー問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年01月21日

ウクライナも沿ドニエストル・ナンバー車を封鎖予定

 こちらによると、ウクライナは4月1日から、沿ドニエストル・ナンバー車の自由往来を制限する。
 キク・モルドヴァ首相は、モルドヴァ・ウクライナ国境の通過に関し、沿ドニエストル・ナンバー車の一時的制限をかけたが、テスト期間は終了した。ウクライナ側は4月1日から、沿ドニエストル・ナンバー車の通過を許可しないと伝えており、10日間のテスト期間を実施した訳だ、と述べた。ウクライナ大使館は、正式な決定については内閣レベルで現在協議中であり、正式な指示は受けていない、と回答している。この件に関して、17日、ドドン・モルドヴァ大統領とクラスノセリスキー・沿ドニエストル大統領は電話会談を行い、沿ドニエストル側報道官は「ドドン大統領は会談において、通行禁止を撤廃することを約束した」と述べていた。
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ポロシェンコ落選、プラハトニューク逃亡で、沿ドニエストル政府はウクライナ側との伝手がないのですかね。
posted by 藤森信吉 at 13:13| Comment(0) | 沿ドニエストル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年01月20日

クリミアに渡航するとウクライナに入国できない

 こちらによると、ロシア国籍人の俳優集団が、ウクライナへの入国を拒否された。
 ザポリッジャ空港入管において、ワルシャワ便で渡航したロシア国籍の俳優集団のうち、一名は被占領下にあるクリミアへの違法渡航歴を理由に入国を拒否された。他の三名は渡航目的を説明しなかったため、入国を拒否された。昨年度、ウクライナ入国を拒否されたロシア国籍人は7300人超だった。理由は、入国拒否の要件にひっかかった、過去の滞在日程オーバー、被占領地域への違法渡航である。
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UNIANによると、Сергей Колесников、Лариса Удовиченко、Андрей Бутин とのことで、なかなかの大物。
posted by 藤森信吉 at 14:28| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年01月19日

ロシア外務省、ウクライナの中学教育法にクレーム

 ロシア外務省は、ウクライナ最高会議が採択した「中学教育」法に懸念を表明した。
 「1月16日にウクライナ最高会議が採択した「中学教育法」はベネツィア委員会が言語面での配慮を求める勧告をしたにも関わらず、変更がされておらず、ウクライナにおけるロシア語は二重の差別に晒され続けている。ウクライナ語話者、クリミア・タタール、カライム人、クリミヤ人の子供は1学年から11学年まで母語で教育を受ける権利がある。また、EU加盟国言語のしょぅす数民族は5年まで母語で教育を受けられる。ロシア語話者は5年まで母語で教育を受ける権利がなく、教育の80%以上をウクライナ語で受けなければならない。これはロシア語だけでなく、ベラルーシ語、イディッシュ語も同様の状態にある。キエフ当局はウクライナ化強化、非ウクライナ語話者住民の同化を進めており、ウクライナ憲法違反であるとともに、人権侵害、少数民族権利侵害でもある。国連、OSCE、欧州評議会に対し、ウクライナへ適切な行動をとるよう求める。」
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ロシア語話者のゼレンシキー大統領が、「ウクライナ化を減速させるのでは」という予測がありましたが、止まりませんな。というか、イギリスがEU脱退で、英語化も減速か?
posted by 藤森信吉 at 15:30| Comment(0) | ロシア外務省ウォッチ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年01月18日

沿ドニエストル・モルドヴァ間で自動車ナンバー戦争

 こちらによると、沿ドニエストル政府は、モルドヴァ・ナンバー車の通行を制限する措置をとった。
 これはモルドヴァ側が、沿ドニエストル・ナンバー車の通過を制限することに対する対抗措置であり、沿ドニエストル・安全保障会議の決定に基づき、24日から、モルドヴァ登録車輛およびモルドヴァ国民が運転する車輛の沿ドニエストル・ウクライナ国境通過が制限される。この制限は、モルドヴァ側が制限措置を解除するまで有効とされる。
1月10日以降、モルドヴァの国境警備隊は、沿ドニエストル・ナンバー車のモルドヴァ領通過を認めておらず、また中立ナンバーや沿ドニエストル運転免許所有者にも適用されている。モルドヴァ当局は2001年5月16日に調印された証明書相互承認議定書および2018年4月26日に調印された沿ドニエストル車輛の国際道路通行議定書に違反している。専門家によると、この措置を通じてモルドヴァ当局は、沿ドニエストルの自動車所有者に対しモルドヴァ運転免許書への切り替えを強制しようとしている。
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 沿ドニエストルは内陸国なので、エスカレートすると、ウクライナ・モルドヴァ両方から封鎖されて死にます。早晩、OSCEが仲介すると予想。

posted by 藤森信吉 at 14:14| Comment(0) | 沿ドニエストル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年01月17日

「ウンゲニ・キシナウ」ガスパイプライン計画、完工延期

 こちらによると、ウンゲニ・キシナウ・ガスパイプライン計画は2021年に完工する。
 ルーマニアのガス輸送企業Transgaz社は、ルーマニア・モルドヴァ間のガス輸送システムの完全な接続は2021年に完了するが、それ以前にルーマニアはモルドヴァに150万m3/日のガスを輸送可能となる。完工後は400-600万m3/日に輸送力が上がる。ヤッシ・ウンゲニ間ガスパイプラインは2013年から建設が開始され、2017年第四四半期の稼働を予定していたが、2020年にずれ込んでいた。
posted by 藤森信吉 at 14:05| Comment(0) | エネルギー問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年01月16日

2019年沿ドニエストル貿易統計

 こちらに2019年度沿ドニエストル貿易統計が掲載されているので簡単に紹介。

・貿易輸出額6億5730万ドル(前年比マイナス5%)、貿易輸入額12億800万ドル(マイナス0.35%)
・輸出品構成比 鉄鋼製品2億1190万ドル(マイナス30%)、燃料エネルギー1億4480万ドル(プラス21.2%)、食品 1億3520万ドル(プラス14.3%)
・輸入品構成比 燃料エネルギー 4億8900万ドル、屑鉄1億7470万ドル、工作機械 1億4930万ドル、食品 1億4160万ドル
・輸出相手国構成比 モルドヴァ37.62%、ウクライナ19.11%、ロシア13.20%、ルーマニア13.08%、ポーランド5.32%
・輸入相手国構成比 ロシア45.84%、ウクライナ15.13%、モルドヴァ8.84%、ルーマニア7.14% 
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鉄鋼・電力が輸出の二大看板。よって屑鉄、天然ガスが輸入の二大看板、ということに。ビットコインはどこに計上されるのだろうか? 
因みに対日輸入額 381517ドル、対日輸出額 31150ドル。
posted by 藤森信吉 at 19:05| Comment(0) | 沿ドニエストル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年01月15日

ウクライナ、ガスパイプライン輸送容量の縮小を計画

 こちらによると、ウクライナのガスパイプラインは、輸送能力400億m3/年に再構築する計画がある。
 ウクライナ・ガス輸送システムオペレーター社のマコゴン氏は、インターファックス通信社とのインタビューにおいて「いずれ、輸送量は400億m3前後となり、我々はこの容量に基づいて輸送システムを再構築する。つまり、利用される部分のみの加圧基地の改修を行うだけで、使わない部分は段階的に稼働から外していく。技術的経済的根拠から最適化を準備している」と述べた。
 2019年12月30日に調印された契約では、2020年にはロシアガスを最低650億m3/年、2021-24は最低400億m3/年輸送することになる。契約期間中、ship or payが適用される。
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輸送量の縮小は数年前からウクライナの国家機関で予測されており、2009年契約の失効後、粛々と実行に移す、と。パイプライン輸送国の終わりのはじまり。年400億m3でも、十分な輸送量ですが。
posted by 藤森信吉 at 14:03| Comment(0) | エネルギー問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

イスラエル、ウクライナ民族主義に注文

イスラエル外務省は、近年のウクライナにおけるホロコースト首謀者の賛美傾向を非難する声明を発表した。
 イスラエル外務省報道官は、ホロコーストやポグロムでユダヤ人を殺害した個人やウクライナ民族主義運動における反ユダヤ主義イデオロギスト達が、ウクライナにおいて公的賛美の対象となっていることを非難し、ホロコーストの記憶保持と反ユダヤ主義との闘争は、一国内にとどまるものではなく、世界中のイスラエルの同盟者が共有すべき道徳的義務である、と指摘した。
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新年早々キエフで行われたバンデラ生誕記念日パレードのことですかね。ゼレンシキー政権下で、UPA-OUNの復権はどうなるのか注目。
posted by 藤森信吉 at 13:40| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年01月14日

プラハトニューク同志、アメリカに睨まれる

 ポンペオ国務長官は、ツイッター上で、モルドヴァ民主党前党首プラハトニュークを指弾した。
 以下、コピペ
Vladimir Plahotniuc's corrupt actions undermined the rule of law and severely compromised the independence of democratic institutions in #Moldova. Today, I publicly designate him. The U.S. stands with Moldova in its fight against corruption.
 また、国務省は、プラハトニュークおよびその妻子
を制裁リスト入りに加えたことを明らかにした。これにより、プラハトニューク一族はアメリカ査証を入手できないことになる。
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 プラハトニューク一家はマイアミにいる、という報道があったが、今どこにいるのでしょうかね。というか、ブラハトニュークは複数のパスポートを持っていたような… ショール(イスラエル国籍)についても同様の措置をとるのか、誰かポンペオに質問してください。
posted by 藤森信吉 at 15:18| Comment(0) | モルドヴァ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年01月13日

ガスプロムからのガス購入予定なし

 こちらによると、 ウクライナは、ロシア側とガス購入交渉を行っていない。
 ヴィトレンコ・ナフトガス・ウクライナ執行役員は「ガスプロムから直接ガスを購入することは可能だが、目下、契約はないし計画もないし交渉もない。協議すべき現実的な理由はない。我々は、ウクライナの政治家の英雄的決定故にガスを買わないのではなく、ロシアが供給を停止しているために買わないのである。ナフトガス社の課題はウクライナ消費者のためにヨーロッパからの代替供給源を探すことだ」と述べた。
posted by 藤森信吉 at 16:31| Comment(0) | エネルギー問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年01月12日

ドネツク人民共和国の輸出の95%はロシア

 こちらによると、2019年1-11月のドネツク人民共和国の輸出の95%はロシア向けだった。
 共和国経済発展省によると、1-11月の貿易輸出額の95.9%はロシアに供給されたものであった。ロシア以外には、人民共和国の工業品は13か国に輸出された。輸出品は、鉄鋼製品、石炭、冷蔵機器、ケーブル製品、ゴム製品、紙、セメント、パスタ、菓子、ひまわり油、農産品であった。
posted by 藤森信吉 at 14:29| Comment(0) | 人民共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ナフトガス、シェルの大物を登用

 こちらによると、ナフトガス・ウクライナ社の財務部長にシェル出身のドリール氏が任命された。
 ぺトルス・ファン・ドリール氏は企業財務の強化、財務政策、ナフトガス社の基本方針策定等に従事する。ドリール氏はシェル社で30年の職歴を有し、子会社の財務顧問からスタートしロイヤル・ダッチ・シェル社の会計担当副社長まで昇りつめた。.
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 スペルは Petrus Stephanus van Driel かな? 斯様な大物を引っ張り込んで何がはじまるのでしょうか。LNG基地建設? 
posted by 藤森信吉 at 13:56| Comment(0) | エネルギー問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年01月11日

「人民共和国の最低年金支給額はウクライナより高い」

 こちらによると、ドネツク人民共和国の最低年金支給額はウクライナを上回った。
 2020年1月1日からの20%年金支給額引き上げにより、最低年金支給額は4800ルーブリとなり、ウクライナの1638フリブナ(共和国中銀レートで4275ルーブリ)を上回った。「経済封鎖と軍事紛争の中、過去2年間で三段階の引き上げがなされた。共和国の企業は生産を拡大し、ロシアその他諸国との契約を結んでいる。共和国は外資にとって魅力的だ。社会保障費の引き上げは、経済指標の安定的成長の証である」とスコロホドフ議員は述べた
 プシリン共和国首長は、2022年1月ままでの段階的な給与・年金引き上げ計画を披露しており、年金支給額は平均20%増となる予定である。
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 ルガンスク人民共和国でも同様の報道
posted by 藤森信吉 at 19:48| Comment(0) | 人民共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年01月10日

トルコ・ストリームによる機会損失は4.5億ドル

 こちらによると、トルコ・ストリーム開通によるウクライナの2020年度の機会損失額は4.5億ドルである。
 マコホン・ウクライナガスシステム運営社長によると、ウクライナ経由のバルカン方面へのガス輸送は1月1日以降、ルーマニア、モルドヴァのみであり、ブルガリア、トルコ、その他諸国は既にウクライナ経由の供給を受けていない。この結果、ウクライナ経由のガス輸送は150億m3減少する。ヴェトレンコ・ナフトガスウクライナ専務は、ウクライナのガス輸送システムが年900-1000億m3を輸送する可能性はない、以前のような輸送量を回復することはないだろう、と指摘した。
 トルコ・ストリームはトルコ、南・東欧諸国に年315億m3を輸送可能であり、1月1日からすでに稼働している。以前にトランスバルカン・ルートを使用してロシアのガスを輸入していた諸国は、トルコ・ストリームに置き換えられている。
posted by 藤森信吉 at 10:05| Comment(0) | エネルギー問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年01月09日

ウクライナ、外準250億ドルに

 こちらによると、2019年度、ウクライナの外貨準備高は22%増加し、2020年1月1日時点で253億ドル(ドル換算)に達した。
 これは2012年12月以来の数字である。特に2019年12月には、銀行間市場で国立銀行がドル買いし33.7億ドル積み増した。
現在の外貨準備高は将来の予想輸入額の3.9カ月に相当し、ウクライナの履行および政府、国立銀行の業務を果たすに十分な水準である。
posted by 藤森信吉 at 19:58| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年01月08日

ウクライナ議員は日本がお好き

 ウクライナ有権者委員会(КОМІТЕТ ВИБОРЦІВ УКРАЇНИ)によると、日本はウクライナ最高会議議員に人気の訪問先となっている。
 ウクライナ最高会議には47の議院間グループ(議員連盟)が立ち上げられており、うちウクライナ・米議員連盟には176名の代議員が、ウクライナ・カナダ議員連盟には144、ウクライナ英議連には135の議員が名を連ねている。次いで、ポーランド、ドイツ、イタリア、スイス、イスラエル、フランス、リトアニアも人気だ。
 しかしながら、ウクライナと伝統的な関係がない地域にも議員が多く名を連ねており、例えばウクライナUAE議連には118名、ウクライナ日本議連には117名が名を連ねている。議連は代議員達の政治的観光の手段として用いられており、したがってエキゾティックなモナコ、UAE、日本、キューバ、シンガポールとの議連に多くの代議員が含まれることは驚きに値しない。訪問の政治的な価値は疑問であり、例えば、議会が弱いサウジアラビアやモナコ、UAE訪問はウクライナ最高会議の仕事と言えない。

posted by 藤森信吉 at 13:38| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年01月07日

プシリン、ウクライナ正教会に足を運ぶ

 こちらによると、プシリン・ドネツク人民共和国首長は、家族を伴ってマケエフ市ヤシノフカの聖ニコライ教会のクリスマス礼拝に参加した。ヤシノフカのウクライナ正教モスクワ主教座キエフ教区聖ニコライ教会は、ドンバス最古の教会の一つで1792年に建設され1811年に木造から石造に建て替えられた。



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 大したニュースではないが、人民共和国の正教は依然としてモスクワ(ロシア正教会)でなくキエフ(ウクライナ正教会モスクワ主教座)の管轄であることを確認。ロシア正教会がクレムリンの要請を拒否しているとも、ウクライナ正教モスクワ主教座が実はロシア正教会に対してかなり独立しているとも言われてます。
posted by 藤森信吉 at 18:15| Comment(0) | 人民共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする