2018年02月18日

ポロシェンコ「フメリニツキーはポーランド・ウクライナ関係の障害」

 こちらによると、 ポロシェンコ大統領は、モラウィエツキ・ポーランド首相と会談した。
 ポーランド首相は戦略パートナーシップ関係の発展と、ロシアの侵略に対する協調の重要性を指摘した。
また両者は、両国関係の課題、特に文化的遺産保護とメモリアル施設の準備について意見を交換した。ポロシェンコ大統領は、ポーランド議会が採択した国民記憶センター改正法に遺憾の意を表し、歴史問題で両国の良好な関係が損なわれることがないよう自制すべきだ、とした。また、ウクライナ・ヘトマンのボフダン・フメリニツキーが両国関係において大きな障害となっていることに注意を喚起した。
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いよいよフメリニツキーにも言及。対ポーランド戦争、ユダヤ人虐殺、そしてペレヤスラフ条約、と今のウクライナから見ればまさに国賊(笑)なフメリニツキー。ところで「ウクライナ・ヘトマンのフメリニツキー」という記述はどうなの?
posted by 藤森信吉 at 10:43| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年02月17日

ポロシェンコ、ミュンヘン安全保障会議で講演

 こちらによると、ミュンヘン安全保障会議でポロシェンコ大統領が講演を行った。
 以下、興味深い点のみピックアップ。
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・ロシアによるハイブリッド戦争は世界規模に拡大している。
・さらに悪いことにロシアは軍備を増強しており核兵器の使用を含む兵器を使用する用意がある。
・ロシアの世界と普遍的価値の自由世界とはショッキングな違いがある。
・被占領地クリミアにおけるロシア大統領選挙を承認してはならない。
・欧州評議会議院会議におけるロシアの表決権を再開してはならない。
・NORD STREAM 2 反対
・2015年時点で国連平和維持部隊のドンバス展開を提案しているが、ロシアはその活動範囲を制限したがっている。
・ウクライナはGDPの6%を国防・治安部門に費やしている。
・ウクライナのNATO・EU加盟のドアは開らかれ続ける。
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 英語による報告。「ロシアの世界」と自由世界との間に差がある、という件で、千島と日本が例として出てくるが、根室や中標津は、対岸の島よりも悲惨な状況になっているのだが。 
posted by 藤森信吉 at 14:00| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年02月16日

ポロシェンコ・プーチン電話会談

 ウクライナ大統領府によると、ポロシェンコ・プーチン両大統領が電話会談を行った。
 ウクライナの捕虜解放と、ドンバス被占領地域への国連平和維持軍導入がテーマであり、「平和維持活動は被占領地域全てであり、秩序回復と非合法武装集団の武装解除の権利を持たねばならない。それにより、ウクライナ領に平和が訪れ、再統合の条件が確立される」とポロシェンコ大統領は述べた。
 また、捕虜の解放について、新年に74名が釈放されたことに触れて、現在、ロシアで不法に拘留されている者の具体的な氏名リストを作成中であり、帰還の為にあらゆる可能性を講じる、とした。
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ロシア側の報道では、電話会談で、墜落事故に対しポロシェンコが哀悼の意を表明したとある。それよりも、電話会談はウクライナ語・ロシア語(通訳)か、直にロシア語か、気になるところ。また、3月ロシア大統領選挙で、ウクライナはプーチン当選祝電を打つのかも気になる。さらにバレンタインデーでロシェンのチョコを買った日本人がどれだけいるのかも気になる。
posted by 藤森信吉 at 13:55| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年02月15日

イギリス外務省、NotPetyaサンバー攻撃でロシア政府を批判

 こちらによると、イギリス外務省は、2017年6月にウクライナの金融・エネルギー・政府セクターを混乱に陥れたNotPetyaサイバー攻撃について、ロシア政府に責任がある、とした。
 以下、コピペ。
Foreign Office Minister Lord Ahmad has today attributed the NotPetya cyber-attack to the Russian Government. The decision to publicly attribute this incident underlines the fact that the UK and its allies will not tolerate malicious cyber activity.

The attack masqueraded as a criminal enterprise but its purpose was principally to disrupt. Primary targets were Ukrainian financial, energy and government sectors. Its indiscriminate design caused it to spread further, affecting other European and Russian business.

Foreign Office Minister for Cyber Security Lord (Tariq) Ahmad of Wimbledon said:

The UK Government judges that the Russian Government, specifically the Russian military, was responsible for the destructive NotPetya cyber-attack of June 2017.

The attack showed a continued disregard for Ukrainian sovereignty. Its reckless release disrupted organisations across Europe costing hundreds of millions of pounds.

The Kremlin has positioned Russia in direct opposition to the West yet it doesn’t have to be that way. We call upon Russia to be the responsible member of the international community it claims to be rather then secretly trying to undermine it.

The United Kingdom is identifying, pursuing and responding to malicious cyber activity regardless of where it originates, imposing costs on those who would seek to do us harm. We are committed to strengthening coordinated international efforts to uphold a free, open, peaceful and secure cyberspace.

posted by 藤森信吉 at 21:31| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

貿易赤字、拡大

 ウクライナ国家統計局によると、2017年のウクライナの貿易赤字額は63億ドルに拡大した。商品およびサービスの国際収支は26億ドルの赤字だった。

貿易輸出額  432億6660万ドル(2016年 363.617億ドル)
       内CIS諸国向け69.175億ドル(60.315億ドル)
       内EU諸国向け175.345億ドル (134.963億ドル)

貿易輸入額  495億9850万ドル(392.498億ドル)
内CIS諸国 114.756億ドル (85.654億ドル)
       内EU諸国  207.958億ドル (171.408億ドル)
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 貿易赤字の拡大は、ウクライナ経済が回復している証拠。
シェアでいうと、輸出では対CISは16%で横ばい、対EUは40.5%で3ポイント上昇。輸入では対CISは23%で微増、対EUは42%で微減。
posted by 藤森信吉 at 12:22| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年02月14日

ルガンスク人民共和国、全車両の登録を義務付け

こちらによると、ルガンスク人民共和国政府は全ての自動車所有者に対しルガンスク人民共和国に登録することを課した・
 ルガンスク人民共和国閣僚会議は、ウクライナで登録された自動車の所有者に対し、内務省・国家自動車交通安全監督局GIBDD)に登録する義務を課した。他方でウクライナ・ナンバー/登録書の回収は行われない。
 法人は2018年12月31日までにナンバープレートと登録書を受け取らねばならない。自然人は2019年12月31日までである。
posted by 藤森信吉 at 22:08| Comment(0) | 人民共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年02月13日

DKR建国 100周年!

 こちらによると、ドネツク人民共和国はドネツク・クリヴォイログ共和国建国100周年を祝った。
 ザハルチェンコ元首は「100年前、我々の先祖は、平等・自由・正義にイエスを、西側にノーを宣言した。ドネツク・クリヴォイログ共和国は大変困難な時期に建国され、残念なことに敵勢力によって抑圧されてしまった。ちょうど100年後、我々子孫は、その国章を拾い上げ、平等・自由・正義にイエスを、そして西側にノーの声をあげている」と集会において述べた。人民共和国の指導者達はDKR建国者アルチョーム同志のモニュメントに花を手向けた。
 100周年を記念し、宇ランドテーブル、展覧会、切手の発行、コンサート等のイベントが開かれた。
 ドネツク・クリヴォイログ・ソヴィエト共和国は、1918年1月30日(2月12日)にハリコフで開催された第4回ドネツク・クリヴォイログ炭田労働代議員ソビエトにおいて建国が宣言され、リーダーはキーロフやスターリンの友人であるフョードル・セルゲーエフ(アルチョーム同志)であった。共和国の領土は一か月後にウクライナ・ソヴィエト共和国に含まれ、1919年2月17日に事実上、消滅した。ドネツク・クリヴォイログ・ソヴィエト共和国には、今日のウクライナの両人民共和国領、ドニプロペトロフスク、ザポロジア州、そしてハリコフ、スゥミ、ヘルソン、ニコラエフ州の一部、ロシアのロストフ州の一部が含まれていた。首都はハリコフで、後にルガンスクに移った。
posted by 藤森信吉 at 12:07| Comment(0) | 人民共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年02月12日

両人民共和国、統一関税空間の設立に向け前進

 こちらによると、ドネツク/ルガンスク人民共和国は統一関税空間創設のための委員会が発足した。
 ザハルチェンコ元首によると、統一関税空間創設のための両人民共和国法制度合同に関する委員会会議が立ち上げられた。法律の単一化は、関税割当や関税の撤廃をもたらすことになる。本プロセスは、ドンバス全体の経済成長に大きな刺激を与えることになる、とザハルチェンコ元首は強調した。
 1月31日に両人民共和国元首は、経済協力緊密化および統一関税空間創設に関する議定書に調印していた。
 
posted by 藤森信吉 at 11:27| Comment(0) | 人民共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年02月11日

【朗報】沿ドニエストルのディプロマ、モルドヴァ政府が認証予定

 こちらによると、沿ドニエストルの卒業証明(ディプロマ)がモルドヴァ政府により認証される予定である。
 1992年以降に沿ドニエストルおよびベンデル領の教育機関が発行したディプロマは認証(アポスティーユ)されることになる。
 これに関連し、モルドヴァ政府は沿ドニエストル地域で発行したディプロマ、特にチラスポリ・シェフチェンコ名称国立大学によるものを認証する改正決議を採択した。これにより、ドニエストル左岸の国民が在外で教育を継続したり、労働したりすることが可能となる。
 学位証は  EUスタンダード準拠、より正確には沿ドニエストルのシンボルが余白から省かれた中立的なものとなり、モルドヴァ共和国シンボル付のモルドヴァ教育・文化・科学省承認の形式となる。
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 ロシアしか学位を承認してくれなかった沿ドニエストルの学生にとっては朗報。他方で沿ドニエストルの国家性がモルドヴァに溶解しているとみることもできるそう。
posted by 藤森信吉 at 17:54| Comment(0) | その他旧ソ連共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年02月10日

ZAZ、瀕死

 こちらによると、ZAZの財務状況は極めて重篤である。
ザポリジア自動車工場は2017年上9か月で1億7000万フリブナの損益を記録、年では2億9600万フリブナに達するとみられている。生産能力15万台/年のところ、昨年の生産数は1674台にとどまった。
 ZAZの生産低下は9年続いており1350名が働いているが、出勤は毎日ではない。2018年1月現在、債務は30億フリブナと2400万ドルに達している。2008年度にはウクライナで62万3000台の新車が販売され、ZAZは25万8000台を売ったが、2017年度はそれぞれ8万、1700に過ぎない。ZAZの主たる問題は、ウクライナ人の購買力の低下、フリブナの減価、公的支援の欠如および投資環境の悪化である。さらに、ウクライナ市場はWTO規則を侵害したウズベク車や、税金を払わない「ユーロナンバー車」によって悪化している。
 ウクライナの法律の不備により、生産企業への投資が避けられている。ZAZ執行部は諸自動車生産企業と交渉を重ねてきた。工場を視察した代表団は関心を抱くが、ビジネスプランやウクライナ法の監査を検討した後、他国への投資を選択してしまう。
posted by 藤森信吉 at 15:58| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年02月09日

2018年は記念日目白押し

 こちらによると、ウクライナ最高会議は、2018年度記念日・周年決議を採択した。
 主な記念日は以下の通り。 
・キエフルーシのキリスト教化1030周年(988)
・ウクライナ人民共和国が三叉国章を採択100周年(1918年2月25日)
・クリミアをボリシュビキから解放100周年(1918年4月22日)
・ウクライナ国家建国宣言100周年(ヘトマン・スコルパツキー、1918年4月29日)
・ヤーロスラフ賢公生誕1040年(978-1054)
・ウクライナ大飢饉85周年(1932-33、記念日は2018年11月25日)

 同決議は、閣僚会議に式典準備委員会の組織、テレビラジオ委員会に関連した放送、告知、国立銀行に記念メダルの発行、ウクライナ郵便に記念切手の発行 をそれぞれ勧告している。
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2018年は北海道 命名から150年。
posted by 藤森信吉 at 15:10| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年02月08日

対サイバーテロで米ウ協力

 こちらによると、アメリカ下院はH.R. 1997: Ukraine Cybersecurity Cooperation Act of 2017 を可決した。
 これは、ロシアのハイブリッド侵略に対抗するため米ウ間のサイバーセキュリティー強化を目的としたものであり、政府コンピューターネットワークを悪質なサイバー侵入から守るためにウクライナを支援することを意図している。また、ロシアの情報コミュニケーション技術への依存を減らす支援も含まれている。
 同時に本法案は、アメリカが、米ウ戦略パートナーシップ憲章、ブタペストメモランダムおよびウクライナ・NATO間協力へのアメリカの支援へのコミットを再確認している。
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2018年02月07日

ガスプロムの欧州におけるシェア、記録更新

 こちらによると、2017年のヨーロッパ市場におけるガスプロムのシェアは34.7%だった。
 ガスプロムの投資家向け説明会におけるプレゼン資料内で明らかにされたものであり、2016年の33.1%から上昇している。2030年には35-38%に、2035年には38-41%になることが予想されている。これは、在外の分析によるものであり、液化天然ガスよりもロシアのパイプライン輸送ガスの方が好適であることを示している。
 2017年のガスプロムの「遠い外国」向け天然ガス輸送量は1944億m3で、前年同期比8.4%増である。
また、ヴァシリー・タヌルコフ氏によると、ヨーロッパの輸出ガス市場のガスプロムのシェアは41%に達するという。シェアはヨーロッパ産出ガスの減少によって上昇することがあり、重要なのは供給量である、としている。
posted by 藤森信吉 at 16:12| Comment(0) | エネルギー問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年02月06日

ガス料金 爆上げの可能性

 こちらによると、ガス代が62%値上げされる可能性がある。
 住民および熱供給公社向けガス料金は、2017年3月22日付決議に変更がなければ、4月1日から62%増、すなわち4900フリブナ/1000m3(VAT除)から8030フリブナへ値上げされる可能性がある。これは、ナフトガス・ウクライナ社財務計画の財務省分析内で言及されている。また、2018年10月からガス価格は現行から73%増の8500フリブナ/1000m3に上昇する可能性がある。政府は2017年3月22日付決議を履行する場合、2018年1月から17%増加される可能性があったが、政府は履行を4月に先延ばししていた。
 フロイスマン首相は、暖房シーズンが終わる4月まではガス代の値上げを行わない、値上げされた場合は、生活保護制度で相殺されるだろう、と述べていた。
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先誑之曰、與若芧、朝三而暮四、足乎。衆狙皆起而怒。俄而曰、與若芧、朝四而暮三、足乎。衆狙皆伏而喜。
posted by 藤森信吉 at 20:25| Comment(0) | エネルギー問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年02月05日

滅びゆく沿ドニエストル人

 こちらによると、2017年の沿ドニエストルの死亡数は出生数の1.5倍だった。
 2017年、沿ドニエストルは4500人の出生数、死亡数は6684人を記録した。
2184人の自然減であり、減数は昨年より4.9%増加している。死亡原因のトップは心臓疾患、次いでガン、脳疾患と続いている。
 人口の流出入については、3160人が沿ドニエストルから離れ、3819人が沿ドニエストルに移住した。これは沿ドニエストル国籍を持つモルドヴァの高齢者が安い公共料金に惹かれて移住しているためである。
 沿ドニエストル住民数は国家機密とされており、2015年10月のデータでは恒常的に住んでいる者は47万5700人で、2004年統計より7万9700人減(マイナス14.3%)となっている。1989年のソ連国勢調査では、沿ドニエストルの住民は67.9万人〜75万人と様々なデータがある。
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 沿ドニエストルは出稼ぎが多いから、実際の住民数は30万人を切っているのではないか、という説がある。とすると30年で人口半減。国より、人が居なくなる方が先ではないか。
posted by 藤森信吉 at 15:03| Comment(0) | その他旧ソ連共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年02月04日

2017年のGDP成長率は2.1%

 こちらによると、2017年のウクライナの実質GDP成長率は2.1%だった。
 国立銀行は「被占領地との通商停止による否定的な影響は、年始時点の予想より少なく、マイナス1.3ポイントでなくマイナス0.9ポイントであった」としている。これは内外市況の改善に際し国内冶金企業が新しい原料供給源先に迅速に転換したためである
 Q4のGDP成長率は前年同期比でプラス1.5%であり、Q3の2.1%から減速している。これは、農業収穫が低迷していることによる。同時に機械生産、化学、冶金といった加工業の生産量の増加が見られ、ドンバス非占領地域に関連した影響を完全に克服している。
 国立銀行は1月末にGDP成長率予測値を上方修正しており、2018年 は3.4%、2019年は3.5%となっている。
posted by 藤森信吉 at 15:15| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年02月03日

テルノピリ市議会、赤黒旗の掲揚を決議

 こちらによると、テルノピリ市議会は祝・休日の際に国旗とともに「民族革命」旗-赤黒旗を掲揚することを決議した。
 ポーランド上院が「バンデラ主義」プロパガンダを禁止する法を採択したことに対し、テルノピリ市長が発案し、2月2日、市議会が採択した。他方で、ポーランドはテルノピリのパートナーであり続ける、とも付け加えた。
 市長は「如何なる政治的決定も我々の歴史の英雄的な頁を書き換えることはできない。この決議を通じて我々は歴史の書き換えを許さないという決意を示した。市レベルで、ウクライナ独立のために戦った英雄に敬意を表したい」と述べた。
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 赤黒はファシストが好む配色、とトインビー「歴史の研究」に記述されていた記憶がある。フランコ党もナチス党もボリシェビキ(笑)も赤と黒だ。トインビーがUPAを知っていたかは定かではないが。
因みに投票率や政党別得票率で見ると、テノリピリはウクライナ西部で最も「濃い」地域。
posted by 藤森信吉 at 09:38| Comment(2) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年02月02日

ポーランド、反バンデラ法可決

こちらによると、ポーランド上院は、「国民記憶センター法」を修正なく採択した。
 同法は、ドイツ第三帝国もしくはその他による犯罪行為の責任者・共同責任者を処罰の対象としている。また、第三帝国と協力した「ウクライナ民族主義の犯罪」記録を法案から削除する提案を却下した。

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 権威主義体制時代(クチマ時代)の方が明らかにウクライナ・ポーランド関係は良好だった。デモクラティック・ピースは誤り。
posted by 藤森信吉 at 14:28| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年02月01日

「ルガンスクの平和」、加入者が10万人を突破

こちらによると、ルガンスク人民共和国の社会運動団体「ルガンスクの平和(Мир Луганщине)の加入者が10万人を突破した。
 2016年に2万5200人が加入、また2017年初以降、1万5200人が加わった。「ルガンスクの平和」の2大課題は、「ファシズムとの闘争」と「ロシア・世界への願望」であり、この目的故、加入者数が増えている、と執行部は説明している。
「ルガンスクの平和」は主たる共和国の社会運動団体で、2014年11月2日の共和国人民ソヴィエト選挙では、同団体の代表達は69.42%の票を得ていた。
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ルガンスク人民共和国の全住民の14人に1人が同団体への加入者、ということになる。比率的には某宗教団体と同じようなものだw 因みにМир Луганщине、wikipedia英語版では「政党」と書かれているが、人民共和国に「政党」は存在しません。
posted by 藤森信吉 at 00:03| Comment(0) | 人民共和国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月31日

汚職対策、停滞中

 駐ウクライナ・アメリカ商工会議所によると、駐ウクライナ・アメリカ商工会議所は、汚職認知調査を公表した。
 ウクライナでビジネスを営む国際的企業に対する調査(回答数184)
・汚職習慣はウクライナで蔓延している 96%
・ビジネス展開で汚職に直線したことはある 91%
・汚職レベルは直近で減少した 36%
・ウクライナでビジネスを成功させるには汚職とかかわるべき 24%
・最も腐敗した組織 司法71%、徴税・通関 54%、地方政府34%、中央政府30%(以下略)
・ウクライナの汚職対策法は国際基準に則している 36%
・汚職対策で最も効果的な組織  対汚職局 50%
・ウクライナでビジネス環境を改善するには対汚職が最優先 89%
・汚職撲滅の最大の障害 政治的意思の欠如 54%
・対汚職で最も効果的な方法は 厳罰51%、法執行の徹底49%、対汚職裁判所の設置43%
・今年度、汚職対策は進展する 42%
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 国政選挙が近付くと汚職対策は先送りされるので、2018/19はあまり期待できない、ということでしょうか。
posted by 藤森信吉 at 13:44| Comment(0) | ウクライナ論評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする